「第27回小田原尊徳マラソン」ハーフの部に出場しました。
申込の時にスタートは小田原駅近くと勘違いしていました。
実際には「富水(とみず)」駅か「螢田(ほたるだ)」駅から、いずれも徒歩15分ほどの「小田原アリーナ」が会場です。
朝も暗いうちから出発して、長い小田急線の旅。「富水」駅で下車。
荷物は「小田原アリーナ」の座席に置いていきます。
貴重品預けはありましたが、私は大事なものはウエストポーチに入れてゴー。
女子の参加人数は男子に比べて少ないので、「小田原アリーナ」にたくさんあるトイレは待ち時間ゼロです。
これは嬉しい。
アップするほどの余裕はないけれど、屈伸などの準備運動をして10分前にスタート位置に並びました。
東京マラソンのような大きな大会では30分前には並ばなければいけないことを考えると、小さな大会はのんびりしていていいですよね。
本日、ここに立てたことに感謝します。
号砲!バン。ワーーー!
ちっとも練習していないダンナと一緒に並んでいましたが、「お先にー」と前に出ました。
コースはアップダウンの少ない、、、と記載がありましたが、少しはあります。
それに、同じところを周回するところがあります。
事前にコースを把握してません。いきあたりばったり。
天気は晴れ。
風は少しはあるものの、気になるほどではない。
完全に交通をとめているのではないので、反対車線は車が通っていたり、歩道を走るところもあります。
ちょっと記録は出ないかな?と思うも、この大会で自己ベストを出したという方も結構います。
川沿いの道は細いので、なかなか追い越しが出来ません。
途中からは10キロの部の最後尾の方々を抜いて走りました。
抜いてる時って、モチベーションが上がりますねー。
私はラップを気にしながら進みました。
が、、、またやってしまいました。
新しいGPS時計のボタンの押し間違いです。
前に使っていたのと反対なのです。
やっと慣れてきたと思ったのだが、、、。
今日は、だいたいわかればいいのです。このまま行きましょう。
今日のコースは沿道の応援は少ないです。
あまり民家がない場所を走ったりするので。
それでも、人が密集して応援している場所では「気仙沼ー、がんばれ〜」の声援、ありがとうございます。
フルよりは速度を上げているので、呼吸が苦しいです。
ハァハァ、ゼィゼィ。ヒーヒー、フーフー。
みんな、そうです。
ゴールの「小田原アリーナ」が大きく見えて、あぁ、もうすぐゴールだわ。
そして、ゴーーール。
記録は、1:52:21でした。
女子40歳以上、102人中22位。
(50歳以上の部もあるといいのにね)
調子の上がらない今シーズンの中では、まぁまぁ良かった方です。
あと少しで復活出来るかな?
ところで、この会場ではシャワーを無料で使わせていただけました。
これは嬉しい。
サッパリしました。
地元のお母さん達が作ってくださっている素朴な味で美味しい。
野菜たっぷりです。
「あんこ」100円。
これね、もうね、つきたてですよ。美味しい!
「辛み」と「きなこ」もありました。
他にも色々なものを売っています。
ビールがないのが残念。発売が禁じられているのでしょうかね。
本日の参加賞はウエストポーチ。ちょうど欲しかったので嬉しい。
レースのコース上に「二宮尊徳記念館」がありました。
「ここに寄ってみたーいと思いながら走ってた」と言うと、ダンナも「行ってみようよ!」と。
私達は、小学校に「二宮金次郎の石像」が必ずある世代ですから(^ー^)
金次郎先生にご挨拶せねば!
駅に向かって歩いていましたが、そこからあと500m。
それなら近い? いや、ちょいと長く感じました。
そこに案内の方がいらしてくださって、
「そのまま残ってるんですか?」と聞くと、
「柱や梁はそのままで、かやぶきとかそういったものは直しています」と。
二宮金次郎は大きなお百姓さんの家に生まれたのだそうです。
その後は、様々な苦難が生じてここは人手に渡り、別の方のお屋敷になっていたもの。
昭和の時代に入ってから、ここに移築して整備をしたそうです。
その立役者が、あの、真珠の、御木本幸吉さんだそうです。
ここの土地200坪を買い戻して、そのまま寄付したとか。
先ほど調べてみると、御木本幸吉さんは二宮尊徳を尊敬していたのだそうです。
尊敬していたとはいえ、この土地をポンと買い戻すって、すごいですねー。
さまざまな展示があります。
生家を見るだけなら無料。
記念館は200円。
これ、絶対に行って欲しいです。
二宮尊徳がどのように様々なことに立ち向かい、乗り越えたか、漫画仕立てでわかりやすく見ることが出来ます。
一緒に写真を撮っていただきました。
二宮尊徳は背の高い人だったそうです。これは実物大とか。
台座が少しありますが、その大きさが伝わりましょうか?
少し興奮しながら駅に戻ります。
この辺りは、大きな屋敷が多いです。
このように立派な蔵も。
農家を立派に守っていたのでしょうね。
なんだか奥深い「小田原尊徳マラソン」となりました。
ありがとうございました。