ジョー・サンプル&ランディー・クロフォード・ライヴ〜スペースがある音楽

渋谷オーチャードホールで「ジョー・サンプル&ランディー・クロフォード・ライヴ〜スペースがある音楽」を見て来ました。

P:ジョー・サンプル
B:ニック・サンプル(ジョーサンプルの息子)
Dr:スティーヴ・ガッド
Vo:ランディー・クロフォード

ジョー・サンプルは、ずっとピアノを弾きました。
今回は、ローズなし。

スティーヴ・ガッドは、ずっとブラシで叩いてました。

ジョー・サンプルがピアノ1台で弾いた「メロディーズ・オブ・ラブ」が心に染み渡ります。「この曲を最初にライブでやったのは札幌だった」と、たぶん(英語に自信ありませんが、たぶん)そう言ってたと思います。

「ストリート・ライフ」ももちろんありました。このアルバムは1979年ですゾ。私の20歳代がパーっと蘇ります。

その当時をリアルに過ごしてであろう年齢層が客席には多くいました。
私も一人で観に行きましたが、隣のご婦人も(たぶん、私よりも年上だと思いますが)一人でいらしていて、私と同様に、フォーーー!と絶叫を。

もちろん若い人もいらしていて、年齢層は幅広いと思います。

ジョー・サンプルの右手がかなでるフレーズは、今も最高です。
スティーブ・ガットは、ブラシということもありましょうし、ピアノトリオということもありましょうが、おとなしいように思いました。昔、レコードで聞いていた当時、その音がすさまじくて、のけぞった世代といたしましては、もう一度、炸裂して欲しい気もしますが、もう、そこに居てくれるだけでいいような気もします。

コンサートが終わっるとジョー・サンプルのサイン会があるとな!
その場で、対象となるCDを買った方のみの特典だそうです。

見ると1枚はすでに持ってるし、あああ、どうしよう、、、だいぶ並ぶのかなぁ。と考えながらロビーやドアの辺りをウロウロしていたら、なんと!コットンフィールズ(私達の大学時代のテニスサークル)の飯○君がいた! なになにー!どーしてー! などとしばし驚いた後に、

「私、ジョー・サンプルのサインもらおうかどうか、迷ってて…」
「それ、普通、迷わないでしょう」
「やっぱそうかな」
「絶対もらうべき!」

ありがと!
すぐにCDを買って列に並びました。
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私の順番が来るまでに1時間強でしょうか。
oyamaという文字も入れてもらって、サインを書いて頂いている間に
「私は、あなたの曲をピアノで弾いてるんです。レインボーシェーカー」
「ホント?」
「そうです。私は30年あなたのファンです」
「ありがとう。今度は、ストリート・ライフもやってみて」

と、、、たぶん、このような会話を2人はしたと思います。
通じていればの話ね(笑)
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本当に嬉しくて、嬉しくて、嬉しくて、飯○君、背中押してくれてありがとう!
今度、飲もうね。

マラソン完走クラブ(29回目):代々木ランニングクリニック&東京マラソン調整練習会

マラソン完走クラブの練習会に参加した。

本日は、明日の「東京マラソン」参加組の調整練習会と、普通の練習会の2グループに分かれて、それぞれのメニューをこなします。

最初に200mを3本走って身体をほぐし、
動き作りの運動をして、
30分のペース走(私はキロ6分に入りました)
代々木公園でファルトレク
最後に1000mというメニューです。

最後の最後に1000mで、いつもきついのですが、今日は4:46。
これ、たしか前回とまったく同じ。
次は1秒でも縮めたいものです。

明日の東京マラソンに参加される皆様、我々の分も楽しんでくださーい。

ランナーズ5月号見てたら…

ランナーズ5月号をパラパラと見ていたら、「ワ!」驚いたー。
マラソン完走クラブのスタッフさん(関東RCのメンバーでもあります)の写真がドーン!
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「au Smart Sports」の「Run & Walk」の新機能「チーム機能」の紹介記事に登場されてましたー。
ああ、そういえば練習会の時も、装着してましたね!

同雑誌には「全国ランニング大会100撰 2008結果発表」が掲載されていた。
残念ながら「気仙沼つばきマラソン」がない!
昨年は、受付もスムーズだったし、ワカメ汁と、マグロのかぶと焼きが(なんと無料で!)振る舞われるなど、なかなか良い大会なのですが、残念です。

今年、参加される皆様、良かったら「良い」と声をあげてくださいませ。ちなみに東北では、山形と福島が2つ(合計3大会)が入ってました。

国立競技場駅のコインロッカー

大江戸線・国立競技場駅の改札を出て左の方向に進むと、突き当たりにコインロッカーがある。
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コインロッカーは真新しくて奥行きもある。国立競技場に大きな大会でもない限り、ここのコインロッカーは空いている。
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こちらの出口に来る人は少ない。
ゼロということもないが少ない。
コインロッカーの前で上に着ていたものを抜ぐ。
どうせ、下にランニングウェアを着ているわけで、大胆になる。

ペットボトルを収納出来るウエストポーチを腰に巻き、帽子をかぶり、サングラスをする。300円を入れて鍵をはずし、ウエストポーチにしっかりと入れる。

ゆっくり走ろう。

ほとんど歩くぐらいの速度で、何も考えずにただボーっと走るのが好きだ。

最近、気に入っている赤坂御所を周回するつもり。
ここは1周が3.3kmで、信号につかまらないし、少し坂もある。都心にしては静かで、皇居ほどではないが、ランナーが走っている。

先週からの風邪気味が、相変わらず治らない。
むしろ、少し悪化していて、昨晩は、宴席を欠席してしまった。

東京マラソンに出場される方もいる懇親会、こんな大会直前に、しかもあの難関を乗り越えて出場出来る皆様に、風邪をうつすわけにはいかない。

咳と微熱。
でも、このくらいは、逆に少し汗をかいた方が治る時もある。

ゆっくり走ろう。

午前中に降っていた雨が上がった午後のひととき。
よく晴れて気持ちが良い。
青い空に雲がポワっと浮いていて、3月がこんなに暖かくて良いのだろうか。

読書:つきのふね

「つきのふね」森絵都・著。
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今、お気に入りの作家・森絵都さんの本。
1998年に第36回野間児童文芸賞を受賞した作品。

2009年の今、50歳を目前にしたオバサン(私)が読んでも、グイと引き込まれる作品。

主人公は中学生。
中学生、高校生にも読んで欲しいが、大人が読んでも、いろいろ考えさせられる。

万引きを繰り返していた仲良し女子中学生2人が、ふとしたことから疎遠になってしまう。そこにからんでくる勝田君、そして万引きを逃がしてくれた智さん。智さんは、ある乗り物の設計図をかいているというが、、、。

傷つきやすい年頃の、ふとしたことで、違う道を進んでしまうその頃を、見事に書いている。途中は言いようもない、悲しい気持ちになりながらも、この作家の作品は最後に明るく読み終えられる点が特徴だと思う。読んだ後の、後味が良いというのは、また「次」の作品を読みたくなりますよね。

トレイルラン・シューズ

年度末、皆様、いかがお過ごしでしょうか?
公私ともに慌ただしいオヤマです。

そんな中、たまたま外勤の途中で通りかかったお店で「トレイルランのシューズ」を買いました。

前から買おうと思っていたのに、お店に行く暇がない。
今しかない。エエイ。

トレイルランというのは、山を走り回ることです。

私は元々インドア系というか、パソコンオタク系というか、そういうタイプでした。走る前まではね。ご多分にもれず、そういう生活をしていたのでメタボっちゃいまして、体重は今と変わらないのに、中性脂肪がガツンと増えて、しょうがなくて歩き出し、いつの間にか走り出したという次第ですが、元々がそんなですから、山歩きなんてとんでもない、と思ってた。山を走るなんて、考えたこともない。

ところが、、、です。
誘われた山を走る/歩くしてみたら、これが気持ちイイんですよ。森林浴だし、たまたま天気が良くて気持ち良いし、都心を走るのとは全然違う。

また行ってみたい。
と言っていたら、とあるレースを紹介され、勢いで申し込んでしまった。申し込み要領もよく読まずにいたのね。大会が迫ってきて、封書が届いてよくよく読んだら、「トレイルランシューズを着用」を義務づけられた大会でした。

これって、初心者が申し込んではいけなかったんじゃないの?
申し込んだのが昨年の秋で、大会までには何度か山にも行くだろうと思っていたら、これが全然行ってないんだな。

とりあえずシューズを買わなければ….。
で、忙しい最中に、バタバタとお店に入り、
「ト・ト・トレランシューーーズ、くださーい」で買ったのはこちらです。
「モントレイル-MONTRAIL コンチネンタルディバイド女性用」
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買う時には「普段より1cmほど大きいサイズを選ぶ」のがポイントだそうです。あとは履いた時の感触ってことですが、時間もないので、最初に履いたこれがイイ感じですから、これくださーい。

あわせて、山用の靴下も買いまして、これで準備OKかしらん?

荒川マラソンの結果

昨日は、あまりの不甲斐なさに凹んでいたオヤマです。こんにちは。

一晩寝ましたら、おもいのほか身体に痛みはなく、むしろ軽やかに出社した次第です。ってことは、やっぱり、ゆっくり走ったってことですよね。きっと身体はリラックスしていたのでしょう。

ジョグノートへの激励やブログへのコメント、メールありがとうございました。
ある方から「楽しめたらそれでいい」という言葉がありまして、
私は、昨日は「楽しめてなかった」と思います。

勝手に「自分との記録との戦い」を優先させちゃって、たいした記録でもないのにね、おかしいですね。

それよりも我々市民ランナーは楽しめてナンボのもんってことを改めて思い出させてくださいました。ありがとうございます。

ネット検索していたら、もう結果が出ていました。
一般の部女子では、1761中472位。
これはグロスタイムといって、号砲からカウントされます。
今年はスタートまで2分程度の差だったのではないかと思います。

皆様からのコメントを読んだり、この結果を見ていたら、やっぱり「次!」なんて思っていて、そんな自分もおかしいです。この1ヶ月ほどダラけてましたけど、3月の残り半分、4月、5月は走り込みますよー。6月はサロマですからー。

第12回 東京・荒川市民マラソンinITABASH(フル)

「第12回 東京・荒川市民マラソンinITABASH(フル)」に出場した。
さんざんな結果に終わってしまいました。今シーズン最後のフルマラソンというのに…。

天気 晴れ(天気予報では)温度13℃、
折り返してから少し風はあるが、風はそれほどでもなかった気がする
参加者数 フル:10,000?人
コース 平坦
エイド 多数、バナナ、オレンジ、あんぱん、おにぎり、シャーベット、飴、ほか
表示 1kmごと
ウエア 長袖シャツに半袖シャツを重ね着、ハーフタイツ、手袋(装着したりはずしたり)、サングラス

2007年に出場した荒川マラソンが私のフルマラソンのはじまり。
その時も辛かった、大町マラソンも辛かった、そして本日は本当に辛い大会になってしまった。

受付は8:30まで。
スタートは9:00。

JR埼京線・浮間舟渡駅を降りて会場に向う人・人・人。
天気は晴れ、風もほとんどない。これは好天。
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会場までは徒歩15分。
会場に到着してから、受付に到達するまでに、さらに15分ほど。
昨日の雨で地面はドロドロ。
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受付をして、ゼッケンを付けて、荷物を預けると、もう20分もない。
それからトイレの列に並び、もう2分前。

どうにか列に入れて頂いて、スタートに間に合いました。
号砲!
本日、ここに立てたことに感謝します。
(あああ、準備運動がままならなかった・・・)

ゼッケン番号は「15275」
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今日はキロ6分でいくつもり。
スタート直後にちょうど良いペースを刻んでいる方がいらしたので、その後ろを付いていくことに。すばらしいほどキロ6分です。

けれど、最初の給水でその方を見失い、でもまた別の方の後ろをトコトコ付いて行きました。そんなこんなで15kmまで行ったのですが、どうも身体が重い。次の5kmはペースが落ちて、20kmを超えたら、もう全然ダメです。身体は重いし、ひとつも良いところがない。

給水では立ち止まってストレッチを加え、歩きたい衝動を押さえて、「ゆっくりでもいいから走るんだー」と言い聞かせて進みました。前回の勝田マラソンでは30kmの地点で「まだ行ける、ここから行ける」と思ったのとはウラハラです。

途中で、「気仙沼モーニングクラブ」のKさんが追い越していかれました。非常に軽やかな走りですばらしいです。

途中で、「完走クラブの方?」と声を掛けられました。マラ完Tシャツを着ていたのでわかったようです。メルマガを購読されているそうで、練習会のことなど聞かれました。

あああ、やっと30km。
「おにぎり」食べたり、「シャーベット」を頂いたり、これでロスタイムが生じるけど、もういいです。

40kmを過ぎて、本当にもう歩きたかった。けど、歩かない。ゆっくりでいいから歩かない。その辛いところで「マラソン完走クラブ」でご一緒するTさんに「オヤマさーん、がんばれ」と声援を頂きました。ありがとうございます。ウルウルウルウル。すごーく励みになりました。

そして、そして、そして、やっとの思いでゴーーーール。あーーー、辛かったぁーーー。
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タイムは悪い方から数えて3番目の悪い記録。
  5km:29:56
 10km:29:34
 15km:29:49
 20km:30:16
 25km:31:18
 30km:32:46
 35km:34:32
 40km:35:20
 ラスト:14:51
————————-
 合 計:4:28:32

どうしてこんな事になったのだろう?

<反省会>
たしかに今日は(先週から?)少し風邪気味ではありましたが、今朝、起きて一番にチェックした喉の痛みは消えていたし、熱もない。

たしかにこのところ、宴席続きで体重がMaxをいっていたけど、私は年中、体重の変動幅が小さいので、取り立てて言うほどでもない。

たしかに、青梅マラソンの後は練習量が減ってしまった。11月から1月までは月間200km以上を走ったら、2月はガックリと走る距離が減ってしまった。アトミクラブの練習会も出てないし。

上記いろいろ思い当たる節はあるものの、これといった決定的な要因がわらかない。

もうひとつ、このごろ調子が悪くてもフルを完走出来ていたので、つい過信してしまったかもしれない。それが原因かも。準備運動もままならなかったし、直前の調整も相変わらず下手。アトミクラブの先輩から「フルを甘く見てはいけない」と言われた言葉を思い出しました。

いつも走り終えると「次!」と思うのだが、今日は正直、かなり凹んで次も考えられません。また1から少しずつ、コツコツ行きますか。

内藤新宿300RCの会長さんが応援にいらしてくれて、ガックリしている私に励ましの飲み会に連れていってくださいました。おかげさまで元気になりましたー。
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参加賞にTシャツを頂きました。これを着て走ってる人も多数見かけましたー。
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読書:宮崎アニメは、なぜ当たる

「宮崎アニメは、なぜ当たる」斉藤守彦・著。
サブタイトル:スピルバーグを超えた理由
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映画アナリスト/ジャーナリストである著者・斉藤氏は私と同じ日生まれ。

家庭にテレビが入った最初の世代(だと思う)我々は、映画よりもテレビで育った。そんな中で著者が映画の世界に引きずり込まれた理由が「まえがき」にある。

13歳の少年は「日本沈没」と「グァム島珍道中」の2本立てを友人と映画館で観た時に、衝撃的な体験をする。映画館の人口密度の高さ、人、人、人…。そこに集う大勢の人達がスクリーンに集中する様、そして緊張感。テレビとの違い、そこに映画の持つパワーを見ます。

本は年代順に書かれています。
最初の章は「1988」ー「となりのトトロ」「火垂るの墓」「太陽の帝国」から。

作品の概要と、その時代背景、当時の日本映画のおかれた状況、制作費と興行収入、宣伝の仕方、あらゆる角度から見ていて、映画ファンにはたまらないのはもちろんのこと、私のように、映画に詳しくない者もドンドンと引き込まれます。

その当時に斉藤氏が予想したヒット感、その当時に斉藤氏が書いたものなどを照らし合わせて読むと、映画に対する愛情とその深さがあちらこちらに見えます。

私は宮崎駿監督の作品を、申し訳ないが映画館で観ていません。テレビで放映されたものを観る程度でおりました。それでも、結構な作品を観ていることを改めて思います。しかし、しかし、しかし、、、この本を読みますと、もう一度、その作品をシッカリと観てみたいと思います。

最後の章は「崖の上のポニョ」の公開前で終わっています。
あーーー、続きが読みたい!!!
この作品の公開を、斉藤氏はどう見たのでしょうか。
宮崎監督とスピルバーグ以外の作品を斉藤氏はどう見るのでしょうか?

斉藤氏が書いたものは、ネット上の「日本映画、疾走」でも読むことが出来ます。
現時点の最新は第28回です。

ネットはネットの楽しさがありますが、是非、この本を読んでみて欲しいです。深い内容であるのに、文章は読みやすく、読んでいて楽しくなる、お薦めの1冊! 斉藤さんの文章を読んだおかげで、最近、実に何十年ぶりに(!)映画館に足を運んでおります。

私が行くのは(会社から近いという理由で)新宿バルト9でして、最近はネットで座席指定が出来るようになり、私が若い頃の、あの立ち見をしていた時代から考えると、ゆったりと楽しく見ることが出来ます。いい時代になったものです。