初めての登山:仙丈ヶ岳

昨晩は南アルプスのふもと「仙流荘」に泊まり、本日は「仙丈ヶ岳(標高3,033m)」に登ります。登山は初めて。山登りは全く興味がなかったので、生涯、登ることもなかろうと思っていました。

「内藤新宿300RC」の会長さんは、北大・山岳部出身ですから、
「オヤマさん、ハイキンングですよー、アーハッハー」という言葉を信じて参加してしまった私がバカです(苦笑)

3,033mって、どれほどー?
・高尾山は599m
・富士山は3,776m
参考になりますか?

5時:起床
5時20分:朝食
6時:宿を出発し、宿に隣接しているバス停へ
6時10分:バス出発

バスで約1時間かけて「北沢峠」まで行きます。
北沢峠は標高2,032m。
そこから頂上を目指して歩きます。
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登山は初めてなので、山のルール(マナー)を教わります。
上り下りの人がすれちがう時は、「上りの人優先」だそうです。下りの人がちょっとよけて待っていてあげます。

一人で登山している方も結構いますが、登山ツアーも多い。
10人、20人と連なって歩く年配者を多くみかけます。 皆さん、お若い!
そして引率の方が丁寧に説明されていて、実にマナーが良いです。

富士山はゴミが多いと聞いたことがありますが、こちらはゴミをきちんと持ち帰っているので美しい。

登山に対する事前知識が何もなかったので、足元にはこのように石がゴロゴロしているのは意外でした。歩きにくい。山に慣れた方は、ここをヒョイヒョイと登っていきます。私はヨタヨタしています。
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約3時間半かけて登り、頂上では宿で作ってもらった弁当を食べます。
おにぎりを3つも頂きました。頂上から見る景色がすばらしい!
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途中でふくらはぎがパンパンになったり、何度も皆さんに待って頂いて、どうにか辿り着きました。嬉しい!
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富士山が美しく見えます。
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私の母は無謀にも62歳で「初登山が富士山」ということをやってのけて、家族を驚かせました。初めて3000m級の山に登ってみて、母の精神力の強さを改めて感じました。というか、母はあまりにも無謀(笑)

帰りのバスが13時に出るので、グズグズしないで下山です。
約2時間かかってバス停へ。ちょうど13時。

昨晩泊まった「仙流荘」の温泉に入って、駒ヶ根マラソンに参加した皆さんと合流して東京に戻りました。

皆さんのおかげで初登山も出来ました。ありがとうございます。

内藤新宿300RC:第10回・新宿ー高遠駅伝

内藤新宿300RC(内藤新宿が出来て300周年の年に開催された大会をきっかけに結成されたランナーの会)の恒例「新宿ー高遠駅伝」が開催された。

新宿駅南口を出発し、タスキをつないで長野県伊那市高遠町役場前までラン。

元々は新宿区の主導で開催されたイベント。
その後、民間の手で開催した第1回から今年の第10回まで続いています。当時50歳だった方は今年60歳。10年続けるというのは本当にすばらしいことです。
昨年の様子は、こちらをご覧ください。

時間の関係で、新宿出発のA班と、勝沼出発のB班の2班に分かれます。
 A班:新宿駅南口から勝沼まで(その後は車で高遠まで)
 B班:車で勝沼まで行き、勝沼から高遠町役場まで

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B班がスタート地点(勝沼)に結んでいった「旗」までA班がたどり着き、その旗を受け取ることで、たしかに完走した事を証明します。

そして高遠周辺の宿に泊まり、翌日は近くの山に登山という計画。

新宿駅南口近くのスタート地点に6時15分に集合。
記念撮影の後、3台の車に分乗し、6時半スタートです。

私は昨年に引き続きA班。
昨年は1区(9.5km)を2人で担当。
今年は2区(10.4km)を3人で担当の予定。

・・・が、、、、
A班は車2台で向っているのだが、ぬぁんと、途中から参加するTさんまでは運転手が2人しかいないことが判明。2区担当予定の会長が走ると運転者がいない。

「オヤマさん、免許ないの?」
「あるんですけど・・・、車の運転? 無理、ムリです。絶対ムリ」
「じゃ、3区を一人で走ってくれる?」
「エー!(2区を女性3人で走るはずなのにー)」
「走るか運転か、どっちがいい?」
「走ります」と私。

甲州街道「若松町1丁目」でタスキを受け取り、日野駅手前までの11.6kmを担当することになりました。必死です。一人ですから遅れてはいけないプレッシャー。
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途中からIさんが一緒に走ってくださり、無事にタスキをつないだ時は安堵。
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1kmを5.5分程度で走ったようです。
信号待ちが結構あったので、実際には、1kmを5.5分以内で走ったのではないでしょうか? 私としては精一杯です。

それから8区も走ります。
こちらは当初の予定通りですが、最初の走りの疲労が残っていて身体が重いです。一度休むと、身体はめちゃくちゃ重くなるのですね。

8区は3人で走りました。
Iさんご夫妻に引っ張られてなんとかタスキをつなぎました。
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今年はエースのH君が怪我のために出場出来ないので、予定より遅れ気味のA班。

「笹子峠」にたどり着くと、旧街道のトンネルが土砂崩れになったそうで工事をしていました。通行禁止。急遽、新街道を通ることに。笹子トンネルは走ることが出来ないため、ランナーも車に乗って通過せざるを得ない状況となりました。10周年はなにかとハプニング続きです。おかげで、遅れていたタイムを一気に縮めることになったのですが(^^;

ラスト4kmも一緒に走らせて頂きましてゴール。
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無事に走り終えて安堵。
精一杯の力で走ったので心地よい疲労です。
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B班が予定時刻よりも遅れているというので、車で応援にかけつけました。
車で走っていくと、高遠町の手前をランナーが走っています。
辺りは真っ暗。

全員で「がんばれー」と声援!

高遠町のM君のお母さん(私と同世代です)も参加してくださいます。いつもありがとうございます!(宿の手配もしてくださるなど、毎年お世話になっております)

メンバー全員で「高遠町役場」前でゴールを迎えました。拍手!
いろいろな大会に出ていますが、この大会はアットホームで実に楽しい。

そして、本日の宿「仙流荘」へ。
きれいな宿です。
温泉が気持ちよい。疲労がとれます。

今年もありがとうございます!
この頃、あまり走れてなかったのですが、皆さんから「昨年よりも力がついている」と、おだてられ(^ー^)、来年もがんばろうと思うのであります。

Tチャン食事会

Tチャンの食事会に参加させて頂いた。
場所は市ヶ谷の「旬彩ぺちゃゆき」さん。
10月に閉店してしまうそうです。

雰囲気がよくて美味しいお酒とお食事、なぜ閉めてしまうのでしょうと思うけれど、それぞれに、それぞれの事情があるというものです。
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食事会は、いつもながらとても触発されるメンバー。
いろいろな事に興味を持っていて、本音で話すから、私も自分の考えというものをしっかりと持ち、なおかつそれを伝えられれば、、、と思うが・・・いかんせん私は未熟です。

話は多岐に渡ります。ITのこと、経済のこと、文学のこと、旅のこと、スポーツのこと、歴史、、、etc…。学校では学ぶことのない、教養とでも言うのでしょうか。それを磨くのは、様々な経験と好奇心が必要。こうしてはいられぬと思います。

「高遠駅伝」の走行会

今週末に行われる「内藤新宿300RC」の「高遠駅伝」の走行会が高田馬場で行われた。

「高遠駅伝」は今年が10周年。
10年連続出場は会長のみだそうです。10年続けるって難しいもんです。
私は昨年から参加させて頂いている。

私は、A班の2区(10.4km)と7区(7.7km)を走るようだ。
このごろ走れていないし、なんか去年より遅くなった気がしているし、不安は多い。

予想タイムは1kmを5.5分未満で計算してある。無理です。私6分以上かかっちゃうんです。でも、私の区間は3人で走るので、誰か早い人のタスキがつながりますから、ま、私は遅くてもいっかな?

翌日は仙丈ヶ岳に登山の予定。

私・・・山登りしたことがない。こちらは3000m以上の山だそうです。それってどのくらいなのか、検討もつかない。

会長は「ハイキングですから」と言ってたのに、これ、全然ハイキングじゃないでしょ?(会長は山岳部出身ですからー)。

歌舞伎座・9月秀山祭九月大歌舞伎(夜の部)

週末にがんばった甲斐があり、仕事は山を越えた感じの本日。
歌舞伎座へ。
歌舞伎座・9月秀山祭九月大歌舞伎(夜の部)

今月もまた土日のチケットが取れずに今日のチケットを押さえていた。
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演目は、

1.近江源氏先陣館(おうみげんじせんじんやかた)
2.鳥羽絵(とばえ)
3.河内山(こうちやま)

「近江源氏先陣館」では、玉三郎が佐々木盛綱(吉右衛門)の妻・早瀬を務める。
このお話では、父の為に、幼い小四郎が自害する。
そのシーン、年配のご婦人はおもわず目頭を押さえています。私の左隣の方は、涙が止まらぬようでした。

小四郎には、橋之助の三男・宜生(よしお)丈。

「鳥羽絵」は、中村富十郎、鷹之資親子です。
鷹之資丈は初めて見ました。あどけなくも凛々しい顔立ちで、踊りのうまい富十郎から仕込まれていますから、2人の踊りは見応えがあります。将来が楽しみな鷹之資丈。

「河内山」は、吉右衛門の当たり役。
札付きの悪・坊主お河内山を見事に演じます。
私は、、、不覚にも、、、30分近くも寝てしまいました。大変、申し訳ないです。この頃の寝不足と、吉右衛門に安心感があるのと、ご飯を食べた後、という3つが重なり、いい場面で寝てしまうという情けなさ。

ハっと目をさました後からは、吸い込まれるように見入りました。うーん、もう一度見たい。。。

バンド練習は休みました

LBバンドの練習会。
今日は休んでしまった。仕事を。
こんな時もあります。

中小・零細企業の経営者は仕事が好きなんです。
そうでなければ、経営者はやっちゃいけない。

忙しい時ほど、活き活きする。
たぶん、過労死なんてないんじゃないかな?

つまりそれは「やらされている」か「自らやる」かの違いかと思います。やらされていたら病気になりそうなことも、むしろ、エネルギーが湧く。

それを従業員の方がわからないというのであれば、なにか可哀想な気もしています。「やらされる」のではなく、「自らやってみて」ください。きっと仕事が楽しくなると思います。

けれど、、、バンドの皆さんに迷惑をかけてしまいました。
もっと時間の使い方がうまくならないといけません。
バンドの皆様、申し訳ないです。

マラソン練習会は休みました

昨日の天気予報では、本日は台風。
さぞや、すごい雨風かと思いきや、起きたら晴れていた。

しかーし、マラソン完走クラブの練習会・欠席。
欠席したのは、だいぶ前の大雨の時以来。

欠席なんて悔しいなぁ。みんな走ってるんだろうなぁ。
仕事でいけません。
そんな日もあります。

中小・零細企業の社長は、一人何役も担当しますから、それらがドドっと重なる事があります。よくあります。

仕事があってナンボのもん。
マラソンしている場合でないこともあります。

でも、もっと時間のやりくりをうまくしていかないとね。

読書: 学校の勉強だけではメシは食えない!

「 学校の勉強だけではメシは食えない!」岡野雅行・著。
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このタイトルを見て、おもわずニヤリ。
オヤマ家で、いつも言われている言葉です。
皆さんも言われて育った?

著者の岡野氏は「痛くない注射針」で有名な、あの町工場の岡野さん。

本全体が、「質問」で始まり、それに岡野さんが答えるという手法をとっている。

最初のページ

一番大事なことは世渡り力を勉強することだ。断っておくが、世渡りというと、要領がいいとか、ごますりといった印象を持つ人が多いが、実はそうじゃないんだ。(中略)
今も決して忘れない言葉がある。「何か人にしてもらったら、四回はお礼を言いなさい」という言葉だ。例えば、食事をごちそうになったら、食べ終わったあとに「ごちそうさま」、翌日に「昨日はごちそうさま」、そして次の週になったら、「先週はごちそうさま」、そして、次の月になったら「先月はごちそうさま」と四回お礼を言いなさいと。

そういうことは学校では教えないんですね。今も昔も。著者でいえば、玉の井のお姐さん、お兄さん、落語家の卵、芸術家に教わる。

例えば小遣いを入れるがま口ってあるだろう。がま口の口部分を作れる職人が減っているって知ってるかい?あの閉めたときの「パチン」という音は、ただ鳴ればいいってわけじゃない。力のないおじいさんやおばあさんでも軽快な音をたてて閉められるように作られているんだ。そういうものを作るには、実は努力と技術の積み重ねが必要となってくる。

コツコツといいものを作り続ける。その気質が日本じゅうにはあった。今は目先の新しさに走ってしまう。そうするうちに、あの「がま口」を作れる人が減っているという現実。

「誰にもできない継ぎ目のない鈴」は、

40年以上前、近所のプレス屋のおやじが、「岡野さん、今ある鈴は継ぎ目があってかっこ悪い。もっと見た目がいい鈴をつくりたいんだけど・・・」と相談を持ちかけてきたんだ。

たかが鈴。
それの格好がいいとか悪いとか、そういう視点ってすごいよね。

岡野さんは「そんなものできないよ」と答えるのだが、そのおじさんは「絶対できる」というので「結局、俺は作った」

それが「痛くない注射針」のヒントになった。

なぜ働くのか?とか、自分探しをしている若者にも読んで欲しいと思った。この本、元気になる。

読書:成功のコンセプト

「成功のコンセプト」三木谷浩史・著。
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「カンブリア宮殿」というTV番組で、三木谷さんを見たことがある。本の前半はその時の話と重なることが多いので、「知ってる!」と思っていたら、途中からは、「ヘーそうだったの?」と驚いた。

例えば、楽天のシステム制作。

正直に言ってしまえば、最初はそのツール開発を外注した。コンピュータに詳しい大学院生に、100万円の前金と開発に必要なパソコン数台を渡して開発を依頼したのだ。
しばらくして出来上がってきたものは、残念ながら、とても僕の満足できるものではなかった。望むツールができないからといって諦めるわけにはいかない。

そこで自作することになるのだが、

ここには2人しかいない。(中略)
僕は本屋で「はじめてのSQL」という本を買ってきて、本城に渡した。(中略)
さすがにそれだけではあまりにも本城の負担が大きくなりそうだから、SQLの家庭教師をつけることにした。1日10万円で7日間のコース。

三木谷さんという方は、一橋大学を卒業し興銀に入り、ハーバード大学でMBAを取得しているエリート。でも、このやってることを見たら、おもわずクスっと笑ってしまう。

これは、私のような「とにかく、やってみっぺ(←気仙沼弁です。やってみようよ!という意味)」と同じじゃありませんか。しかも無謀ですから(笑)

最後の章は「スピード!! スピード!! スピード!!」
スピードを3回繰り返しビックリマークを2つ重ねていて、強い! 勢いを感じる章だ。