母と日光旅行(2日目)

朝起きると、まずは「お風呂!」
まだ5時ちょい過ぎだというのに、もう数人が入っています。
すがすがしい朝の露天風呂は気持ち良い。

昨日は、心配した雨は降らずに過ごしまして、今日は晴天。

食事の前にホテル前の中禅寺湖を散歩します。
走ろうかと迷ったけれど、本日も私は荷物持ちですから、体力を温存して歩きにとどめました。
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こちらはホテルの敷地内です。結構、広いです。
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本日もぶらりバスの旅です。
母は「もう2度と来れないだろうから」と「湯本温泉まで行きたい」と。そこはバスの終点です。湯本で何をするということもないのですが、「奥日光まで行った」ということで母は満足のようです。
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再びバスに乗り、「湯滝」で降ります。
バスの中にモニターがあって「湯滝」の荘厳な写真が表示され、急遽、降りてみることにしました。久しぶりにバスに乗りますと、そういった装置が進化していて感心します。

華厳の滝は文句なしにすごいですが、こちらの湯滝はすぐ近くに見る事が出来るのが良いです。本日は暑いですが、この滝の近くは涼しい。マイナスイオンを浴びました。
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またバスに乗ります。
この時間帯、バスは40分から50分程度に1本しかありませんから、バスを降りる時に次の時刻を書き留めておきます。それに乗り遅れると、またしばらく待たないといけません。

次は「竜頭(りゅうず)の滝」です。
2つの滝がまるで竜の頭に見えるというもの。
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こちらの滝が目の前に見えるところがお茶屋さんになっています。だんごが名物ですが、我々はお抹茶を頂きました。
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バスは「いろは坂」を下ります。だんだん霧が立ちこめて来ました。母がうつらうつらしているうちに「田母沢御用邸公園」に到着です。

こちらは大正天皇の御用邸として使われていたところで、今上天皇は戦争の時に1年間、疎開されていたところです。私は10年以上も前に、ここを訪れたことがあります。その時と比べると、実に立派にリニューアルされていて驚きました。それに広い!

係の方に訪ねると、その当時は、ごく一部分しか公開されてなかったそうです。昔からこの広さは変わりなかったそうです。そうでしたか。

建物の一部は、紀州徳川家の江戸の屋敷を移築したりしているそうです。
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あんなにお天気が良かったのに、「田母沢御用邸」を見ているうちに、雨が降って来ました。ほぼ、予定を全て見た後だったので助かります。敷地内のお茶屋さんで、ふたたび抹茶と水ようかんを頂きます。
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バスに乗って、東武日光駅に向います。
雨が降っているので、道は混んできました。バスの車内も混んでいます。

もうすぐ14時になろうとしています。
ランチはゆば会席を、と思っていたのですが、間食し過ぎで腹がいっぱいです。なので駅前で軽く済ませようということになり「らんぶる」というお店に入りました。

そばなどを見ていますと、メニューに「ゆば丼」と書いてあるのでそれにしてみました。私はゆばが好きですが、こちらは、もう少し、ゆばに味を付けてもいいかなと思います。
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帰りはJR日光駅から、宇都宮に向います。
東武日光駅よりもひっそりしていて、JRの駅前の土産物屋は、みな店を閉めています。「明と暗」がハッキリと出て、なにか悲しい気持ちになります。
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JR日光線で40分ほどで宇都宮に到着。
新幹線に乗る母を見送り、私も新幹線で東京に戻りました。

母のためと思った日光旅行ですが、思いのほか楽しい旅行になりました。
車でビューっと行ってしまうのとは違って、バスに乗ったり降りたり、バスを待つ間に見知らぬ人と会話をしたり、そうそう、旅ってそういう事が楽しいんですよね。

次は母をどこに連れていってあげようかな?などと思っています。