MovableTypeのサムネイル機能

このブログはMovableType3.2を使っている。
画像をサムネイルにする機能を使えずにいたが、このブログは会社に間借りしており、サーバ管理の人にお願いしないといけないのであります。みんな忙しそうなので、つい先延ばしにしていた。それで今日、ボソっと「なんか、サムネイルって機能が使えないんだけど…ゴニョゴニョ」と言ってみたら、かわいそうに思ってくれた管理者がみてくれた。

わずか数分後、「インストールされてなかったんで、しておきました」ってことで、あっけなく使えるようになった。遠慮せずに早く言えば良かった。

「あのう、何をどうやったのでのせう?」と聞いたら、
「ImageDriver(のPerl版)をインストールして、「mt-config.cgi」を開いて設定を変えたそうな。ふむふむ。「あ、でもオヤマさんはいいですから。こちらでやりますから」と念を押され。私って信用されておりませぬ。こちらに設定の仕方が書いてある。

これからはいいのだが、今まで重かった画像を少し直してみたら、あーあ、面倒なので、過去のものはこのままにしておくか。過去にはこだわらないってことでw

なぜ聞く?

いつもの小さな喫茶店でランチしていると、中年(私と同世代か?)の男性がママさんに「ここ、携帯いいですか?」と聞きに来た。ママさん、一瞬、答えに困った後「小さい声なら」と答えた。

たまたま、このやりとりを耳にした私。
なぜ・聞くーーー???

仮に「ダメです」と言ったら使わないのか?
仮に「いいです」とハッキリ言ったら、堂々と使い、もし、まわりの人に迷惑がられたとしたら、「だってママがいいって言ったもんね」と甘えた事を言うのかーーー、オリャー!と思ったわけだ。

ンなこたー、テメーで判断しろい。
判断基準は一つ。まわりに迷惑をかけないこと。それで答えは出てるだろーが。

と、、、心で思ったのだが、面と向かって言えませんでした。情けないアタクシでござんす。

読書:オープンソースで人が繋がる

「オープンソースで人が繋がる」小碇暉雄・著。

オープンソース ソフトウェア協会」の理事でもある小碇(こいかり)氏の著書。実にわかりやすい文章で奥が深い。良書。

小碇氏は40年以上の長きに渡ってソフトウェア業界に身を置いている。それゆえに言葉の一つ一つには重みがある。メインフレーム時代、オフコン時代、そしてオープンソース時代。それぞれの時代を駆け抜けた著者の言葉をかみ締めながら読んだ。そんな劇的な時代に生きた人なのに言葉はとてもわかりやすく、優しい人柄がにじみ出ている。

Web業界はオープンソフトのおかげで進化が世界規模で加速している。このエキサイティングな業界にいる皆様にはお薦めの一冊。

ベンチャーとはビジネスの冒険ですが、冒険は無謀な挑戦ではなく最善を求めて最悪に備える用心深さが必要で、また既成感覚を超えるスピード(勢い)が求められます。このベンチャー意識がOSSの開発コミュニティには何より求められます。ベンチャー意識の度合いがコミュニティの信頼性の尺度になるもので、私の体験を基にコミュニティが備えるべきベンチャー意識項目を挙げておきます。

  • 開発を支える先導的ユーザを得ること
  • 最善を求め最悪に備えること
  • 自分に足りない専門分野のパートナーをもつこと
  • 自らその分野のオピニオンリーダーになること
  • 一人が皆のために皆が一人のためにあること
  • エキサイティングな日々を過ごせること