朝起きると雨。
雨はたいして強くないので、本日のマラソン完走クラブの練習会に参加するか、休んでしまうか、しばし迷います。
昨日のアトミクラブの練習会の疲労が全身に残っています。
なぜか頭痛もある。
やりかけの仕事をやってしまいたいし、雨の中を走っては風邪をひきそうだし、、、休むための言い訳はいくつも出ます。あーあ、意志が弱ーい。
30分ほどウダウダ迷った後に休むことにしました。
身体よりも、気力の方が、モチベーションが上がりません。
アトミクラブは速い方ばかりなので、私は全く付いていけずにビリです。全力で走っても走っても、皆さんの後ろ姿がはるか先に小さくなっていきます。
ちょっとの努力では無理です。
そうなると「心」が疲れきってしまいます。
なんか・・・走ることが辛くなっていくー。
これは学校選びにも言えることではないでしょうか?
例えば、気仙沼で常に上位の成績だったとします。そこで仙台の優秀な高校に、県内でトップの高校に入ったとします。その高校には県内から優秀な人が集まるから、それまでの秀才は「普通」の成績になってしまったり、わずかな点差で下位になってしまうこともある。
そうすると、それまで「常に上位」だったはずの「心」が折れてしまうこともあるのではないでしょうか。
それをバネに、さらに飛躍する子もいましょうが、心が折れて立ち直れないこともありましょう。
私には子供はいませんから、実際に子供がいたらどうなのかはわかりませんが、子供が「楽しく」学校生活を送るには、少し余裕がある学校選びも、豊かな人生ということでは、必要かもしれぬと思ったりします。
まして中高一貫教育の場合には、その学校で6年間を過ごしますから、少し余裕がなければ、学校が嫌いになってしまいましょう。「身の丈に合った」ということが実は大切なことであるように思います。
私が高校生の頃、学区制で受験出来る高校が決まっていたから、地元の高校に通いました。気仙沼は勉強には呑気ですから、無理をしなくても学校の授業にも付いていけるし、朝から夜まで部活をして(日本舞踊や習字のお稽古にも通って)、文化祭は盛り上がって、いつも笑って過ごした高校時代は実に楽しかった。
宮城県の高校進学方法が変わるそうで、気仙沼からも仙台の高校を受験出来るようになるそうです。果たして、それが幸せかどうか、今一度、考えて欲しいと思います。
気仙沼にも高校が増えて選択肢がふえました(私の時には女子の選択肢は極めて少なかった)。それぞれの高校が「楽しく」なるよう、他の地域からも通いたくなるような学校作りを、地元で盛り上げていければと願います。
さて、私は大人ですし、走るための練習環境は自分で決めます。アトミクラブの皆さんから「遅くてもいいんです」と言って頂いてますから、皆さんに付いて行けずに一人旅になりますが、とにかく続けてみようと思います。「身の丈」を模索しながら。