旨めぇもん屋 きゅう@鍋横店

旨めぇもん屋 きゅう 鍋横店」さんに行きましょう!

生ビールお願いします!

お通し。

板わさ。

漬け物盛り合わせ。

おつまみトロたく。

明太子タップリ玉子焼き。

明太子がたっぷり!

飲み物は、角ハイボール。

ダンナは、麦焼酎・中々の炭酸割。

角ハイボールはダンナにあげて、赤ワイン。

締めは、特性肉つけうどん。美味しいです!

歌舞伎座・2023年5月 團菊祭五月大歌舞伎(昼の部)

歌舞伎座です!

東銀座駅で降りて、いつもの場所でパチリ。

すぐにお弁当を買いまして、その地下街・木挽町広場に「GANBAARE(ガンバーレ)」さんが出店していると聞き行ってみると、いた! せっちゃん! なんてことだ。もう十年くらい出店しているんだって。知らなかった。今回は同窓会の案内にチラシが入っていてわかったのです。

歌舞伎座とコラボしたバッグを買いました。色も良いよね!

それより、せっちゃんは「オマケに」とこちらや、

こちらを付けてくれて、ありがとう〜。商売になんないね(^ー^)v。

地上に上がります。

今月の出し物。

歌舞伎座よ、今月も参りました!

歌舞伎座に入ると「十二世 市川團十郎十年祭」が飾ってある。私が初めて歌舞伎座で観たお芝居は、「十二世」がまだ「海老蔵」を名乗っていた時代の「鳴神」だった。鮮明に覚えている。1979年5月の團菊祭。2013年2月に亡くなり、もう10年ですか。早いなぁ。

今月は「尾上眞秀(まほろ)」さんの初舞台。写真がドーン。

眞秀さんは、本名の「寺島眞秀」として何度か舞台を踏んでいる。本名で出た最初を「初お目見え」というそうです。眞秀さんの初お目見えは、2017年5月の團菊祭。「魚屋宗五郎」の丁稚役を4才で果たした。

今日のお席は桟敷「東5の2番」。

「尾上眞秀」さんの緞帳。文字は母である「寺島しのぶ」さんが書いたそうです。シャネルで制作したもの。丸のパーツを8900枚、組み合わせた。右上に音羽屋の家紋。立派。

菊五郎さんの孫だけれど、本家とも思えるほどの待遇だ。これにはお母様も嬉しいでしょうね。

一、寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)
工藤左衛門祐経:中村梅玉
曽我五郎時致:尾上松也
曽我十郎祐成:尾上右近
小林朝比奈:坂東巳之助
化粧坂少将:坂東新悟
八幡三郎:中村莟玉
梶原平次景高:中村吉之丞
近江小藤太:中村亀鶴
梶原平三景時:大谷桂三
鬼王新左衛門:大谷友右衛門
大磯の虎:中村魁春

「寿曽我対面」は親の仇を演じたもの。正月には必ず演じられたそうで300年の歴史を持つ重要な演目だそうです。1000を越す演じ方があったらしいが、河竹黙阿弥が整理をし、明治18年にまとめて、それがまた人気に。敵討の話だが戦闘シーンはない。問い詰めていく芝居。親の仇を初めて会うスリリングなもの。工藤祐経が仇だが顔も知らない。宴席に行って顔を確認する。そして本当に仇なのかを確認する。舞台は豪華。演奏も立派。同じ幕でさまざまな役が全部出る。

主役の兄は和事。女性的、首すじが見えて色っぽい。大阪で発達した。初代・市川團十郎で発達した。弟は荒事。荒っぽい動作。蝶がモチーフ。良いお芝居です。

お弁当は「観劇弁当」。2,200円。

二、若き日の信長(わかきひののぶなが)
 十二世市川團十郎十年祭、大佛次郎・作、守屋多々志・美術原案
織田上総之介信長:市川團十郎
木下藤吉郎:右團次
弥生:児太郎
五郎右衛門:男女蔵
甚左衛門:廣松
監物:九團次
林美作守:市蔵
僧覚円:齊入
林佐渡守:家橘
平手中務政秀:梅玉

すみません、思いっきり寝てしまった。なんてことだ。

三、音菊眞秀若武者(おとにきくまことのわかむしゃ)
今井豊茂・脚本、尾上菊五郎・演出
  岩見重太郎狒々退治
  初代尾上眞秀初舞台
岩見重太郎:初舞台・尾上眞秀
弓矢八幡:尾上菊五郎
長坂趙範:尾上松緑
藤波御前:尾上菊之助
大伴家茂:市川團十郎
渋谿監物:坂東彦三郎
趙範手下鷹造:坂東亀蔵
腰元梅野:中村梅枝
村の若い者萬兵衛:中村萬太郎
同     光作:坂東巳之助
同     佑蔵:尾上右近
重臣布勢掃部:市川團蔵
局高岡:中村時蔵
重臣二上将監:坂東楽善

待ってました。尾上眞秀さん、初舞台。これの前の幕間にイヤホンガイドは眞秀さんにインタビューをしている。野球はチームでやっていてセカンドを守っている。サッカーは部活でやっている。お風呂に入っている時はホッとするそうです。「菊五郎お爺さんのカッコ良いのは?」との質問には「弁天小僧」と。フランスでも公演したいと。「何をやってみたい?」との質問に「弁天小僧」と答える。フランス語は「パパが話しているのを聞いている」そうです。「歌舞伎以外には何になりたい?」の質問に「俳優」と答える。「TVの仕事と歌舞伎の仕事、どちらが良いですか?」の質問には「TVは何度も同じシーンを撮る。歌舞伎は一発。歌舞伎の方が好き」だそうです。学校の勉強では「理科が好きだけど成績は良くない、国語は好きじゃないけどAをとる」と。「立役、女形どちらもやります、宜しくお願いします」と話す。良い坊ちゃんですね。

フランス大使館の記者会見で「本人が眞秀と名乗りたい」と話したそうです。眞秀を「まこと」と読んだタイトル。「音、菊」の文字が入っている。2012年9月生まれの小学5年生。祖父は尾上菊五郎、祖母は富司純子という芸能一家に育つ。

そして開幕。眞秀さん立派です。お稽古を積みましたね。後ろで團十郎さんが見守る場面がある。團菊はライバルでもあり、友でもあり、という感じがする。良い演目でした。

外に出る。

今月も歌舞伎座に来ることが出来て幸せです。銀座駅まで歩き、丸の内線に乗って帰ります。