読書:伴走者

「伴走者」浅生鴨・著。

夏・マラソン編
冬・スキー編

先に「マラソン編」のテレビドラマを見た。

それから本を読んだ。筋はわかっているのに、二度、感動した。

この本というか、テレビドラマを紹介してくださったのは、マラソン完走クラブの代表の中田さん。テレビドラマには出演もされている。ボランティアで「走る人」も募集していると教えて頂いた。私は速度が足りずに応募しなかったが、きっと何人かは出ているだろうと思う。

目が見えないのに走る、そして、スキーを滑るというのは大変なことだ。そして、伴走者もまた大変な仕事だ。作者は「走る人」でもないし「滑る人」でもないようだ。取材してそれをまとめて、さらに話を作っていく。凄いなぁ。

最後の「謝辞」を読むと、この本の表紙の手は、中田さんと、走る人・和田さんだそうです。感慨深い作品になりました。