静岡マラソン2014(フル)

静岡マラソン2014」フルの部に出場しました。
昨年までは「静岡駿府マラソン」という大会でハーフと10kmの大会だったが、今年からフルマラソンとなった記念すべき第1回目の大会。

東京マラソンに落選したので、出場してみることにした。
(ちなみに先週、東京マラソンを走ったダンナは今日は立川ハーフに出場です)

宿泊した宿「ホテル ドルフ静岡」では、通常は朝食は7時からだが、今日は6時からにしてくださっている。
これは助かります。
6時に朝食会場にいるのは、全員、マラソン関係者。
昨晩もそうだけれど、朝もたくさん食べました。

宿に荷物を預けて、イザ会場へ。
雨です。
ガックシ。晴れて欲しいわー。

ゼッケン番号は「1309」
2014_0302_02

私は陸連に登録しているのでAブロックです。
昨晩、地図で確認していたのだが、宿から出た皆さんが別の方向に歩いているので、しばし付いて行くことに。
あれ、しかし、これはおかしいわ。
少し行くと、その方向は「C、D、F」のようだ。

「A」は反対方向じゃ。
うわっ。小走り。
ただ人に付いていけばいいというものではございません。

やっと「A」の方向がわかりそちらに進みます。
Aブロックの荷物預けの場所がわかりました。
エエイっと着ていたものを脱いで、傘もしまって、雨の中、100円ショップで買ったレインコートをかぶって荷物を預けます。

すぐそばにAブロック用のトイレ。
並びます。
列が長い。なかなか進まない。
少し、ストレッチしながら並ぶも雨で身体がカチコチになっているのがわかります。
小さなジャンプというのか、とにかくどこかを動かして冷えないように、冷えないように。

しばし並んでいるとマラソン完走クラブでご一緒しているSパパさんを発見。
少しおしゃべりして頂きました。だいぶリラックスします。

しかししかし、スタートの列に並ぶのに、「あと5分」というアナウンス。
エエエー!無理ムリ。

少しして、「あと3分」ヒー。
これを過ぎると、せっかくA列に並べるものを、最後尾からのスタートとなってしまいます。

急いで、急いで。
ギリギリでA列に並ぶことが出来ました。ヤレヤレ。
雨はずっと降っています。

少しすると、本当のスタート位置までの大移動。
開会式では、市長さんや大会本部の方以外に、本日のゲストランナー、増田明美さんや勝俣州和さんの挨拶がありました。

増田明美さんは50歳を記念しての8年ぶりのフルマラソンだそうです。4時間半を目指すそうです。
勝俣州和さんは3度目のフルマラソン。
これまで、この大会の制限時間である5時間半を切ったことがないとか。さぁーて、どのようになりましょうか。

「お2人ともスタート位置に移動してください」とアナウンスがあり、勝俣さんは私のすぐ近くにいらしてました。
最初だけはテレビカメラに囲まれていたけれど、ほどなくして、一般ランナーと同じように普通に並んでました。

私も、本日、ここに立てたことに感謝します。

カウントダウンが始まりました。
そして、スタート!
わぁ〜〜〜。
雨の道中、どうなりましょうか。

最初はドンドン、ドンドン、追い越されます。
いいのです。最初はゆっくり入ります。

勝俣さんがすぐ近くを走ってます。
サービス精神ですね〜。沿道のすぐ近くを走っていて、沿道の人は突然に勝俣さんが現れるから、みんなビックリ。
「かっちゃん、頑張れー」の声援が絶えません。私も元気をもらうわー。

少しすると、あぁ、増田明美さんの声だー。
すぐ後ろになったようです。
ご年配のご婦人にずっと話しかけてます。元気ですねー。

私も話しかけてみたいと思ったものの、5kmの給水で見失ってしまいました。
その後、一度、見かけたけれど、す〜っと前の方に消えました。

本当は富士山が見えるというコース。
晴れていたら奇麗だったろうなぁ。残念。

雨は少し小雨になり、やんだようになったのでレインコートを脱いで腰に巻きます。
天気予報では一日じゅう雨と出ているので、後から降られていいよにと、捨てないことにしました。
雨はそんな感じになったが、今度は「風」です。

20kmを過ぎて、いよいよ、ここからスピードを上げたいと思うも風が強く吹いています。
コースは海沿いを走ります。

エイドでいちごが出ました。これは嬉しい!
すごーーーく、美味しい。
マラソンとは別に、イチゴ狩りに来たいわー。

それにしても風が強く、そして、また雨が強くなってきた。
前に「戸田・彩湖フルマラソン」で雨に冷えて、何度もトイレに行ってしまった経験があるので、冷やさぬようにレインコートを着ます。

少し人がバラけてきて、私の胸につけた「がんばろう気仙沼」に皆さんが声援をくださいます。
レインコートの上からも文字が見えるんですね。

風よー、雨よー、止んでおくれ。
そんな時に、マラソン完走クラブでご一緒するGさんが軽やかに登場。
少しおしゃべりして頂いて、元気頂きましたー。折れかかった気持ちが復活。がんばりまーす。

30kmを過ぎて、折り返して折り返してという3列になって走る箇所があります。
ここねー、本当に長く感じました。
なんだろう、今日、一番の辛いポイントだったわー。

抜け出した時にはホント、ホッとした。
しかし、雨は強くなってきた。
ゴールに急ごう。

清水市に入りました。
沿道からの「気仙沼ー」の声が多くなりました。
清水の皆さん、ありがとうございます!

なんとか、最後の力を振り絞って、
「がんばって、がんばって、いける!いける」と言い聞かせ。

そして、ゴーーーール。
公式にはこのようなタイム。
2014_0302_01

手元のGPS時計の計測結果では、42.52km走っている。

スタートまで:15秒
5km:31:07
10km:31:39
15km:30:48
20km:30:12
25km:30:27
30km:31:03
35km:29:36
40km:29:55
ラスト:15:05 ←ここはおおよそ2.5km走ったことになる
———————————–
合計:4:20:12(ネットタイム:4:19:55)

今日の目標は4時間20分切りで、5秒だけ上回ったのは執念か。
小さな目標達成で良かった。
それにしても、自己ベストからは12分も遅いんですけどね。

ゴールして、完走メダルをいただき、完走タオルをいただき、みかんや水をいただき、流れに沿って歩きます。
すぐに女性の荷物置き場があったので、荷物を受け取り、すぐ近くの建物が女子更衣室。
これは近くて助かります。
それに、立派なホールです。

中に入ると、すでにゴールしている女性達が大勢いました。
ペタっと座り込みながらも、ノロノロと着替え。
ここからの帰り道が大変なんですよね〜。

完走メダルを持って写真。
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そして、さ、帰りましょう。
JR清水駅に向かってノロノロ歩いていると、ア、「完走証」の文字を発見。
いかんいかん、「完走証」をもらってなかった。
知らずに帰ってしまうところだったわー。

そちらの方向に行き、この列かな?と思って、長蛇の列の人に聞くと、そこは男子の荷物受け取りでした。
エエエ、男子はこんなに並んでいるんだぁ。しかも雨の中を。お気の毒に。女子は快適でしたのに。

「完走証」はそれほど並ばずに受け取りまして、
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駅に向かうも、ここからが大変とは思わなかった。
「切符がない人は右側に寄ってください」と叫んでいます。
切符ないから、そちらの列へ。
そこは券売機に並ぶための列。これがなかなか進まなくて、フルを走った後に列に立って並ぶって、なかなかにきついものです。
2014_0302_04

20分でしょうか、30分でしょうか。
時間をちゃんと見ていなかったけれど、そのくらいはあったと思います。
やっと切符を買って、駅のホームへ。

私は静岡に行きたいのに、なんだか頭がボーっとしちゃって、逆に乗ってしまった。
どおりで空いていると思った。
一つ乗って、折り返し。
おかげで座ることが出来まして、静岡へ。

静岡から宿は徒歩15分くらい。
ノロノロ歩いたら20分ほどかかってしまった。

荷物を受け取り、「駅までの車での送迎ないでしょうか?」と聞くと、もう時間を過ぎているので「500円頂きましたらお送り出来ますが」とのお返事。
タクシーより安いし、もう一歩も歩けない私は、「お願いします」

静岡駅。
予約していた新幹線まで時間があるので、一人打ち上げを。
もう一歩も歩きたくなくて、「静岡パルシェ」1階の「沼津 魚がし鮨」にてお寿司じゃ。

大好きな「白子ポン酢」
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ふふふ、お寿司〜。
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あいにくの雨だったけれど、いい思い出になりました。
ありがとう、静岡マラソン!

完走メダル
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完走タオル
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参加Tシャツ(長袖)
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ファイテンのネックレス、これは嬉しい!
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ボランティアの皆様には雨と風の中、本当にありがとうございました。