マシオでディナー2@伊豆大島

マラソンの後は、宿「マシオ」さんでアロママッサージをお願いしてみました。

アロママッサージは初めてです。
疲れた足はもちろんだけれど、常にパソコンに前にいるという肩ガチガチな私は、本当にガチガチのようです。

リフレッシュして、お待ちかねのディナーです。
マラソンの前日は禁酒しますが、終わった後は反省会(^ー^)。
ビールとワインと、美味しい夜はふけていきます。

これが楽しみで伊豆大島ウルトラマラソンに出場しているようなもんですわ、ハイ。
来年も元気で参加出来るといいなぁ。

第10回 伊豆大島ウルトラランニング(58km)

おととしは女子58kmの部で3位、昨年は5位と健闘している伊豆大島ウルトラマラソン58km女子の部、今年も参りましたよー。
今年は練習不足と記録の伸び悩みが心配ではあります。
加えて、震災によってコースが変更になりました。

まずはスタートとゴールの場所が違います。
例年はつばき小学校だったのが、元町港です。

小学校付近の道路はきれいになっていたので何故だろう?と思ったら、いまだに小学校に避難されている方がいらっしゃるので、その方々への配慮のようです。
もう半年も経ったのに、まだご不便な暮らしをされているのですね。

スタート位置の変更によるかどうか、最初のコースも異なりました。
最初の方で折り返しがあります。
これは仲間と出会えるので歓迎。

最後の「御神火スカイライン」という道路を一気に下ったのですが、その道路はいまだ通行止め。
かなりの被害があったようです。

・・・と、資料を読みまして、

宿から小学校までは15分かからずに行けたのですが、今回は30分は見ておかないとダメですね。

3時起床。
宿の方に前日のうちにお弁当を作って頂きました。
美味しい。
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4時少し過ぎに宿を出ました。
同じ宿に泊まっている緑色に仮装して走る方と一緒に向かいます。

彼は相当に速い。さまざまな大会で入賞しているそうです。
荷物を預けて、トイレに少しだけ並んで、ハイ、スタートに並んでください。
急ぎましょうゾ。
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準備運動もそこそこに並びます。
5時前。まだ暗い。
今回のエントリー数はこちら。

100キロ 男子 201名
女子 49名
58キロ 男子 92名
女子 61名
フル 男子 404名
女子 188名

ゼッケン番号は「357」
名前でソートされているので、私は毎年、だいたい同じような番号。
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5時スタートは、100kmと58kmの部。
おおよそ400名でしょうか。

まだ、真っ暗なスタートです。
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「絶対、帰ってくるゾー」の掛け声に
「エイエイ・オー!」

本日、ここに立てたことに感謝します。

スタート1分前。
オー。

そして、、、10秒前。
5・4・3・2・1・オーーー!

長い長い旅に出ます。
暗い夜道に400名がザザザーっと飛び出し、実行員やスタッフの皆さんが「いってらっしゃーい」と声援。

その声援に応える形で、このごろ全然練習してないダンナが前にピョーンと飛び出ました。
あぁーあ、最初から飛ばすと後で撃沈するわよーと私は冷静に、ゆっくりとスタート。

朝は寒かったけれど、マラソンには心地よい温度に感じます。
最初の、ほんのちょっとの上り坂で足に刺激が入ります。
これで58km持つのかね〜?

ドンドン抜かされています。
女子が今年は多い気がする。
ドンドン、ドンドン、抜かされる〜。
去年までとは勝手が違う気がする。

海沿いを走って、まだ暗い中、応援してくださっている方がいます。
民宿やペンションの前では店主が応援してくださいます。ありがとうございます。

最初の折り返しで、先頭集団が来ました。
オオオ!宿でご一緒した緑の仮装君は上位集団にいます。
集団の中の、おおよそ3位か。すごいなぁ〜。
しかも、みんなマジ走りの中、仮装は目立つわー。

そのうちにダンナを発見。
「そんなに速くて大丈夫?」と声をかけると
大丈夫!のガッツポーツ。

私は早くもトイレに行きたくなってしまった。
折り返して、スタート位置の手前のトイレに入りました。
観光用のトイレで様式できれいです。待たなかったし、助かる〜。
上にかぶっていたビニールがいけないのか、汗をいっぱいかいていました。
ビニールを脱いで手に持ちます。ゴミ箱があったら捨てよう。

その間にも、ズルズルと後ろの方に後退してしまった。
そろそろ気合いを入れていきましょう。

海岸沿いを走ります。
今日は風があるわー。

エイドは全部よりました。
今日は気温があがると天気予報。
脱水になりませんように。

それにしても、わかってはいるけれど、ここのアップダウンはなかなかにきつい。

特に波浮港の方向、筆島付近の上り坂はイヤというほどの上り坂です。
上り坂の途中にエイドがありますが、それはまだ中間でしょうか。
そこで水分を入れて、さらにまた上る。

ゼッケンの「ご自由にお書きください」に「71歳、がんばります」と書いてある女性は、今大会58kmの部女子の最高年齢さん。
声をかけさせていただきました。
「尊敬しております。私の目標です」

そうなんです。私は速くは走れないけれど、元気で走り続けて、そのうちにその年齢の(特に70歳を越えてから)上位入賞を目指そうという、そういう事なんです。

エールをかわして先に参ります。
辛いけれど、上り坂、歩きません。
というか、歩く速度とかわらないほどにゆっくりだけれど、気持ちは走っている。

そうして辛いところを乗り越えた時に見る景色が最高ですよ。
美しいわー。
風が強いわー。
時折吹く突風に押し戻されそうです。

上りがあれば下りがある。
下り坂は、足を痛めそう。
下りの走りが下手なんです。ソロリソロリ。たくさん抜かれた。

それにしても風が強くて、鼻が出ます。
ティッシュを出しやすいようにしておけば良かったわ〜。
たしか昨年もおととしも風が強かったはずなのに、改善出来てないのね〜。

そして2つ目の難関が三原山に向かって上る坂。
これがまた辛い。

とうとう、とうとう、ちょい歩いてしまった。
ガックシ。
今まで「歩かない」ことだけが取り柄だったのに・・・。

私のタイムのあたりは、上り坂は歩く人がほとんどです。
そんな最も辛いところで、折り返してきたダンナを発見。
快調に走ってるようです。
お互いにエールをかわして、もう、なんだか気力が出ないです。

折り返しまで長いなぁ〜。
「三原山歌の茶屋」が折り返し。
ここで「明日葉そば」が振る舞われます。美味しい。
もうね、座り込んで、シッカリ食べましたよ。

食べ過ぎて、走り出したら、横っ腹が痛いほど(^^;
ゆっくりいきましょう。

昨年までは、ここから一気に下り坂だったけれど、コースが変わって、もう少し向こうまで行って、それから長い長い下り坂です。
約8キロくらいあったのではないかしら?

下り坂で、58km女子の部の最高年齢で表彰された方から、サクっと抜かれました。
うぅぅぅぅ、わ・若い。

100kmの部に出場の2人の若者を抜いたり、抜かされたり。
「おだづなよ」ってどういう意味?と聞かれたり。

だんだん一人旅。
一本道だから迷うはずもないんだけど、こう人がいなくなると、この道でいいのか?と不安になったり。

やっと下りが終わって、あとは元町港に向かって進むだけ。
この平地がさらに長く感じます。

あと少し、あと少し。
信号待ちがあったり、ボランティアさんに誘導され、最後のゴールです。

ゴーーール。
「ダンナさんがお待ちかねですよー」とたくさんのボランティアさんから声がかかりました。
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練習不足のダンナはまさかまさかの好タイムで男子の部で15位だって。ウッソー!
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手元の時計ではことの通り。
5km:33:55
10km:35:04 ←トイレに立ち寄る
15km:32:07
20km:33:48
25km:31:51
30km:42:08 ←トイレに立ち寄る
35km:34:31
40km:40:15
45km:49:07 ←トイレに立ち寄る
50km:42:20
55km:34:36
ラスト3km: ←時計を止め忘れた
———————————–
合計:(正式タイム 7:5:56)

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一昨年から2分くらいしか遅くないのに、一昨年は3位だったのに今年は23位。
早い人がたくさん出場されるようになったのですね。
もう上位入賞は無理だわ。
完走出来ただけでもヨシとしましょう。

完走メダル。完走出来て良かった(^ー^)。
このメダルは(パンフレットによりますと)「新島ガラス」で作られているそうです。新島ガラスは、新島とイタリアのリパリ島にしかない軽石状の好物を主原料にしたガラス。また、野田収氏に作成して頂いているものだそうです。
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大会の皆様、ありがとうございました。

大会パンフレット。
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「大島牛乳」頂きました。美味しい!ありがとうございます。
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今年は「御神火温泉」が歩いて近くにあります。
行きましょう。
お風呂に入って、反省会ビール。もう歩くのもヤダわー。

宿まではタクシーを利用しました。
電話の窓口の方も運転手さんもご高齢と見ました。
高齢化はここにもあちらにも、日本じゅうがそうなんですね。
丁寧に震災の事をお聞かせ頂きました。ありがとうございます。
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