今日は良い天気。昨日のような風もなし。ダンナは走りに行った。私はまだ走れない。歩こう。新中野から昔、住んでいた「梅ヶ丘」だ。
中野通りを南下し、甲州街道を歩いて環七に出て、それから環七を南下。世田谷代田辺りから環七の外に出てまっすぐ進む。
「梅ヶ丘」の駅は、私が住んでいた頃は「木」で出来ていた。小さな駅だった。今は立派な駅ビルになっている。駅から、通学で使った道を歩いてみる。しかし、本当に何も思い出せない。
通った銭湯であろうところを見る。おそらくはそこだろうと思うが今は立派なビルになりお店や会社が入っていて面影の一つもない。
そして、アパートであっただろうところにたどり着く。通りの向こう側は「梅ヶ丘」という住所だが、私のアパートは「代田」だった。ちょっとだけ坂を登ったはずだから、やっぱり、ここだろうと思うのだが、アパートの面影の一つもない。
「十月荘(かんなそう)」という名前だったろうと思うが、記憶は曖昧だ。もう一つアパートが建っていて、その奥に大家さんの自宅があった。毎月、アパート代を手渡していた。電話は大家さんのところにかかり、ブザーで呼ばれた。と言っても何度も電話が来るわけでもなく、滅多にないことだった。
この道を歩いて学校に通った。銭湯「梅の湯」まで4分くらい。駅までは8分くらいだったろうと思う。
疲れ切りました。帰りは電車に乗る。小田急線で新宿に出て丸の内線に乗り換えて帰る。電車だとこんなに早く着くんだなぁ。