「ランニングの世界(6)」山西哲郎・編。
特集は「ランナーは、大会が大好きだ」
それって私のこと?(笑)
書店でおもわず手にとって購入。
広告もほとんどなく、ほとんどのページが文字ばかりの、いわゆる「読み物」。硬派な印象。
「お国が変わればレースも変わる」(千葉一雄)という章では、東京都内の「南蛮ランニングクラブ」という14カ国、約50人の会員からアンケートをとり、それを披露している。年齢、性別、育った環境、教育、職業が異なる人達に、アンケートのお題は、
・日本で行われるランニング大会と母国で開かれる大会での一番の違いは何か?
・日本のランニング大会の運営についてどう思うか?
その回答に多い答えに「日本では締め切りが早すぎる」ということがある。諸外国の多くが、当日のエントリー可能としているのに対して、日本ではかなり早い時期に締め切ってしまう。これは運営方針の違いによるところだが興味深い。
たぶん、、、日本では、大会当日に参加者名簿を配ってくださる。立派な紙を使って。そのためには早く締め切って、印刷工場に入校しないといけないだろう。その立派な参加者リストって果たして必要だろうか?
日本の良いところも列挙される。
日本の大会のレベルが(参加者も含めて)高いという声は多数ある。
空前のマラソンブーム。
マラソン大会はどこも大入りで、予定よりも早く締め切らざるを得ない今日この頃、私もこの秋から、多くの大会に出ると思うが、無駄を省き、むしろ力を注ぐべきところには注力して、楽しい大会になったら嬉しいです。