歌舞伎座:7月大歌舞伎

歌舞伎座・7月大歌舞伎・昼の部を観る。

歌舞伎座前には、大きなポスター。
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贔屓の玉三郎は、義経千本桜/吉野山と川連法眼館の「静御前」を演じる。
海老蔵とのコンビは、その年の差が親子ほどあるというのに、それを全く感じさせない美しさ。

海老蔵は久しぶりに観たが、丁寧に演じていて、それでいて大胆で、なかなか立派になってきたなぁ、と思う。

前に観た時は、はりきりすぎて声がつぶれてしまっていて心配したが、今日は声もよく出ていた。

狐になってからの演技は、非常にダイナミックに身体が動いている。
私がこの演目を最も多く観たのは、市川猿之助である。

猿之助と比べては失礼というものだが、あえて比べてみると、ジャンプ力とかそういうのは海老蔵に軍配があがる。若いですからね。情という面においては、猿之助にはかなわない。現・勘三郎は、猿之助と甲乙付けられないなと思ってはいる。

ただ、海老蔵の若さを思うと、この世代では明らかに海老蔵が引っ張っていくだろう。これだけ人気があり、ルックスも良いのに努力を怠っていない。親を始め、まわりの指導もよろしいのでしょうね。

玉三郎は、文句なしにすばらしい。踊りはすばらしく、声は良く通る。今月は昼・夜と重要な役柄が続くので、身体に気を付けてください。

人気役者が出るとあって、本日の歌舞伎座は補助椅子がたくさん出ていました。

高尾山から小仏城山へ

内藤新宿300RCの有志の皆さんと高尾山口駅に9時集合。

高尾山口駅は、ランやハイキングの人達が大勢います。
コインロッカーは空いてません。

軽いストレッチをしながら皆さんを待っていると、年配のご婦人から「あらー、走るの?」と聞かれ、照れながら「走るというか歩くというか、エヘヘ」と返す私であります。

本日、ご一緒してくださるのは、サロマ完走者3名(男性)です。しかも2人は10時間台。3人ともフルマラソンは3時間前後。でも、年齢は私が一番若い(^ー^;

2人は次の金曜日に富士登山競走に出るので「オヤマさん、今日は軽くいきましょう」と。

しかし、、、この人達の「軽く」って、、、全然、軽くありませんからー。

荷物を入れたリュックを背負ってイザ・スタート!
混んでいるので、山道を行きます。

狭い道を一列になって、登ります。
私は、10分も経ってないというのに、汗だらけ、呼吸困難。ヒーヒーフーです。
この道は、穴場というか、あまり人がいません。

今日は皆さんがゆっくり走ってくださっているというのに、20分も経過すると、私はもう付いていけません。なんとか姿が見える程度に付いて行きます。一人ぼっちでは、あっという間に迷子になりましょう。

とうとう姿が見えなくなると、声を出してみます。
分岐点では、皆さんが休憩しながら待っててくれます。ありがとうございます。

ところが、我々は道を間違えたらしい。
慣れた方でも、山の道というのは難しいものですね。

迷った事に気づいた地点で撮ったのがこの写真。
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眼下に見えるのは「津久井湖ではないか」という話。
迷ったおかげで、どこぞのお寺にたどり着き、私は自動販売機で飲料を買いました。持参した500mlを飲み干したのです。

いつもはそれほど飲まないのに、今日は汗を大量にかいてガブ飲み。

もう私は、全然、走れてません。歩きです。最初は早歩き、それから普通の歩きに、、、。

国道20号に出ました。それからまた山道に入るとすぐに沢があります。その沢の水で顔や手を洗います。水が冷たくて気持ちイイー!

「オヤマさん、あと少しだから」と励まされ、
「上りがちょっと、きついかもしれないけど、ここからゆっくり行くからね」と励まされ。

「ちょっと」って、、、。。。
それどころか壁のような上りに、もう歩く気力さえありません。

それを登れば城山に出るそうで、「ゆっくりー」と声が聞こえつつも、一人旅。あーあ、なんでこんな所まで来ちゃったかなー。

一歩,また一歩。
がんばれ、がんばれと歩きます。

そこを越えたら、オー、小仏城山です。
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さっき買った飲料も飲み終えて心細くなっていましたが、城山に売店があり、また飲料を買い、おにぎりを食べ、少し休んだら元気が出て来ました。

「帰りはこっちの道を行くから」とハイキングの人が大勢歩いてる道を指さされます。こっちを行けば1時間程度だから大丈夫。

そちらは人が混んでいるので、高尾山までは軽くジョグ(人が多いのでゆっくりジョグです)。高尾山・山頂からは、早歩きで山を降りました。

なんとか最後まで付いて行きました。皆様ありがとうございます。

飯島屋」さんでビール&そばです。
うまい、うまい。

あの辛さも何のその。
「また来ましょうね」と言っちゃてるし、、、私ったら(^ー^;

気になるもの:ポニョとか

昨日、会社のラジオから「ポーニョ・ポーニョ・ポニョ さかなの子♪」が何度か流れました。

なんだろう、このインパクト。
一度聴いたら、忘れられない。
おもわず口ずさんでしまう。
強烈なインパクト。すごいわ。

それから「ジョイマン」
この気が抜けたラップと、言葉遊びがおもしろくてツボはまってます。

それと、Macで音楽クラブのK2さんがはまっている「Perfume」。
私も聴いているうちに気に入ってきました。

初音ミクが歌うポリリズム。

iPhoneでも楽しんでおります。

iPhoneでソフトバンクのメール設定

今日はiPhoneで、心ゆくまで遊んでおります。
これもう、大人心をくすぐるおもちゃですよね。

アップルが作ってる部分は、マニュアルなくても、いろいろいじってるうちに「ああこれね」って察しがつく。だが・・・ソフトバンク担当の箇所って(比較になるのでやむを得ないかもしれないが)わかりにくい。

少々わかりにくかったのはこちら。

iPhone用のメールアドレスは、「xxxx@i.softbank.jp」というアドレスを頂く。
@の前のxxxは自分専用に変える。ここまでは察しがつくからすぐに出来る。

その後、このアドレス用のメールを受信するための設定をする。

トップの【設定】で「メール/連絡先/カレンダー」を選択する。
(ここから2つのやり方に分かれる)

まだ何も設定してない方は、
「その他」をクリックする。

すでにMobileMeや、Googleや、Yahoo!などを設定している方は
「アカウント設定…」を選択すると、上記と同じ画面が出るので、そこで「その他」をクリックする。

(この後は同じ)

名前:任意
アドレス:自分で設定したxxxx@i.softbank.jpを入力
パスワード:自分で設定したパスワードを入力
説明:任意

受信のサーバは、imap.softbank.jp
送信のサーバは、smtp.softbank.jp

ここまではわかる。次が問題。
「SSLで接続できません」が表示される。
「はい」をクリックする。ここまではやるよね。

ところが、もう一度、同じ文書が出る。
ここでもう一度「はい」をクリックすればOK。

私はここんとこで「いいえ」にしちゃったもんだから、あーあ、時間を使ってしまいました。わかってしまえば、どうということもなく、そういう事ねと思うわけですが…。

iPhoneで見るメールは、これまでの携帯と比べると文字を大きく表示出来るし、フォントがきれいなので、老眼には助かります。

日本語入力も、使うまでは「どうかな?」と思っていたが、思ったよりは(まだまだ改造の余地はありますが)使えると思います。

とりあえず無償のソフトで遊びました。無料のものも結構遊べます。

読書:不機嫌な職場

「不機嫌な職場」河合太介、高橋克徳、永田稔・著。
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サブタイトルは、「なぜ社員同士で協力できないのか」

この本、実は会社の社員が貸してくれた。
その社員の部下が退社してしまったことが社員同士のあり方、会社のあり方を考える機会になったろうと思う。

そして、「オヤマさん、これ読みました?」と貸してくれたということは、私にも「考えてくれ」と願っているのであろう。

昔、日本企業は家族であった。
それが否定されるようになり、社員旅行など会社の行事は消極的になった。昔は大企業は家族も参加する会社の大運動会というものがあった。それもなくなった。社員同士は何だろう?

そして若い人達は、我々世代以上にコミュニケーションをとることに悩んでいる。自分の意見を言えない。その前に自分に意見って何だろう?会社が向う方向と自分は果たして合っているのだろうか?

私には社員の気持ちが(わかりたいと思っていても)わからないのだろうと思う。経営者としての年月が長くなってしまった。社員と同じ目線で考えることは難しい。だからこそ、社員が意見して欲しいと願っているしそういう会社にしてゆきたい。

良い例として、サイバーエージェントの例が記載されている。サイバーエージェントも以前は退社する人が続き、それをどうにかしようと知恵を出している。

日本企業が今一度、強くなっていくためには、企業のあり方、職場のあり方を見直さなければならないと思っている。

読書:変革期のウェブ

「変革期のウェブ」鷹野雅弘、益子貴寛、長谷川恭久、安藤直紀、原一浩、名村晋治・著。

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サブタイトルは、「5つのキーワードから読み解くウェブとビジネスのこれから」

CSS Nite主催の鷹野さんをはじめ、Webクリエイターの方々が数多く(20名も!)参加されている。CSS Niteや他のWeb系イベントで拝見した方が多いので、顔を思い浮かべながら読む。

全体のディスカッション形式で読みやすい。逆に肝心なところを読み飛ばしそうで、何度か戻って読み直した。

5つのカテゴリーに分かれている。

  1. ソリューションとしてのウェブ
  2. コンテンツとしてのウェブ
  3. サービスとしてのウェブ
  4. テクノロジーとしてのウェブ
  5. プロジェクトとしてのウェブ

最近、ソリューションは、もっと大きな意味で「問題解決」といった意味合いでつかわれていますよね。

わかりやすいつかい方をわかりやすいカタチで定義できる人がすごい。それって技術的視点では思い浮かばなくて、ビジネスセンスなのかなと思います。

いろいろな意見が出ている点が興味深いが、一人一人のもっと深い話を聞いてみたいと思った。そういう続編が出ると嬉しい。

優しさにふれて

優しさにふれると、涙もろくなりました。

人の良くない点を指摘しないで生きていくことは出来ます。
そういう人の方が多いと思います。

せいぜい親が子に、子が親に、身内同士は指摘するかもしれませんが、身内の指摘は、的を射ているのに、どうも聞く気になれないものです。

まして他人に指摘するにはエネルギーがいるし、後味も悪い。だいいち自分は指摘出来るほどの人間かどうかを考えると、ここは穏便に過ごしてしまおうと、そう思う事が多いと思います。

しかしながら、人間は客観的に自分を見ることは難しいのです。難しいを通り越して、出来ないのです。

そんな面倒な事をしてくださる方は、真の優しさがあります。そのような方に巡り会えた事は一つの奇跡。そのことを大切に生きてゆきたいと思います。

明日も笑顔で…

若い頃には、50歳前後ともなれば、かなりの大人だと思っていました。
人間として幅が広がり、経験が増していろいろな事がわかるようになっているものと思っていました。

実際にその年齢になってみると、私はあまりにお子ちゃまで、出来ないことはむしろ増えている気がします。

いつになったら私が目指す大人の女性になれるのでしょうか。
経営者としても、一人の女性としても、いまだに未熟で反省することはむしろ増えます。

失敗してはいけない場面があります。
そこで失敗をしてしまうと、それまで積み重ねたものが総崩れです。

そう考えると、一歩を踏み出せない人は多いと思います。それは賢い選択です。けれど私は、賢い選択が出来ない。むしろ、失敗に向って歩く傾向があります。例えば、その任務を引き受けなければ、失敗もしなかったはずです。

けれど、私は引き受けてしまう。
むしろ、買って出てしまう傾向があります。
そして失敗をしたのであれば、それは自分が招いているのです。

失敗して学ぶことは多いです。
ですから、失敗の数だけ学びます。
ということは、失敗の数だけ成長するはずですが、それがうまく進まないのが悩ましいところです。失敗を繰り返していては成長出来ません。どうして失敗を繰り返してしまうのだろう。

いろいろな原因があると思うが、その一つには、心のどこかで「克服しなくてもいいかな」という甘えがあるのだろうと思います。

などと、いろいろ考えると落ち込むこともあります。

ここは一つスポーツジムに行って気分転換を。
私が入ったスポーツジムでは、とても丁寧にマシンの使い方やストレッチなどを教えてくださいます。若いインスタクターの指示に従って動かぬ身体を動かしていると、身体のどこかと一緒に心のどこかがほぐれていく気がします。

サ、明日はまた一歩を踏み出します。
その一歩が正しいのか、正しくないのか、いまは何もわかりませんが、とにかく、ここにとどまらずに一歩を踏み出します。それしか私にはないのです。

明日も笑顔で一歩を踏み出すゾ!

第2回 ドロンコMAN2008

車山高原で行われた「第2回 ドロンコMAN2008」に参加した。
マラソン完走クラブのスタッフの方々が招待選手として名を連ねています。

参加申し込み時にバスツアーにも申し込んであるので、新宿西口からチャーターバスに乗って現地(車山高原)に向います。

集合時間は5:45。
少し寝不足でバスの中は熟睡。
眠ってる間にバスが車山高原に連れていってくれます。

車山高原はよく晴れて緑が美しい。
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私は8.5kmの部に出場。
(当初は9.6kmでしたが、コース変更によって距離が短くなりました)

ゼッケン番号は「12番」
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コースは上り下りの坂道を3周します。
上りは歩いてしまいます。ランというかウォーキングというか。
私は、1:01:25でした。
前の人からもだいぶ遅れてしまったけど、完走出来て良かった。

コースは美しい緑の中を走ります。が、苦しくて足元を見てる事が多かったです。
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ゴールはこちら。ここに向ってひた走り。
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短い距離では、予選、準決勝、決勝があります。
こちらは決勝に参加される皆さんのスタート。
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速い人の走りを見るのも勉強になります。
最初から上り坂。
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種目には、キッズやジュニアもあります。
キッズの上位3名。将来が楽しみです。
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こちらは招待選手の上位3名。
1位、2位はマラソン完走クラブのスタッフさんです。すごい・すごい。
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手作りの大会で、とても楽しかったです。
トレイルランではないけれど、マラソンと、そのちょうど中間くらいのコースのようです。山道を走る(歩く)楽しさ。そういえば、子供の頃には、こんな道を駆け回った気がします。

マラソン完走クラブからも大勢の参加があって、皆様、大変お世話になりました。

参加賞に「トートバック」と、じゃんけん大会で長袖のシャツを頂きました。
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