歌舞伎座新開場十周年記念「鳳凰祭四月大歌舞伎」だ。今月も「歌舞伎座新開場十周年記念」。10年って、あっという間だね。
エレベーターで上がりますと今月の看板。玉三郎と仁左衛門さん、良い感じです!
この緞帳(どんちょう)は新しい。LIXILさん。「朝明けの潮」だ。新開場10周年を記念して寄贈したそうだ。
今月は市川左團次さんも出演予定だったのに、先日、お亡くなりなってしまった。寂しいものです。
お席は、1階・東7の2番。桟敷席でございます。隣に座る男性は、そのまた隣のご婦人達とご一緒でした。
一、与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし):三世瀬川如皐・作
木更津海岸見染の場
赤間別荘の場
源氏店の場
与三郎:片岡仁左衛門
お富:坂東玉三郎
蝙蝠安:片岡市蔵
番頭藤八:片岡松之助
五行亭相生:市村橘太郎
海松杭の松五郎:中村吉之丞
お針女お岸:中村歌女之丞
赤間源左衛門:片岡亀蔵
鳶頭金五郎:坂東亀蔵
和泉屋多左衛門:市川権十郎
これを観るのが希望です。仁左衛門さんと玉三郎さんだ。仁左衛門さんがこの役を始めて演じたのは昭和57年3月の歌舞伎座。玉三郎さんの初演は守田勘弥さんと演じたそうだ。
「いやさ、お富、久しぶりだな」、待ってました!
このお二人でのお芝居をいつまで観ることが出来るだろう。この時代に生まれて良かった。この役はお二人にピッタリです。
お弁当は「桟敷席のお弁当」でございます。届いてます。今日は5,000円の高い方でございます。
ジャン。お吸い物は水筒に入っていて暖かいまま頂きます。美味しい〜!
二、連獅子(れんじし):河竹黙阿弥・作
狂言師右近後に親獅子の精:尾上松緑
狂言師左近後に仔獅子の精:尾上左近
僧蓮念:坂東亀蔵
僧遍念:市川権十郎
松緑さんと息子の左近さん、息子さんは17歳だそうです。松緑さんは幼くしてお父さん、そしてお祖父さんを亡くし、一緒にこの役を演じてはいないそうです。だから今回は本当に嬉しいでしょうね。そしてキッチリと踊ります。さすがだ。上手い!
最後の気振りは圧巻の強さ、スピード。場内は拍手喝采。これを観ることが出来て嬉しい。
写真売り場では長い列が出来ていて待った。皆さんは20枚以上買う人多し。凄すぎる。私はまったくもって少ない方でした。