母が身体障害者手帳を交付されました

あの大震災の前に母を連れて市役所に相談に行き、その場で申請書を頂いて、病院に診断書作成のお願いをしていた「母の身体障害者の認定」がどうやら、通ったようです。

2級だそうです。

手帳を交付されたとして、いったいどうなるのか、まったくわかっておりませんでしたが、例えばタクシーなどの交通費に補助が出たりするようです。

それよりも嬉しいのは、やはり「情報」だと思います。

母は、父の形見の「杖」を使っていますが、本来ならば、白い、視覚障害者用の杖が必要のはず。それの購入先なども頂いて来たようです。現在の、被災してしまった気仙沼では購入出来ないようで、仙台に見に行く必要があるそうな。

他にも「時計がしゃべってくれるって」と母が言っていました。
目が見えないので、時計もボーっとしか見えず、間違いが起きていました。

自分が、その立場にならないと見えぬもの、わからぬものが、たくさんあります。

母は、昨年末(大晦日あたり?)から急激に視力が落ちてしまい、その速度が早すぎて本人が付いていけぬほど。まわりの者(私ども家族)は全く付いていけてない。だって、ほんの少し前までは見えていたんですもの。

ある日、突然、視力が低下してしまったら、、、
私なら、どうしているでしょう。

パソコンが出来ないというストレスが倍にも3倍にも、のしかかりましょうね。

まして母は、これまで暮らした家を失い、小さなアパート暮らし。
見えないもどかしさは、私の想像を越えていましょう。

「福祉」は、健康な時には、ちっとも気にもしない存在だけれども、一度、その立場になると、本当にありがたいもの。

新しい内閣の方に、どうぞ、福祉の低下はしないでくだされ、と申し上げたい。
議員定数を減らしても、消費税が上がったとしても、福祉のサービスレベルだけは低下しないで下さい。お願いします。

スマフォ〜

弊社(テレパス株式会社)では、スマートフォン開発も手がけております。

無償のアプリも出しております。

スマフォの開発案件も増えてきておりますが、私が手伝えるのはせいぜい、iPhone、iPad のデバック程度…。
そんな私でございますが、社員らに刺激を受けて「jQuery Mobile」なんかいじってみております。

新しい事をやってみるのは楽しいですね〜。
ちょこっと出来ては社員に見せびらかしたりして。
これって、、、なんか、仕事の邪魔している???

被災した文化財の復興@日経新聞

今朝(9/13)の日経新聞を開いてみると、目に飛び込んだ見慣れた建物!
オオ、これは気仙沼の男山本店さんだわ。

記事は、「大震災で被災した自然・文化遺産で、国の復旧対象にならない文化財などの復興を支援する活動が動き出している」というもの。

活動に取り組むのは、「日本ナショナルトラスト」さんとあります。

10月から公募、審査をして来年3月に支援先を決めるそうです。

気仙沼には、他にも角星さん、武山米店さんなどの文化財17件が被災したとあります。1つでも多くの文化財が復興しますように。

気仙沼ビューローと気仙沼を元気にする会

関東在住の、気仙沼にゆかりの人達と毎月、定例の会を開いています「気仙沼ビューロー」の会がありました。会議室を借りて、実に真面目に色々と議論を重ねているのでございます。

今回は10月に予定している「気仙沼を元気にする会」の実行委員会も兼ねています。こちらの詳細は後日、ご案内するとして、

このように、2次会もワイワイと。

三陸新報の今年の絵を提供している尾形さん。
三陸新報を購読の皆様には、毎月1日に、今月の絵が掲載されているのをご覧になってください。

毎年、夏休みに気仙沼に帰って、地元の風景を描いているのですが、今年は変わり果てた故郷を描く気持ちになれなかったそうです。気仙沼も一日も早く、美しい街に戻って欲しいものです。

昇仙峡(しょうせんきょう)に行く

茅ヶ岳登山が思いのほか早く行けたし、「昇仙峡」が近いというので、連れて行って頂きました。

オオオ、これはすごい滝があります!
「仙娥滝(せんがたき)」です。

岩の大パノラマ、ここの遊歩道は、まだまだ先に続きますが、時間があまりないので、少し行っておしまいになりました。今度、ゆっくり来てみたい。

今年は夏休みらしい気持ちになれずに過ごしていましたら、思いもかけずに夏休み。
大自然が癒してくれました。
内藤新宿300RCの皆さん、今年もありがとうございました。

茅ヶ岳(かやがだけ)に登る

本日は「茅ヶ岳」に登ります。

私の登山は3度目です。
全部、内藤新宿300RCの皆さんに連れられて登ったもの。
私は、元々はインドア系だったので、山登りなんて、とんでもないーと思っていたところ、会長さんから「ハイキングだから」と誘われたわけです。これ、全然、ハイキングじゃないですよね?

駐車場に車を停めて、イザ・いざ〜。

不安だらけでございます。ちゃんと登れるかしらん?
茅ヶ岳の標高は1,704m。

少し歩いただけで汗をかいています。今日も暑いです。
ダンナと私は気仙沼産「おだづなよTシャツ」を着ているので、「気仙沼から来たのですか?」などと声を掛けられました。

頂上にあと少しというところに、「日本百名山」を書いた深田久弥が亡くなった碑「深田久弥先生終焉の地」がありました。1971年のことだそうです。

途中で、30名近い団体さんがいました。10名程度の団体さんも。
皆さん、結構なご年配、そして女性が多いです。
お元気ですよねー。

挨拶をかわしながら進みまして、頂上です!ヤッタ!

山頂でおにぎりを食べて景色をみますが、あいにくのモヤで何も見えない。ガッカリ。
晴れていれば、大変に美しい風景が見られるそうです。

そして、下山。下りの方が恐いです。
あとちょっとというところで、軽くこけたけど、無事に下山出来ました。ホッ!

私の後ろのお2人はベテランです。
私を後方支援してくださいました。ありがとうございます。

内藤新宿300RC:第13回・新宿ー高遠駅伝

今年もやって参りました!
「内藤新宿300RC」という仲間たちとのイベント「新宿ー高遠駅伝」です。

今年は参加を迷いました。
ちょうど大震災から半年にあたる日でもあるし、まだイベントに参加する気持ちにはなれないというのが正直なところ。

でも、ですね、内藤新宿300RCの皆さんは、色々な形で被災地を応援してくださっています。ありがたいです。そのお気持ちに、元気な姿で応えたい。

今年はダンナも一緒に参加です。

新宿駅南口を出発し、タスキをつないで長野県伊那市高遠町役場前までランをします。一日では辿り着けないため、A班とB班に分かれます。

 A班:新宿駅南口から勝沼まで(その後は車で高遠まで)
 B班:車で勝沼まで行き、勝沼から高遠町役場まで

今年参加出来ない皆さんも、応援にと、スタート地点にいらしてくださいました。
さまざまな差し入れありがとうございます!
しかも6時前という早起きです。ありがたいです。
皆さんと集合写真を撮りました。
昨年作ったおそろいのピンクのTシャツで「がんばるゾ!」

私は今年もA班に参加です。

例年は9月の最終週の開催ですが、今年はその時期に秋田やベルリンの大会に出場される方が多いので、2週間繰り上げての開催です。

たった2週間の違いですのに、6時前に集合した時点で、暑い。
今年は暑さとの戦いですね!

私とダンナは、一緒に2区を走ります。10.4km。
「上高井戸」でタスキを受け取り「若松町」まで、甲州街道をGo〜!

ここはまだ都内ですから、平地です。
なるたけ早くタスキをつなぎたいので、調子が良い方が引っ張ることにしましたら、終始、ダンナがリードします。

けれど、結局は信号で吸収されて、ほぼ同じ(わずか数メートルの違い)でゴール。
59:45かかりましたので、キロ5分44秒程度。まぁまぁでしょうか。

でも本日のメインは、7区の13.5kmですから、それまでに疲労回復しておかないと。

高尾山などの難所は速い人が担当してくださいます。

そして昼頃に再びダンナと一緒に7区を走ります。
「上野原市役所前」をスタートして「鳥沢駅」までの13.5km。

いやぁ〜暑い。
途中で2度、給水して頂きました。

最初は下りから入りますが、ここで調子に乗ってしまうと、後からの上りに対応出来ない。押さえて入ったつもりですけど、いくらかスピードが出ていたのでしょうね。後が辛い、辛い。

今回は、ペースメーカーとして私が先導し、途中で少しダンナが前に出たけれど、私の方が長年やってますから、このぐらいのペースというのがわかっているのでしょうね。

まぁ、それでもほぼ同じにゴールしてタスキを渡しました。

笹子峠から先は、台風の影響で木が倒れるなどしていて通行止め。
それでも自転車が通り抜けたとかいうので、ランは続行しました。
車は先まわりして、給水を務めます。

今年は暑さのため、またちょっとしたアクシデントもありで、予定時刻を1時間20分ほどオーバーしていました。予定時刻は、キロ5分で計算しているので、私のようにキロ6分が足を引っ張ってしまいました。

それでも嬉しいA班ゴ〜〜〜ル!

A班ゴール地点の勝沼には、B班が置いていった目印があります。
これは第1回(平成12年)から、毎年、目印にしています。

そして、B班ゴール地点である「高遠町役場」に行き、最終ランナーのゴールを見届けて、宿に参りました。

今年も「仙流荘」さん、お世話になります。

お風呂で汗を流すと、あぁ〜、お腹すいたー!

高遠町の仲間も一緒に打ち上げです。

高遠の有志の皆さんから義援金を頂戴しました。ありがとうございます。皆様に助けられて生きております。

高遠の仲間には自衛隊の方がいらっしゃいます。
被災地を代表して、御礼を述べました。
自衛隊の皆さんがいなかったら、どうなっていたでしょう。
被災地は、みな、自衛隊の皆さんに感謝をしています。

そして、内藤新宿300RCの皆さんからもたくさん支援して頂いて、ありがとうございます。
気仙沼の現状についても話させて頂きました。
TVで見るのとは大違いの現状があります。

楽しい宴席は、お部屋に帰ってからも続きます。明日も早いのにねw。

新宿伊勢丹・斉吉さん出店しています

気仙沼の「斉吉商店」さんが、新宿伊勢丹に出店しているという噂を聞きつけ、行って参りました!

被災地応援ファンド」に投資して送られてきたのが「金のさんま」
それを初めて食べてから、すっかりファンでございます。

「さんまの煮付け」は気仙沼の家庭料理ですからね、「さんまをたく」と言いますけど、どこの家庭にもあるのにわざわざ買わなくても、と思っていたわけだ。

ところが!
家庭の味とは全然違う!
プロの腕です。お品の良いお味です。

ダンナからもリクエストされていたので、お目あては脇目もふらずに金のさんまへGo〜!

ありました、ありました、斉吉さんブースです。
伊勢丹の「人気の味食べつくし 食の多様性特集」で9/13(火)までと書いてあります。

かわいらしい看板娘たち。

オリジナルの衣装は、気仙沼の伝統を活かしています。
気仙沼にある「リアス美術館」に展示してある伝統のものをヒントに制作しているそうです。
背中の文字も良いですね〜。

この紙袋もオリジナルです。
こちらにも気仙沼では伝統的な、大漁、宝船をモチーフに制作したそうです。

会社のみんなにもおすそ分けを。もっと買ってくれば良かったなぁ〜w。
これこれ、これが金のさんま。
「つながる心 ありがとう」の文字。

家に帰りますと、湯煎して、

時間は適当です〜w。

そして、お皿に盛りつけるだけなんですけどーw

美味しい〜〜〜!

9/13(火)までやってますんで、もう一度、行こうかなぁ〜〜〜!

専務の和枝ちゃんから、少しお話伺いました。
「9月には新工場が出来ているものと思ってたんですー」
そうだよね、そうだよね。みんな、そう思っていたと思う。

「9月なら出店します!と言っちゃって・・・こんなに復興に時間がかかるとは思わなくて大変でした〜」

そんな大変なご苦労の中で、商品が復活しました。

・・・とウンチクをダンナに話しながら、ありがたく頂いたのでございます。

気仙沼出身のラガーマン畠山健介選手

なでしこジャパンのロンドンオリンピックアジア予選や、男子サッカーのW杯アジア次予選とか、毎日、ワクワクのこの頃です。

そんな中、今週末の9/10(土)には、ラグビーワールドカップ2011「日本 vs フランス」があります。

日本代表として、気仙沼出身(仙台育英高校→早稲田大学→サントリーサンゴリアス)畠山健介選手が出場します。

小学校2年生から鹿折ラグビースクールに通ったそうです。
畠山選手のご自宅も津波で流されたそうで、とても練習どころではなかったと思います。

気仙沼出身のスポーツライター大友信彦さんのブログ「ツール・ド・ラグビー」にも畠山選手が取り上げられていますから、ご覧ください。

2人は、気仙沼市松岩中学校の卒業生だそうで、そういうご縁から何度も取材をしているようです。

こんな大舞台に出ること自体がすごいことですが、精一杯、力を出してください。応援してます!