読書:カラフル

「カラフル」森絵都・著。
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また森絵都さんの作品を読む。

この本は、亡くなった「魂」から始まる。
なぜか抽選であたった魂が、別の人間になって、輪廻転生へのリベンジを行うという、なんともまぁ、おもしろい設定で始まる。

別の人間である小林真君はさえない中学生で、自殺してしまったところに、その魂が入り込み、死んだ直後の小林君が蘇るというわけだ。

自殺にはいろいろな理由があって、けれど今にして思えば大いなる勘違いもあり、それに魂は気づいていく。

人は、知らぬ間に人を傷つけたり、喜ばせたりする。お互いに。
人は傷つきやすく、そして勘違いする。

悲しみの中にユーモアがあって、グイグイと引き込まれてあっという間に読み終えた。あと味も明るくて、爽やかな感じ。

映画「人生ごっこ」が、なんと無料で!?

2/22(日)に、文京シビックセンターにて、林弘樹監督の「人生ごっこ」が、なんと無料で見ることが出来ます。監督と脚本家のトークショーもあるようで楽しみです。正午から地下1階にて、入場券が配布されるようです。

CSS Nite in Ginza, Vol.31

CSS Nite in Ginza, Vol.31」に参加した。

今回は内容が盛りだくさんなので、18時半からの開催。
・・・間に合わない。。。
8分遅れて入ると、小林氏による「CSSレイアウト:IE 6対応のかんどころ」が始まってました。XHTML+CSSは充分にわかってるつもりでいても、それはあくまで「つもり」であって、時々、人様のやり方を拝見すると、「なるほどー、この手もあったか」と思うことは多い。

それからAdobeの方がUSからいらしていて、CS4のデモを簡単にではありますが見せて頂きました。

「DreamWeaver」の説明。
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「FireWorks」の説明。
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私も早くバージョンアップしなきゃなぁ。つい、忙しさにかまけております。

読書:風に舞いあがるビニールシート

「風に舞いあがるビニールシート」森絵都・著。
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ラン」を読んで、すっかり魅了された「森絵都」という作家。
直木賞受賞作品を読んでみることにした。

この本には、6つの短編小説で構成されている。
以下タイトルと、後で思い出せるように一言を添えてみた。

・器を探して(菓子の器を求めて)
・犬の散歩(捨て犬をボランティアで預かって…)
・守護神(文学部にニシナミユキという守護神が…)
・鐘の音(仏像を修復するする仕事をしていて…)
・ジェネレーションX(クレーマーに謝りに行く道中)
・風に舞いあがるビニールシート(元夫がアフガンで亡くなり…)

どれをとっても、すごい。すごいのだ。ホントにすごい。
久しぶりに夢中になりたい作家に出会った感じ。
(久しぶりというのは、それまでそういう作家が出てないという意味ではなく、単に私が小説を読んでないという意味です。誤解のないように。)

6つは、まったく異なる小説。
だが、根底には、平凡ながらも、それぞれの事情がありながらも、精一杯生きている様が表現されていて、胸にジンと来る。

たまたま、マラソン関係の本を読みたくて「ラン」に出会って、それで、この本に出会えた。世の中の不景気、政治不信、、、諸々すべてを、この本を読むと忘れてしまう。物語に、ドップリと引き込んでくれる。小説の力ってすごいなぁ。

余計な力が入ってる

このごろ、走る時に、少しだけ腰に違和感が生じている。少し前に「ギックリ首」にもなったことだし。弟の「おやま治療院(現在はおやま調整院)」に行って診てもらった。

弟がいつも言うのは、「余計に力が入る」ことで身体が緊張し、そのことで「身体のバランスをくずし」それで故障するリスクが高まる。

何がきっかけで「身体のバランスがくずれる」のか、理由はさまざまだが、余計な力を取り除く治療とでもいうのか、腰が痛いと思うが、腰だけではなく、全体のバランスが悪かったりする。治療してもらうと全身の力が抜けていくー。

私の場合は、一日中パソコンを見つめる仕事をしているので、姿勢は悪く、目は年中、疲れている。そういうことでバランスはくずれやすい。故障の原因の第一歩は、結局は普段の生活習慣にあるようだ。

そんな話をしながら、寿司でも食べるかってことに。
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しかしアレだな。弟に子供が3人もいて父親になっているという不思議。そして私が犬一匹と気ままに暮らしているという不思議。人生ってわからんもんだねー。

Tチャン食事会

Tチャン主催の食事会が「リーダーズサロンなみへい」で開催された。IT関係の仕事の方が多いが、ちょっとした異業種交流会のような感じです。

最初に「モデル駆動型アジャイル開発」のデモを、社会人1年生の女性がデモしてくださいました。学生さんの時から存じ上げている。当時はPHPで開発していて、就職してからはJavaでの開発を手がけ、まだ1年未満なのに、実に立派に成長されていて驚くばかり。彼女の努力もさることながら、指導者の質が高いと感じます。

また、「この仕事を楽しい!」と話す彼女に、会社のあり方、開発の進め方など、企業としての取り組み方は勉強になることが多いです。彼女の会社のトップもこの会の常連さんで、本日もいらしてます。わずか数年で成長されている企業です。工夫とやり方次第で会社は伸びるのですね。反省したり学んだり。

喜多方大使をされているという方が、「七転び八起き人形」をおみやげにくださいました。
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喜多方の「ゆず酒」も頂きました。おいしゅうございます。
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今日は自由に立ち歩いて情報交換をいたしました。
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お料理は工夫をこらしてあり、
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おいしゅうございます。
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Tチャン主催の食事会は触発される会です。
日本経済は低迷していますが、この席は熱い!
サ、明日も頑張るゾ!

青梅マラソンに御礼

青梅マラソンに激励のメールやコメントありがとうございました。皆様の激励がジンと胸にしみます。私は、「パーっと記録を更新」とはなりませんで、少しずつ、少しずつ、亀のように、ジワジワと走っています。華やかではなく、地味です。地味ですが、そういったコツコツ型も時には必要だと思います。

第43回 青梅マラソン(30km)

第43回 青梅マラソン(30km)に出場した。

天気 晴れ、(天気予報では)温度15℃
参加者数 30km:15,000人
コース アップダウンあり
15kmまでは上りが多く、折り返してからは下りが多い
エイド 水がほとんどだが、一度スポーツドリンクあり
私設エイド多数、オレンジやはちみつレモンの飲み物に助けられた
表示 1kmごと
ウエア 長袖シャツに半袖シャツを重ね着、ハーフタイツ、サングラス(手袋なし)

昨年は申し込んだものの雪で中止。
初めての参加です。

JR河辺駅を降りると、ホームにあふれんばかりの人・人・人。
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ホームに降りてから改札を出るまで、20分もかかっちゃった。
この混みようは、ただごとではありませぬ。

ゼッケンを頂いて、女子更衣室を探すも、人が多くてわからず。
本日は、天気予報では15℃まで上がるとか。

長袖のシャツの上に半袖の重ね着をして来たが、半袖だけで良かったかもー。しかし、人が多くて更衣室にたどりつけない…。脱げない。諦める。とにかく、トイレ、トイレ。

それからスタート地点に向う。
もう喉が乾いている。

ゼッケン番号は「V941」
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「V」ってどこー?
係の方に聞きつつ、やっとたどり着く。

それにしても人が多いですねー。それに対して会場が狭いというか、道が狭いというか、ここで災害でも起きたら大惨事になるだろうと、安全管理について思う。

「間もなくスタートです」
本日、ここに立てたことに感謝します。
今年は晴天で、主催者の方はどれほど安堵されているでしょう。

「いちについて・・・」
「今スタートしました!」
(我々のところにはスタートの号砲は聞こえないが、スタートしたらしい)
フォー! 拍手。

スタート地点までは歩いたり、ジョグしたりして進みます。
スタートのお立ち台には、朝原選手です!
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私のすぐ後ろのご婦人が「あさはらさーん」と叫びます。我々も一斉にフォーーーー!と叫びながら両手を上げると、朝原さんはこちらを見ながらおもわず笑みが、そして手を振ってくれました。嬉しいですねー。

サ、これから30kmの旅に出ます。

話に聞いていた通り、それほど広くない道に、ドっと人が繰り出します。
追い越そうにも狭くて追い越せない。

気仙沼で言うなら、八日町から三日町の道路に似ています。前方に山が見えるところまでそっくり。沿道の家々からは人が出ていらしてて声援を送ってくださいます。

気仙沼の市街地でマラソン大会があったら、こんな風に暖かいだろうなぁと想像しながら進みます。気仙沼の市街地を走るマラソン大会があったらいいのに。

15kmまでは上りが多いと聞きましたが、下りもあるし、思うほど上りが感じられません。私は先週も30kmを走っていて、その疲れが身体じゅうに出ています。2月は距離を稼ごうと思っているので、本日の大会は、30kmのペース走が出来ればいいかなと思って望みましたが、走ってみると、身体が、特にふくらはぎがパンパンになっていて、重い。疲労が抜けてないのですね。次の大会に出る時の課題です。

気温が上がったので喉が乾いています。天気によっては、もうちょっと手前に給水ポイントが欲しい。すると「ボランティア給水」があります。

み・み・水ーーー、と思ってテーブルに行きましたが、テーブルにコップはなくて、皆さんが自分でコッップを取り出し、自分で水を汲んでました。人が多くて追いつかない。それでも手を伸ばして数人待って水にありつきました。隣を走るおじさんが、「もし水を飲みきれなかったら頂けませんか?」というので、残り半分をあげました。

全体に、給水のテーブルが少ないと感じました。これだけの出場者がいるのですから、もうちょっとテーブルを多く用意して欲しいです。そうでないと、人がぶつかり合って危ない。

走っていても、何度もぶつかります。
結構、痛い。
思いっきり、足を蹴られた時は、しばし「ウグゥー」となってしまいました。
大きな大会よりも、小さな大会の方がいいなぁと最近思っちゃうのはそういう事かもしれません。

なーんて思いながらトコトコ走ってますと
「オヤマさーん」と、マラソン完走クラブでご一緒するSさんから声を掛けられ、
「今日はこっそり出てるんですよー」と私が言うと、
「でも、それマラソン完走クラブのTシャツだから」
あはは、そうです。すぐわかっちゃいますよね(笑)

Sさんは、あっという間に見えなくなりました。
近頃、すごく力を付けられていて、走りが軽やかです。
私はすでに足がパンパン。

でも、前回の勝田から、人を気にしなくなりました。
例えば、前にいる人を目印にして走っていたとして、その人のペースに付いていけなくなった時、以前はガッカリしていましたが、自分のペースというものを設定し、それに対していけていればOKで、そうでない時は、、、そう出来ない原因があるはずだから、それを探ろうと思うわけです。

あくまでも「自分との戦い」と、前から思っていたつもりで出来てなかった。勝田から、いえ、その前の「マラソン準備マラソン」でペースを作って頂いてから、そのように変わってきたように思います。

などと思っているうちに、折り返したトップ集団がやって来ました。狭い道が、さらに半分しかないので、より狭い。その中をエリートランナーが、サァーッと駆け抜けます。早稲田の選手もいます。

この大会は、高橋尚子や野口みづきが優勝したことでも有名です。女子の姿も見えますが、顔まではわかりません。人が多い。

そして私も折り返し。
折り返した後は、下りが多かった。
ということは、さっきまで上っていたのかー。
それほどには、上り坂には感じませんでした。

ここからは下りなのに、思うようには足が出なくなっています。
知らず知らずに上りで頑張っていたのでしょうね。

大会本部の給水は人数に対してテーブルが少ない、人が少ないと思いますが、沿道の私設エイドはとても充実しています。

オレンジやバナナがあります。飴は無数に出ていました。
また、はちみつレモンの飲み物にも力を頂きました。

これほどの人数の大会で、この狭い道路を走るのであれば、「さみだれスタート」も検討してはどうだろうかと思います。そうでないと、走る人が多いことでの様々な不満が残ってしまいましょう。せっかく沿道の声援が暖かいだけに、それでは残念。

私の本日の記録は、手元の時計ではこの通り。
5km:29:50
10m:30:00
15km:31:01
20km:30:37
25km:31:55
30km:29:01
合計:3:02:27

目標は3時間で走ることだったので、2分半遅れてしまったが、本日の調子ではこれが精一杯だったと思います。最後の5kmが一番タイムが良かった点が良かった。

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着替えて駅に向う途中、マラソン完走クラブのY選手に声を掛けられました。予想してなかったので、私、相当にしどろもどろでした。すみません。ところで出場されていたのでしょうか?(笑)

私が帰る頃、3時間37分が経過した辺りでしょうか。
まだ、たくさんの人が走ってました。
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出店もあってお祭りムード満点。
ビール片手のランナーも大勢います。
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駅は、またすごい混みで、改札にたどり付く前の、階段の下がこのような列。
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列の後ろのおじさん3人組が、「今年は人が大過ぎたなぁ」と話してました。毎年出場されているようですが、今年のような状況は初めてだとか。「青梅は青梅の良さがあるんだから、東京マラソンとは別の道を貫いて欲しい」というのがおじさん達の意見でした。来年はきっと改善されましょう。

ところで、帰りの東京行きの快速電車。拝島駅から座ることが出来たのですが、座っていても貧血で具合が悪くなり、冷や汗が流れるというアクシデントが。たぶん、脱水症状ではないかと思います。顔が真っ青だったらしく、近くの人が「大丈夫ですか?」と声を掛けてくださいました。ご迷惑をおかけしました。栄養面とか、もっと考えないといかんです。

参加賞はアシクスのTシャツ。完走ストラップも頂きました。
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TMUG例会_2009.2

TMUGの2月例会。

久しぶりにTMUG例会に参加しました。
10月の例会以来ですから3ヶ月もあけてしまいました。ご無沙汰しています。
おもしろいデモがたくさんありました。

iMovieはちっとも触ってませんが、私も何か作品を作ってみたい。

AppleScriptの巨匠・N氏のデモを見るのは久しぶりで、おおいに笑いました。
ここまでやるのはさすがです!すばらしい。