第43回 青梅マラソン(30km)

第43回 青梅マラソン(30km)に出場した。

天気 晴れ、(天気予報では)温度15℃
参加者数 30km:15,000人
コース アップダウンあり
15kmまでは上りが多く、折り返してからは下りが多い
エイド 水がほとんどだが、一度スポーツドリンクあり
私設エイド多数、オレンジやはちみつレモンの飲み物に助けられた
表示 1kmごと
ウエア 長袖シャツに半袖シャツを重ね着、ハーフタイツ、サングラス(手袋なし)

昨年は申し込んだものの雪で中止。
初めての参加です。

JR河辺駅を降りると、ホームにあふれんばかりの人・人・人。
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ホームに降りてから改札を出るまで、20分もかかっちゃった。
この混みようは、ただごとではありませぬ。

ゼッケンを頂いて、女子更衣室を探すも、人が多くてわからず。
本日は、天気予報では15℃まで上がるとか。

長袖のシャツの上に半袖の重ね着をして来たが、半袖だけで良かったかもー。しかし、人が多くて更衣室にたどりつけない…。脱げない。諦める。とにかく、トイレ、トイレ。

それからスタート地点に向う。
もう喉が乾いている。

ゼッケン番号は「V941」
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「V」ってどこー?
係の方に聞きつつ、やっとたどり着く。

それにしても人が多いですねー。それに対して会場が狭いというか、道が狭いというか、ここで災害でも起きたら大惨事になるだろうと、安全管理について思う。

「間もなくスタートです」
本日、ここに立てたことに感謝します。
今年は晴天で、主催者の方はどれほど安堵されているでしょう。

「いちについて・・・」
「今スタートしました!」
(我々のところにはスタートの号砲は聞こえないが、スタートしたらしい)
フォー! 拍手。

スタート地点までは歩いたり、ジョグしたりして進みます。
スタートのお立ち台には、朝原選手です!
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私のすぐ後ろのご婦人が「あさはらさーん」と叫びます。我々も一斉にフォーーーー!と叫びながら両手を上げると、朝原さんはこちらを見ながらおもわず笑みが、そして手を振ってくれました。嬉しいですねー。

サ、これから30kmの旅に出ます。

話に聞いていた通り、それほど広くない道に、ドっと人が繰り出します。
追い越そうにも狭くて追い越せない。

気仙沼で言うなら、八日町から三日町の道路に似ています。前方に山が見えるところまでそっくり。沿道の家々からは人が出ていらしてて声援を送ってくださいます。

気仙沼の市街地でマラソン大会があったら、こんな風に暖かいだろうなぁと想像しながら進みます。気仙沼の市街地を走るマラソン大会があったらいいのに。

15kmまでは上りが多いと聞きましたが、下りもあるし、思うほど上りが感じられません。私は先週も30kmを走っていて、その疲れが身体じゅうに出ています。2月は距離を稼ごうと思っているので、本日の大会は、30kmのペース走が出来ればいいかなと思って望みましたが、走ってみると、身体が、特にふくらはぎがパンパンになっていて、重い。疲労が抜けてないのですね。次の大会に出る時の課題です。

気温が上がったので喉が乾いています。天気によっては、もうちょっと手前に給水ポイントが欲しい。すると「ボランティア給水」があります。

み・み・水ーーー、と思ってテーブルに行きましたが、テーブルにコップはなくて、皆さんが自分でコッップを取り出し、自分で水を汲んでました。人が多くて追いつかない。それでも手を伸ばして数人待って水にありつきました。隣を走るおじさんが、「もし水を飲みきれなかったら頂けませんか?」というので、残り半分をあげました。

全体に、給水のテーブルが少ないと感じました。これだけの出場者がいるのですから、もうちょっとテーブルを多く用意して欲しいです。そうでないと、人がぶつかり合って危ない。

走っていても、何度もぶつかります。
結構、痛い。
思いっきり、足を蹴られた時は、しばし「ウグゥー」となってしまいました。
大きな大会よりも、小さな大会の方がいいなぁと最近思っちゃうのはそういう事かもしれません。

なーんて思いながらトコトコ走ってますと
「オヤマさーん」と、マラソン完走クラブでご一緒するSさんから声を掛けられ、
「今日はこっそり出てるんですよー」と私が言うと、
「でも、それマラソン完走クラブのTシャツだから」
あはは、そうです。すぐわかっちゃいますよね(笑)

Sさんは、あっという間に見えなくなりました。
近頃、すごく力を付けられていて、走りが軽やかです。
私はすでに足がパンパン。

でも、前回の勝田から、人を気にしなくなりました。
例えば、前にいる人を目印にして走っていたとして、その人のペースに付いていけなくなった時、以前はガッカリしていましたが、自分のペースというものを設定し、それに対していけていればOKで、そうでない時は、、、そう出来ない原因があるはずだから、それを探ろうと思うわけです。

あくまでも「自分との戦い」と、前から思っていたつもりで出来てなかった。勝田から、いえ、その前の「マラソン準備マラソン」でペースを作って頂いてから、そのように変わってきたように思います。

などと思っているうちに、折り返したトップ集団がやって来ました。狭い道が、さらに半分しかないので、より狭い。その中をエリートランナーが、サァーッと駆け抜けます。早稲田の選手もいます。

この大会は、高橋尚子や野口みづきが優勝したことでも有名です。女子の姿も見えますが、顔まではわかりません。人が多い。

そして私も折り返し。
折り返した後は、下りが多かった。
ということは、さっきまで上っていたのかー。
それほどには、上り坂には感じませんでした。

ここからは下りなのに、思うようには足が出なくなっています。
知らず知らずに上りで頑張っていたのでしょうね。

大会本部の給水は人数に対してテーブルが少ない、人が少ないと思いますが、沿道の私設エイドはとても充実しています。

オレンジやバナナがあります。飴は無数に出ていました。
また、はちみつレモンの飲み物にも力を頂きました。

これほどの人数の大会で、この狭い道路を走るのであれば、「さみだれスタート」も検討してはどうだろうかと思います。そうでないと、走る人が多いことでの様々な不満が残ってしまいましょう。せっかく沿道の声援が暖かいだけに、それでは残念。

私の本日の記録は、手元の時計ではこの通り。
5km:29:50
10m:30:00
15km:31:01
20km:30:37
25km:31:55
30km:29:01
合計:3:02:27

目標は3時間で走ることだったので、2分半遅れてしまったが、本日の調子ではこれが精一杯だったと思います。最後の5kmが一番タイムが良かった点が良かった。

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着替えて駅に向う途中、マラソン完走クラブのY選手に声を掛けられました。予想してなかったので、私、相当にしどろもどろでした。すみません。ところで出場されていたのでしょうか?(笑)

私が帰る頃、3時間37分が経過した辺りでしょうか。
まだ、たくさんの人が走ってました。
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出店もあってお祭りムード満点。
ビール片手のランナーも大勢います。
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駅は、またすごい混みで、改札にたどり付く前の、階段の下がこのような列。
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列の後ろのおじさん3人組が、「今年は人が大過ぎたなぁ」と話してました。毎年出場されているようですが、今年のような状況は初めてだとか。「青梅は青梅の良さがあるんだから、東京マラソンとは別の道を貫いて欲しい」というのがおじさん達の意見でした。来年はきっと改善されましょう。

ところで、帰りの東京行きの快速電車。拝島駅から座ることが出来たのですが、座っていても貧血で具合が悪くなり、冷や汗が流れるというアクシデントが。たぶん、脱水症状ではないかと思います。顔が真っ青だったらしく、近くの人が「大丈夫ですか?」と声を掛けてくださいました。ご迷惑をおかけしました。栄養面とか、もっと考えないといかんです。

参加賞はアシクスのTシャツ。完走ストラップも頂きました。
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