英会話に尻込みする理由

年に一度、海外に行くか行かないかという程度ですから、英会話が上達するわけもなく。聞き取れない、話せない、そんな海外旅行です。

それでも、必要にせまられる場所、例えばレストランなどでは相手もゆっくり話してくれるし、英語というよりも「想像」を加えることで意思疎通は出来るもので、そのうちに物怖じしなくなる、いわゆる慣れということになります。

それでも、「ハーイ」とか「How are you!」と言われた時に、おもわずタジタジっとしちゃうのは、それは文化の違いではないかと思うのです。

アメリカの場合、アメリカンジョークをあっちこっちに仕掛けます。それをまたジョークで返すというのが文化。それって関西の人のノリではないでしょうか?

私のように東北で育ち、東京に暮らしていると、そういう文化に疎い。

たとえば、安売りチケット売り場で
「○○のチケットください」と言う
「×☆○△☆○△」と返ってくる。

こっちは、「ある」か「ない」かという返事を想像していたので、咄嗟に意味がわからない。よくよく聞くと、そのショーにまつわるジョークを言ってるらしい。

東京だったら、「あるよ、何枚?」で済むが、こちらではチケット買うまでにいくつかの会話を楽しむ。そういう文化の違いがあります。「人生を楽しむ」ことを思い出させてくれる。そういう事がアメリカ旅行の楽しみでもあります。