気仙沼の南町、紫市場近くで「武山米店」さんがテントで出店されてました。
兄ちゃんと弟。
「げんきだま(100円)」は目の前で売り切れて、「のりもち(2ケで200円)」をいただきました。
これがですねー、美味しいのなんの!
醤油というか付ダレは特性でしょうか。
いいお味です。
お餅も実に美味しくて、今日一日だけとは惜しいですね。
ここにある赤い入れ物を見て母が「あら〜!ほけ!」と思わずいいました。
「ほけ?」
「そうそう、この朱塗りの入れ物、ふたには家紋が入っていて、ごす餅入れるのっサ、おらいにもあったのに、流されてしまったやー」と母。
(注:ごす餅(ごしもち)は、家を建てた時、屋根をあげる際に「建て前」というのをします。その際に餅を巻くという風習があり、その時に餅を入れるために、この「ほけ」を使うという縁起の良い入れ物だそうです)
そして武山さんの家紋を見ると、「あら!うちと同じ、だきミョウガの紋」
ただし、まわりの丸いところが、オヤマ家は二十線ですが、武山さんのところは太めの1本線という違いはあるようです。
なんて事を忙しい店頭で母があれやこれや。
そんな話にも優しくつき合ってくださってありがとうございます。
武山さんもお店が被災しました。
みんな大変な中、一歩でも前へ。がんばりましょうね。