舞台が終わって、渋谷はこの時間も人が多いですねぇ〜。新中野に帰りましょう。「あじいち」さんだ。21時過ぎて、ちょうど帰るお客さんがいる。席があきました。
日: 2017年5月16日
幽玄@渋谷オーチャードホール
玉三郎のお芝居を見に行きます。「幽玄」は玉三郎と鼓童の舞台。渋谷、Bunkamuraオーチャードホール。
新宿三丁目駅から副都心線に乗って渋谷下車。最近は渋谷に来る時はお芝居を見る時ぐらいになっちゃいました。若い時には好きな街だったのにね。
今日はダンナも一緒です。どういう感想になりましょうか?
18時開場の、少し前に到着すると大勢の人が待っています。そして18時オープン。
チケット購入の日、なにか用事があって数時間遅れてネットに接続すると、もう良い席はなかった。今日は3階席です。端っこ。それでもよく見えますね。A席 10,000円。
演目の内容もわからぬままに着席し、ワクワクしながら見る。
最初は、「羽衣」、能のような舞。そして鼓童の太鼓。鼓童の皆さんが和装で座って太鼓を叩くことって、想像していなかった。何というか、「和」ですね。そして、謡(うたい)。こういう演出があったのか。素晴らしい。
二幕は「道成寺」、玉三郎の道成寺を見ることが出来たのは幸せ。といっても日本舞踊の道成寺とは違うわけでして、ここでも鼓童の太鼓と演出が素晴らしい。前からあるような、いや違う、新しいものを見る心地。鼓童の演奏とパフォーマンスは凄いね。圧巻。
最後は獅子に扮する玉三郎。長身ですからね、普段は女役だが実はこういう役は似合う。毛振りのところで、ちょっともたったか? 心配します。そして、ラストシーンへ。拍手が鳴り止まず。カーテンが開きます。拍手、拍手、拍手。会場内のお客様は総立ちです。良い舞台でした。