母方の祖母の命日だ。
波瀾万丈な祖母でした。幼い頃はお金持ちの家に生まれたお嬢さんだった。それが、「保証人になった」とかの不運で倒産に。母親が亡くなり、祖母と妹は父親と生き延びる。そして、父親に後妻さん。そこに男の子が生まれる。それなのに、男の子は戦争に行き、ガダルカナル島で戦死。祖母が生まれた家は跡取りが亡くなり、終わってしまう。母と私達は毎年、お墓参りに行っている。
祖母が結婚した私の祖父は戦争に行くも元気で帰って来た。母には弟が二人出来た。しかしながら祖父は癌を患い、若くして亡くなってしまった。
息子も、末っ子が癌で亡くなり、そして長男も癌で亡くなった。長男が元気なうちに「死にたい」と話し、それが現実になった。祖母の葬儀は長男が喪主として立派に行われた。多くの悲しみを背負った人生でしたね。
おばあちゃん、そちらはどうですか?