ブルーノート:FOURPLAY

ブルーノート(Blue Note Tokyo)に「FOURPLAY」を聴きに行く。

Bob Jamesを見たのはいつだったろう? どこかのコンサート会場で、とても盛り上がっていて、感激してマジで涙が出た。20世紀の話。それ以来。FOURPLAYとして聴くのは始めてかも。

FOURPLAY

6時半の開演のちょい前に着いてしまった。「ピアノが見えるところを」とお願いして、Bob Jamesのまうしろ。端っこではあるが一番前のテーブル。3人掛けの真ん中にポッカリと空いた席に案内された。Bob Jamesの顔は見えないが、やってることは後ろから手に取るようにわかる。

ホントは15時開始の入場券配布にそなえて早く行くべきなのだが、、、全然ガッツないんですね、私は。

オレンジジュースが運ばれるとすぐにFOURPLAYが拍手で迎えられる。ワオーっとライブのなんともいえない興奮。先日買ったばかりの最新CDも聴き込んだので、どの曲が来てもバッチリっすよ。

ボブのピアノはもちろんだけど、ネイザン・イースト(Nathan East)のベースが好き。それにハービー・メイスン(Harvey Mason)のドラム、そしてラリー・カールトン(Larry Carlton)っスよ。フュージョン好きには泣けます。

私はノリノリでごじゃる。ソロがカッコいいし、息がバッチリなのね。ゴキゲンなソロが来て、それをベースとピアノで掛け合ったりして、「お、そー来るの?」って盛り上がって。そんな時、ネイザン・イーストと目が合うんだけど、ま、こういうのは気のせいでしょうね。

「X(ten)」という最新CDの「Turn About」は盛り上がり。「yes, please!」というCDの「Blues Force」はラリー・カールトンらしいギター。FOURPLAY結成して15年だそうで、最初のCDから「Midnight Stroll」を。この頃のギターはリー・リトナーだったのよね。再び「X」から「Kid zero」では、ベースを弾きながら、それと同じフレーズを歌うという、ジョージ・ベンソンが同様の事をギターでやってカッコいいーって思ってたけど、それをベースでやっちゃうのよ。すごいわ。

ボブが弾くグランドピアノはYAMAHAで、ペダルの切り替えでストリングスの音色を出す。それとは別の音色を一カ所(数小節)だけに使う時、PAではWindowsのソフトで音色を用意してあった。ボブが左手で合図を送って切り替え。つまりはソフト音源よね?

グランドピアノの上に私の席からはメーカーは見えないがシンセが1台乗っていて、それでオルガン系の音色を出す。これはいつものスタイルね。

最後まで良かった! カッコいい。もういい年齢のはずだけど熱いの。

ステージを降りると私のテーブルの横を通る。その時に、ネイザン・イーストがまっすぐ、私の目を見てやってきて握手してくれたのであります! わーーー!感激っス。やっぱ、目が合ってたと思うよ。マジ。

興奮さめやらぬまま表参道を歩いて帰る。表参道ヒルズの前は始めて通ったシ。遅ッ。
FOURPLAY

ブルーノートでのライブ(1stしか行ったことがないけど)は、アンコールを含めて1時間半くらいか。あと2曲やって欲しい。2ndでは違うのかどうかはわからない。それに高い。本日のチケットは税込みで10500円。それに飲食代が加算される。私はオレンジジュースだけだったので1000円弱だが、他の人は1万円札がポンポン出てた。世の中、景気が良いのでしょうか?

良い点は、後ろの方の席でも、それなりにちゃんと見えること。だからやっぱり、また行きたくなっちゃうのねー。