Web標準の日々/初日

今日と明日は、「Web標準の日々」というイベントが秋葉原のデジタルハリウッド大学で開催されている。

東京は大雨の中、若いWebクリエーターの人達が大勢、集まった。
昨年は一つの会場で、全員で同じセッションを受講するという形式だったが、今年はセッションの数が多く、会場は3つのビルに分かれているので、何を受講するかおおいに迷う。

事前に受付があったのだが、私はこのところの忙しさや、あれこれ迷い過ぎて、事前登録なし。いちいち、「立ち見」に並ぶという非効率的な事をしながら、セッションにのぞんだ。

私が受講したのは次の通りで、特にSEO対策は、日々進化しているからヒシっと付いていかねばならない。

・検索アルゴリズムのトレンドから考えるWeb制作のコツ:渡辺隆広
・SEO,SMOを制するWebライティング:住太陽
・デザインの大原則ロジカルにデザインするための最低限の原則:水島雅文
・Webのスピード感をデスクトップアプリケーションにAIRテクノロジー:太田禎一氏(アドビ社)

これまで講演を見た事のない方を優先して受講した。いずれも有意義なものばかり。後半は疲労困憊でありますが、明日も参ります。

これだけのイベントを企画するなんて、すごいぞ>CSS Nite、Tさん。

こんにちはiPhone

TMUGの例会に参加。

「iPhone」を見せてもらった。本モノっすよ。
まだ日本で発売されていないiPhoneっすよ。嬉しいー。
iPhone

触った感じは、想像よりもはるかに使いやすくて感動。人様のiPhoneに指紋をベタベタにくっつけながらいじる。
iPhone

文字選択時に、ウニュっと文字が大きくなる感じもよく出来ているし、ブラウザの拡大・縮小は非常にスムーズ。直感的に操作がわかるのは、ユーザインターフェースが良く出来ている証。先日、FOMAを買って、マニュアルを読まないと何がなんだかわからないのと比べると、その違いがはなはだ大きい。

このiPhoneは、輸入業をされている会員の方が、アメリカで正規にアクティベーションしたもの。アクティベーションするためには、アメリカのIDを持っていて、アメリカで取得したクレジットカードの番号がないと出来ないらしい。
iPhone

日本語は表示のみで日本語の入力は出来ないが、Ajaxなどを利用して、ローマ字から日本語に変換してくれるサイトがいくつか立ち上がっているらしい。特に「哀Mail」ってのはネーミングもよろしいようで。

なんてこったFOMAとMac

FOMAに機種変したので、USBケーブルを買ってMacとつないでネットにつなぐことにした。

オーマイガァ〜。出来ない。

Mac用のドライバソフトがない。Windows用のドライバソフトしか用意されていない。そんなーーー。このUSBケーブルを買う時に「Macとは接続出来ませんがよろしいですか?」という注意はされなかったゾ。悲しい。

そこで気になったのは、そういえば P904i は Bluetooth 搭載だった。ネットで検索すると、、、あーー、やっぱり。P904i の Bluetooth を使って Mac からネットに接続出来ている人がいる。

ずっと「P」を使っていたのに、デザイン的にしっくりこなくて浮気してしまった私が悪うございました。ウルウル。DoCoMoさん、もしくはNECさん、どうぞMac用のドライバソフトを作ってください。

悔しいのう。
Macの Paralles というソフトの WindowsXP で試してみる。
問題なく通信出来る。しかし、MacOSに戻ると通信出来ない。

悔しいのう。きっと困っているMacユーザがいるに違いない。探す。

あった!「FOMAUSBDriver for Mac OS X プロジェクト」
こちらの手順通りにやってみた。つながった!!!

手順をこちらに(チャレンジされる方は自己責任でお願いします)。

1. ドライバソフト「FOMAUSBDriver-v1.25」をインストール
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次のファイルがインストールされる。
/System/Library/Extensions/FOMAUSBDriver.kext
/Library/Modem Scripts/FOMA USB Modem (Unofficial)

2. FOMAをUSBでつないでおいて「FOMAIDChecker」を起動する
1402.jpg

3. 【Check】をクリックすると、機種固有のIDを取得できる
1403.jpg

N904iは、次の通り

1 FOMA device detected.
0 th: name = FOMA N904i, idVendor = 1033, idProduct = 512

4. ターミナルで(書き込み可能なアクセス権で)次のファイルを開き、
 /System/Library/Extensions/FOMAUSBDriver.kext←これの
 Contents/Info.plist/

次の記述(N904iの設定)を追加する。

<key>N904iDriver</key>
<dict>
<key>CFBundleIdentifier</key><string>com.mac.tkoki.driver.FOMAUSBDriver</string>
<key>IOClass</key> <string>FOMAUSBDriver</string>
<key>IOKitDebug0</integer>
<key>IOProviderClass</key>
<string>IOUSBDevice</string>
<key>idProduct</key>
<integer>512</integer>
<key>idVendor</key>
<integer>1033</integer>
</dict>

ディスカッションフォーラムを参考にした。

5. 「FOMAUSBDriver Manager」を開いて【ドライバをロードする】をクリックする
1404.jpg

1405.jpg

6. うまくいくと「APNの設定」タブで【読み込み】ボタンをクリック出来る(のでクリックする)
読み込み出来ない時は、USBの抜き差し、Macの再起動などを。

7. システムの「ネットワーク」でFOMA N904iを選択する(6でロード出来れば選択可能になる)

8. 「接続」する

このように箇条書きすると、さも簡単に出来たように思われるかもしれないが、実に数時間を要した。ディスカッションフォーラムに「N904iで接続出来た方」がいらしたので、「出来るはず」と思うも、なかなか接続出来ない。USBケーブルを抜き差ししたり、Macを再起動したり、(深呼吸をして瞑想したり)そうこうするうちにつながった。

これは使える!

しかーし、「FOMAUSBDriver Manager」でパケット通信料を(計算してくれるので)見ると、あああ、パケット料って高いのねー。ディスカッションフォーラムを読むと、この数値の計算式が書いてあるが、NTTで確認すると、さらにそれより多い数値になっているらしく、NTTでの計算の根拠が「謎」とされている。

DoCoMoにはパケホーダイというサービスがあるが、よく読むとパソコンと接続して通信する時は別料金らしい。

苦労して接続したが、この料金では、ハテハテ・フムー、ハテ・フムー。悩ましい。

漢字検定3級から

ご同輩の皆様、最近、物忘れひどくないスか?
「それ、あれ」ってな事が増えてガックシーな今日この頃。漢字は特にひどい状態であります。

考えてみれば30年近く前から字を書くことが激減し、パソコン頼りの暮らしをしていては、そういう脳が退化するのも仕方あるまい。

そんなある日、「あー、私って四字熟語知らなすぎよね」と思い、書店でそういう棚に近づいた。すると「漢字検定」の本がある。その検定があることを知ってはいたが、気にとめたことはなかった。しかし、その日はなんとなく問題集を手にとり、パラリとめくってしまった。

オーマイガァ〜。わからない。

社会人の方は3級あたりからチャレンジしてはどうか、といった記述がある。3級の問題集を開く。「読み」はいけるものの「四字熟語」ダメー、「部首」ダメー、「送りがな」微妙。これ3級も危ないよ。

受けてみることにした。安全策として4級も併願。先月、コソっと受け、その結果が届いたら合格してた。
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結果が届いてから気付いたが、200点満点で3級、4級は70%以上正解であれば合格らしい。

4級の方が3級よりも出来たように思ったが、結果は両方とも180点。どの問題が正解か不正解かまでわかる「結果通知」がある。

4級の問題集は勉強する時間がなくて、まったくの手つかず(新品のまま残っている)、例によっての一夜漬けだが、漢字学習って思うより楽しかった。別に落ちてもどうってこともなく、自分のための勉強であり、それが習得できたかどうかの試験。本来、試験ってそういうものよね、とこの年齢になって悟ってみたり。

「人生」がかかった試験は重いが、こういうのは気軽でよい。そういえば試験を受けること事態、何年ぶりだろう?

そうそう、試験会場には小学生が多くて驚いた。特に4級は小学生ばかりが目についた。私の甥っ子らと同い年と思しき少年少女の間に座り、おばちゃんも負けないゾと、老眼鏡かけながら孤軍奮闘。さ、上の級を受けてみようかしらん。

3年ぶり携帯・新機種を使って

3年の間に、携帯電話の機能がこーんなに増えていて、いったいどれほど使うだろうか?

感想をちょいと。

■ワンセグ:TVを外で見る時間はないと思われ(ワンセグ機能なしを購入)

■テレビ電話:かける相手なし
  誰が使うんだろ?
  あ、そっか。ラブラブな人達はちょっとでも顔を見ていたいのかな?
  それとも孫の顔でも見るのか…?
  いずれにしても不要

■音楽:携帯では聴かない
  音楽はiPodで聴くから不要

■プッシュトーク(複数人と会話可能)
  使わない
  ん・若い頃には欲しかった機能かも。

■カメラ:使わない
  デジカメの方がきれいに撮れるからいらない。

■おサイフケータイ:(実は前は使ってた)
  他のカード型が増えたので、それほど必要でもない。

■ゲーム
  基本的にゲームやらない。

■GPS:使ってみます!
  なにげに、ひどい方向音痴。
  「私は今どこにいるのでしょう?」というケース多し。
  使わせて頂きます。

他にも知らない機能満載で、あーあ、若い方にはゲーム感覚で楽しいんだろうね。私の年齢が上がってしまったせいで、あまり楽しむ余裕なく…。通話とメールとブラウザがあれば、それで十分ということに落ち着く。

ただし、年寄りくさくない「スタイリッシュ」で「高速」で、「文字サイズを大きく出来る」ものがあれば十分なおばさんであります。

サ、待ち受け画面を小太郎にして、音を切るマナーモードに設定して、「直デン(短縮番号)」に会社と家族を入れて、これで十分。

ケイタイWatchのN904i記事を眺めるとしますか。

Webメール(サイボウズ)

新しい携帯電話は、前よりも画面が広くて、やる気になってきた。このブログも見ることが出来るのねー。3年の間に進化していて、FOMAのおかげか表示は速い。

会社用のメールは「サイボウズ」というグループウエアのメール機能を使うことにした。これまで抵抗して、MacOS付属の「Mail」を使い続けていたが、「文字化けがある」と社員から苦情が多く、泣く泣くサイボウズに変更を。

そういった事情があるので、これまでも「送信」の時はサイボウズ・メールを使っていた。それ(読みと送信でメールが違うというのも)不便。今回、本格的に移行してみると、いろいろ懸念していたことが、まぁ、それほど苦痛にもならず、案外と使えている。

しかし昨日、「下書き」した長文を、、、誤って消してしまった。【メモとして保存する…】をクリックした後で、もう一度【保存】することに気づかず。人間は失敗をしないと覚えないもんだなー。そこに【保存】ボタンがあるのに、目は節穴。

FOMA N904i

とうとう、携帯電話のバッテリーが全然持たなくなり、そろそろいいだろうと思って、FOMAに変更。先月から、何度も量販店に行ってはあれこれ悩んでいた。

今日は早く会社を出て、いざ、量販店へーーー。
また、迷う。
ワンセグタイプが出ているが、ゴツいし、デザイン的にNGだわん。
auの方がデザイン的にOKだが、来年iPhoneが出たらキャリア変更するかもしんないので、つなぎかもしれず。長年使ってるDocomoで探す。

ずっと「P」を使っていたので、Pを手に取って眺めるも、どうもしっくりこない。
それで、初めての「N」にした。
FOMA N904i 白。
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Pよりも、わずかに画面サイズが大きく、2gだけ軽い。

おさいふケータイの残金を移そうと思ったが、カウンターで四苦八苦したあげくに、絶対に間違えるはずもないパスワードで手こずり、「もー、、、いーですぅー(汗)」

あーあ、私って、ホントに携帯が苦手なのであります。

いろいろ説明を受け、半分もわかってないのに、「ハイ」と素直に従い、30分待ってお持ち帰り。

今、説明書を見ているが、・・・わからない。
とにかく、通話だけは出来るから、ヨシとしましょ。

そういえば、前の機種はいつ買ったんだろうと、自分のホームページを検索すると、ぬぁんと、2004年7月10日。まったく同じ日に買うという偶然。

七夕の頃は携帯が欲しくなるのかなー。

読書:日本人の足を速くする

「日本人の足を速くする」為末大・著。
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私は足が遅い。
誰かれかまわずに「足が速くなるには?」と聞いていた時期がある。

元陸上部の社員は、
「短距離と長距離では走り方が違うし、俺、走り幅跳びッスから」と。

元陸上部の知人(短距離選手)は、
「短距離の走りでは、マラソンは無理」と。

なんだか、これといった答えが得られない。
速く走りたーい。
弟からこの本を紹介された。

為末大さんは、世界陸上「400mハードル」で二度も銅メダルに輝いた方。「侍ハードラー」の異名を持つ。

元々は短距離走の選手で、カール・ルイスにあこがれ、世界で一番速い男になりたかったそうだ。ジュニア時代の記録は、世界的に見ても輝かしい。これなら世界一をねらえる・かも〜。

しかし、身長が伸び悩んだ。170cm。そしてとうとう高校3年生の県大会、200mで2年生に負ける。生まれて初めて負けた。挫折を通りこした喪失感。

そこからがすごいんですね。
自分の勘で、400mハードルに移行し、自分に合った走り、自分に合った練習方法を模索して確立する。

その間、何度も挫折を味わう。
例えばアメリカに渡り、アメリカ式のウエイトトレーニングを取り入れた結果、余分な筋肉が付きすぎて、記録が後退してしまう。そのことで、アメリカ式が必ずしも日本人の体系に合うわけではないという教訓を得るんですねー。

私の足の遅さを克服するのは、私なりの練習方法や走りを自分で研究するしかないかもしれない。だいいち、嘆くほど練習をしていないし>アタクシ。

コンマ何秒のために、全身全霊で挑む陸上競技。
いやー、奥が深いっすねー。
為末さん、応援しております。
オフィシャルサイトはこちら。

新緑の気仙沼

「東北福祉情報専門学校」(気仙沼市三日町)にて(非常勤講師として)授業。
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こちらの学校は少人数制で、先生方のきめ細かな指導がすばらしい。それぞれの個性を引き出す授業をよく考えられている。やはり、先生の資質が大事だワン。私は生徒さんの知りたい事に応えられているだろうか?
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その後は、先生方と「扇屋さん(気仙沼市八日町)」にておいしい昼食を頂く。扇屋さんに入るのは初めて。昼食を頂きながらも、やっぱり授業の事などを話す。時間がいくらあっても足りない感じ。
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先生方と別れた後は「文信堂書店(気仙沼市南町)」に立ち寄り、帰りの新幹線で読む本を購入。
「ヴァンガード(ジャズ喫茶)」でコーヒーを頂いてから家に帰る。

気仙沼は、日中は暖かく、それでいてさわやかな風が吹き、山の緑が美しく、今は一番いい季節。

「あーーー、もっとゆっくりしたいなー」という気持ちを乗せて、「気仙沼線」で仙台へ。そして「はやて」に乗って東京へ。

東京の雑踏に足を踏み出すと、人とぶつかっても声も掛けない都会の暮らしがある。急に現実に引き戻された感じ。

夜の浮見堂(@気仙沼)

あたふたと新幹線に乗って、今、気仙沼にいる。
夕方到着して夕食をいただいた後は、母とブラブラ五十鈴神社の浮見堂(うきみどう)を散歩。
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クルーザーが停泊している。
あら、名前が「APPLE II」って、こちらの所有者はMacユーザかしらん?
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まだ20時を過ぎたとこだが、ご近所はシンと静まり返り、真夜中のよう。東京の20時とは全然違う時間が流れています。ツーか、まだ眠くないんですけど、、、>母上。