気仙沼にある「MAST 帆布 KESEN-NUMA」をご存知でしょうか?
私は2010年4月(震災の前年)に、南町にあったお店でオリジナルのバックを作っていただきました。それがこちらです。
「角星」さん(造り酒屋)で本当に使っていた前掛けを再利用したもので、「前掛けが入荷しないと出来ないんですよ」とおっしゃっていました。
表には「角星」さんのお酒の名前「喜祥」の「喜」の文字。
裏には「角星」さんの電話番号。
角星さんは、気仙沼の1番の電話番号なんですよ。すごいですよね。
店内にあるバックもステキでしたが、「もうちょっと、こういうのがありますか?」と聞いているうちに、「1ヶ月ほどお待ちいただければ作ります」ということでしたので、「お願いします!」と言うと「ちょうど、いいのが入りまして」とおっしゃって作って頂きました。
見てください、これこれ。
マチを作ってもらって、そこにボタンまで付けて頂いているというこだわりでございます。
マチの部分を赤にして欲しいとお願いもしました。
写真にはないけれど、「底」部分もシッカリしているんですよ。
おそらく私が持っているのは世界に一つだけのバックだと思っております。そういうことですので、大切に、大切に、使っています。
そのお店が、あの大震災で被災しました。
直後にNHKだったかテレビで、その辺一帯の1階部分が波の中に沈んだ映像を見ていたので、すぐに「MASTさん、どうしただろうか?」と気になっていました。
その後、仕事を再開したらしいことは聞いていましたが、なかなか私の方にも余裕がなくて、それが先日、帰った時に「東北マルシェ」に出店されていました。
ドレドレ!
母と一緒にお買い物。
母も私も、この「赤」が好きなんですね。
「MAST」さんのカバンは表だけではなく、裏側も見てください。
表とは別の顔を持っているんです。
作りもシッカリしています。
その翌日は気仙沼小学校の校庭で「東北マルシェ」に出てました。
「昨日はどうも」なんて話をしていましたら、目に止まったのがこちら。
これは「MacBook Air」を入れるのにちょうど良い!
さらにその翌日に、南町の紫市場の中にある「みなみまち青空市(BLUE SKY MARKET)」でも販売していることもわかりました。
そして、つい本日(7/30)ネットショップがオープンしました!
ぜひ、お立寄くださいませ。