漢字検定3級から

ご同輩の皆様、最近、物忘れひどくないスか?
「それ、あれ」ってな事が増えてガックシーな今日この頃。漢字は特にひどい状態であります。

考えてみれば30年近く前から字を書くことが激減し、パソコン頼りの暮らしをしていては、そういう脳が退化するのも仕方あるまい。

そんなある日、「あー、私って四字熟語知らなすぎよね」と思い、書店でそういう棚に近づいた。すると「漢字検定」の本がある。その検定があることを知ってはいたが、気にとめたことはなかった。しかし、その日はなんとなく問題集を手にとり、パラリとめくってしまった。

オーマイガァ〜。わからない。

社会人の方は3級あたりからチャレンジしてはどうか、といった記述がある。3級の問題集を開く。「読み」はいけるものの「四字熟語」ダメー、「部首」ダメー、「送りがな」微妙。これ3級も危ないよ。

受けてみることにした。安全策として4級も併願。先月、コソっと受け、その結果が届いたら合格してた。
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結果が届いてから気付いたが、200点満点で3級、4級は70%以上正解であれば合格らしい。

4級の方が3級よりも出来たように思ったが、結果は両方とも180点。どの問題が正解か不正解かまでわかる「結果通知」がある。

4級の問題集は勉強する時間がなくて、まったくの手つかず(新品のまま残っている)、例によっての一夜漬けだが、漢字学習って思うより楽しかった。別に落ちてもどうってこともなく、自分のための勉強であり、それが習得できたかどうかの試験。本来、試験ってそういうものよね、とこの年齢になって悟ってみたり。

「人生」がかかった試験は重いが、こういうのは気軽でよい。そういえば試験を受けること事態、何年ぶりだろう?

そうそう、試験会場には小学生が多くて驚いた。特に4級は小学生ばかりが目についた。私の甥っ子らと同い年と思しき少年少女の間に座り、おばちゃんも負けないゾと、老眼鏡かけながら孤軍奮闘。さ、上の級を受けてみようかしらん。