国際都市おおたシンポジウム 未来へ躍動する「国際都市おおた」

国際都市おおたシンポジウム 未来へ躍動する「国際都市おおた」に参加しました。
場所は、大田区産業プラザ。
18時半開始。ちょっと遅れての参加となりました。

第1部は、先日訪れた小布施のセーラ・マリ・カミングスさん。
会場内は撮影禁止で写真はありませんが、セーラさん、今日はピシっとスーツを着ていてカッコ良いです。

講演の中には、ワクワクするようなキーワードがたくさんありました。

「今の日本も良くないと言われていますが、日本は悪い時に伸びていると思うのです。私もそうです。景気の良い時代だったら無理だったと思う小ロットのものも対応してくださったのは、こういう時代だからだと思っています」って、この方は本当に前向きで頭が下がります。

前回の小布施ッションもそうでしたが、「小布施ッションの参加者、半分は小布施の人、半分は外の人、最近では外国の方も1割程度参加しています」

外国の方にもわかるようにと、同時通訳をしてくださる方がいるそうです。私が参加した時は同時通訳の人の都合が悪くて、セーラさんが通訳をされていました。

小さな町の小さな集まりに同時通訳をかって出る人がいるってすごいことですわ。

第2部はパネルディスカッション。
内容は、大田区の魅力を再発見する機会となったとともに、大田区以外にも応用出来るであろう観光の事が話されていて参考になりました。

渋谷センター街を例にあげて、そこの町づくりでは、「俺たちの町は俺たちが守る」と言ってらしたそうで、印象的な言葉です。

同じ道を通る時に「行き」よりも「帰り」に寄ってもらうことを考えるというのも参考になりました。

「帰り」の印象の方が、あとあとまで残るものかもしれません。

羽田空港が国際空港となったことを機に、国際都市に向かおうとする大田区。
大田区は70万人もの人が暮らすそうです。
気仙沼は、その規模とは皮革にならぬほど小さいけれど、「ワクワク感を求めて活動する気持ちは一緒」だと思います。今日はありがとうございました。