映画:ただいま、つなかん

ポレポレ東中野で映画「ただいま、つなかん」を観る。

気仙沼市唐桑町(からくわちょう)鮪立(しびたち)に民宿「つなかん」がある。元々は普通の民家だった。「普通の」とは言っても立派な「唐桑御殿」だ。あの大震災の被害にあっている。取り壊そうと思っていたその家に学生ボランティアが来てくれて、そこに寝泊まりするようになった。1階、2階は危険だろうと被害が少なかった3階で学生ボランティアが寝泊まりする頃から物語は始まる。

そのうちに菅野さんご夫妻は「ここは残そう」と決意する。ボランティアが「鮪立」の「鮪」と「菅野さん」の「菅」をつなげて、「つなかん」と呼ぶようになった。

街は徐々に戻っていく。菅野さん夫妻にも笑顔がこぼれるようになる。それなのに一代(いちよ)さんのご主人、長女、三女のダンナさんの3人が船の事故で亡くなる。そんな悲しいことがあるだろうか。

立ち直れないほどに落ち込む一代さん。それを立ち直るきっかけになるのもボランティアでいらした皆さん達だ。凄い話です。実話です。

私は2013年に宿泊したことがある。女性3人での宿泊。楽しかった。料理は美味しかった。また行ってみよう。「つなかんグッズ」がある。あのTシャツを着よう。元気が出てきました。

映画終了後に監督のお話があった。それもまたジーン。そして一緒に写真を撮って頂いた。良い作品をありがとうございます。皆さん、ぜひ、ご覧ください。4/21(金)までの上映です。

カタログ(800円)買いました。