サロマ・ウルトラマラソン100kmを完走出来たが、まぐれというか、幸運が重なったというか。フルのベストがたかだか4時間22分の中年女性がどうやって完走したのかを、思いつくままに記しておこうと思います。
■この練習が良かった(かも)
・11月から4月まで、月間走行距離は200kmだった
(2月だけは179kmにとどまったが、それまでは150km程度だったから、だいぶ増えた)
・5月は、初めての月間走行距離300kmを達成した
・普段の練習は5kmから12km程度のジョグ
(キロ6分半から7分)
・練習が始まる時は、必ずアップをして、最後はダウンジョグして終える
(故障が少ない理由だと思う)
・練習会などで、1ヶ月に2回程度のスピード練習に参加
(これで、少しずつ速度がアップしていると思われる)
・ドカ走り&歩きを2度行った(67kmと50km)
・5月にマラソン完走クラブの合宿に参加して坂インターバルや駅伝をした
・6月にEnjoy Runningの合宿に参加して、最後の調整が出来た
・6月から朝ジョグに切り替えた(夜は早く寝る)
■逆に達成出来なかったこと(課題)
・皇居50km走を5時間半では走りきれてない
・フルマラソンが4時間13分以内を達成出来ない
・坂の練習が足りない
■ラン以外に気をつけたこと
<栄養>
・カフェインは少なく
・コンビニ弁当は食べない
・ペプチドEXとの出会い
(今は毎日飲んでいる。調子が良い)
<睡眠>
・6月から朝ジョグに変えたことで、早寝早起き
・寝不足にならぬよう、仕事を早く終えるとか、そういう努力
<故障対策>
・無駄な走りを止める努力(まだ無駄が多い)
<関門対策>
・Excelでシートを作って、何度も時間配分を検討した
(スタミナよりも関門が恐かった)
■幸運が重なった
<天気>
・雨が降りそうで降らない曇りだった
気温は低く、霧が立ちこめ、涼しくて走りやすい
・ワッカに入ってからは(いつもは風が吹いて寒いらしいが)
青空が広がり、風はなく、走りやすかった
<トイレ>
・3度入ったが、2度は待たずに入れた
1度は待ったが、数分だけだった(5分も待たなかったと思う)
<時計>
・操作がわからずラップを刻めなかったが、
逆に5kmごとの記録に一喜一憂することなく、
もっと大きな気持ちで全体を考えることが出来た
■改善すべきこと
<靴>
・60kmをすぎてから、足が痛かった
痛むのは、足のひらの両サイド部分
60kmを過ぎると、おそろしく足がパンパンになり、もう1サイズ上に履き替えた方がいいかも
<栄養>
・まだ偏りが多いのでバランスを整える必要がある
■心に残るお言葉をいただき、走りながら思い出していた
・マラソン完走クラブN田選手
「足が動かなくなっても腕は動きますよね」
→最後まで、本当の最後まで諦めない気持ち
「自分が苦しい時は、みんな苦しいのです」
→つい、私だけ、苦しいのではないかと思ってしまうことは多い
パワフルな男性も、へなちょこな私も、等しく苦しいのだ
・マラソン完走クラブT坂選手
「苦しい時こそ笑顔になりましょう」
→何度も、「笑顔、笑顔」と心でつぶやいていた
・Enjoy RunningのYさん
「2度失敗すると、3度目のチャレンジは嫌になってしまう。
なんとしても2度目で達成!」
→甘えが出てきた時に、もう来年はない、と思って走った
・内藤新宿300RCの仙人
「遅くてもいいから、歩かないで走る
一度止まると、次の一歩は辛い。走り続ける」
→80kmまでは走り続けることが出来た
その後は、来年への課題
・内藤新宿300RCのT田さん
「なんとしても80kmの関門までは頑張ろう
そうすれば、ゴール出来る」
→その言葉を支えに、70km過ぎの苦しいところを乗り越えた
・自分で自分に「リベンジ!」
→昨年の、リタイアした時の喪失感を思い出し、
二度と、あの気持ちを味わいたくないと思った
■たくさんの応援をいただいたこと
・SNS、ブログ、メール、飲み会で、多くの皆様から応援を頂きました。
ありがとうございました。
その言葉、笑顔を支えに走ることが出来ました。
一人で走ってるのではないのだという思いがします。
好きな言葉は第23回のサロマのキャッチコピー
「自分の為に走り出し、誰かの為にゴールする。」
その通りだと思います。