読書:フリーズする脳

「フリーズする脳」築山節・著。
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サブタイトルは「思考が止まる、言葉に詰まる」

会社の人に勧められて(借りて)読んだ。
ドキッとする事例が多い。

帯の後にある「思い当たる人は要注意!」には、
・話の中に「あれ」「それ」などの指示語が多い
・みんなが笑っているときにタイミングよく笑えない
・アイディアが浮かばない。思考が長く続かない

など8つのチェック項目がある。
てっきり加齢によることかと思っていたら、そうではなくて、若い人にもあり得ることらしい。

「はじめに」には「ボケの予備軍としてのフリーズする脳」とある。

一つは「脳はボケるようにできている」ということ。(中略)私がもう一つ断言できると思うのは「脳は環境によってつくられている」ということです。

環境が常にバランスのいい状況にするためには、たとえば、一日中パソコンに向かってる仕事(ドキッ)。コミュニケーションは基本的にメールで行う(グサッ)、思い出す代わりのようにインターネットで検索する(キャァー)、そういう状態で過ごしていると、ボケていく。。。

最初は忙しいからやらないつもりでいても、いつの間にか苦手になり、苦手になるとますますやらなくなり、やらなくなるとできなくなるという、その悪循環の先にあるのが、じつはボケ症状です。

改善するために、いろいろな環境に身を置くとか、早起きをして散歩するなどのことが書いてあります。

最近「あれ」「それ」が多くなってしまった同世代の皆様、これ、かなりためになります。