読書:カゼヲキル(3)疾走

「カゼヲキル(3)疾走」増田明美・著。
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第3巻では、増田明美本人と思われる「牧田さん」が登場して、主人公にインタビューをする。その記載の箇所は(自分を褒めているところなど)微笑ましい。

第1巻で中学生だった主人公が社会人となってオリンピックを目指す。
そこまでに実に10年の歳月をかける。

実際には、もっともっと長い年月をかけるでしょう。
その間に、嫌になってしまうことも多々ありましょう。

それをどのように乗り越えて、練習に打ち込み、怪我から立ち直り、前向きに生きていけるか。
どんな世界でも、このように打ち込む姿に我々は感動を覚えます。

第1巻に比べると、時間の刻み方が早い気がしました。
実業団に入ってからの、もっと様々な話を、もっとゆっくりと小説にして欲しいと思いました。オリンピック選手が小説を書くということ事態が珍しいこと。増田さんには、この世界もまた鮮やかに切り開いて欲しいと思いました。

マラソンの反省など

私のマラソン大会のベスト3記録は、4時間22分から23分程度。
その内容をふりかってみることに。

  2008年3月
荒川
2008年11月
つくば
2009年1月
勝田
5km 29:37 28:27 30:35
10km 29:32 28:29 30:13
15km 29:43 29:11 29:53
20km 29:44 29:49 30:30
25km 30:10 30:10 31:07
30km 32:25 32:22 30:33
35km 33:32 36:51 31:13
40km 34:43 34:28 34:58
ラスト 13:18 13:09 12:57
合計 4:22:42 4:23:02 4:22:06

先日の勝田マラソンは、記録は昨年とほぼ同じだが、内容的にはアップしたのではないかと自画自賛してみたり、1年も頑張ったのに、こんなもんかーとガッカリしたり。

マラソン関係の小説を読むと、中学生の主人公が高校生になり、社会人になってオリンピックのマラソンを目指すのに10年かかったりする。それを考えると、(最初は週に一度30分程度だった私が)週に数回のランが習慣になってから1年強。私をその小説の主人公に例えるとまだ中学1年生程度かもしれない。

マラソンは、楽しく長く(そして怪我をしないで)続けられることが市民ランナーとしての幸せだろうと思うから、まぁ、慌てないでいくとしますか。