第2回KSBフォーラム「三陸の再生に必要なものは何か」を開催いたしました。
場所は、永田町の「星陵会館」の4AB会議室。
時間は、19時〜21時。
会費は、1,000円(学生500円)
本日の講師にお招きしましたのは、昨年の震災後から「JNN三陸臨時支局」にて支局長を務められ、1年間、気仙沼に暮らした龍崎孝さん。
テーマは、「三陸の再生に必要なものは何か」
私は話に聞き入ってしまい、前列に座らせて頂いたというのに写真を撮るのも忘れてしまうほどでした。
内容は、なぜ、被災地に行こうと思ったのか、その理由の根源は極めて個人的な経験によるそうです。
「行かなければ後悔する」と思い、そして1年間を気仙沼で過ごすことになった龍崎さん。
「ヨソモノ」ではあるけれど、あの震災直後の大変な時期に、電気も通ってないような時期に被災者の皆さんとともにそこで暮らしたという経験は大変な説得力です。
「JNN三陸臨時支局」は、気仙沼プラザホテルさんを本拠地にしているけれど、必ずしも気仙沼の話題だけではありません。被災地全域に取材の場を広げていて、そのご苦労は大変なものであったろうと思います。
龍崎さんが話していて「気仙沼」のゲニウス・ロキ(地霊)のお話はおもしろかったと思います。土地の人がなんとなく感じていた事を外からいらした龍崎さんもお感じになったのですね。
気仙沼は「東北ではないような土地」「宮城県でもなく、岩手県でもない」「気仙沼の人は、気仙沼人と言う」そうなんです!
「気仙沼の人は世話好きで、話好きで、好奇心旺盛」とも言ってました。その通りだと思います。
龍崎さんと私は同い年でした。
51歳で気仙沼に暮らし、例えばあと25年あるとして、もう一度、行ってみたい(暮らしてみたい)という思いも、うっすらとあるようです。その時は、私もかの地に住んでいるかもしれませんねぇ。