気仙沼大島の亀山に登る

「気仙沼つばきマラソン」出場者には、亀山に登るリフトの半額になる優待券が付いていた。これは嬉しい。天気は良いし「行きましょ、行きましょ」と母と一緒に登る。
そうそう、昨年も登りましたので1年ぶりです。
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大会に出場した中学生らも、いらしてた。
松岩中学、新月中学、etc…。
新月ってどっち?
松岩ってどっち?
ああ 若いっていいですねー。
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頂上から見る眺めは絶景です。
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手前は「田中浜」で、向こうは「小田の浜」。
きれいだなぁ。
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「愛宕神社」があります。
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おみくじは、ここに100円入れて、好きなものを取る。
「エー、呑気だなぁ」と東京在住の私が言うと母は、
「だーれ、黙って取ったらバチが当たるがらっサ。神様が見てますよー」と。
うん、それもそうね。
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私は末吉、母は大吉。
母はホントお目出たい人です。
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しばし癒されてから、またリフトで下山。
ウワー、すごい風景が繰り広げられます。
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景色に見とれているうちに到着はすぐそこに。
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リフト乗り場近くの「はま家」さんで遅めの昼食を頂きます。
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残念ながら「今日は生うにはない」そうで、「うにご飯」を頼みました。おいしいー。
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デザートも美味しい。
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大満足で大島を後にして帰ります。
私は汗まみれなので、「ホテル観洋の温泉に行こう」と母を誘うと、待ってましたとばかりに「行きましょ、行きましょ」

近くに温泉があっても、一人では行けないものです。
母娘でゆっくりと湯につかって、極楽でごじゃる。

第27回 河北新報 気仙沼つばきマラソン(10km)

「第27回 河北新報 気仙沼つばきマラソン(10km)」に出場しました。

天気 晴れ
参加者数 4種目で1,655人
コース アップダウン多し、平地は少ない
エイド 給水5カ所程度、水、
表示 1kmごと
ウエア 半袖シャツにタイツ

天気は晴れ!
朝8時、実家から3分のエースポートからフェリーに乗って大島に向かいます。

船はカモメと一緒に大島へ。
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私達が到着したすぐ後にもフェリーが到着。大勢の人を運んでいます。
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船着き場から大島小学校に向かって上り坂。
歩くだけでもハァハァいってるけど、これを走るんですよ。なかなか厳しいコースです。

「河北新報」という地元の新聞社が主催する大会です。
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会場に到着。ここからスタートします。
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大会前に地元の「打囃子」が盛り上げます。
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これはモチベーションが上がりますなぁ。がんばるゾ!
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地元・気仙沼の大会ですが、出場者リストを見ると、(特に女性は)ほとんどが気仙沼以外の方ばかり。私も東京都と記されているわけですが、40歳代女性の気仙沼市の方は(22名中)たった一人。地元の方にも、もっと参加して欲しいと思います。

アップをしていると、お正月にお世話になった「気仙沼モーニングクラブ」の方に声をかけて頂きました。「体育館の中央に陣取ってるから」というので後で行こうと思ったら、そこって男子更衣室なんですけどー(笑)

今年も母が応援に来てくれています。
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アップをして、トイレは小学校のトイレを拝借するので助かります。
準備OK。

ゼッケン番号は「2118」
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最初にハーフの部がスタートして、10分後に10kmの部がスタートです。
列に並んでいると、同級生のキーチ君が声をかけてくれました。
「今年はダメだぁ」って。だってバンドを2つもやっていて、サーフィンもやってて、朝と夜の活動(昼は仕事もしてる?)は厳しいよね。
「私も・・・」と、走る前に弱気。
「ほんで今夜は残念会すっぺし」オー(^ー^)!。

スタートラインに立ちます。
気仙沼に来る前はとても慌ただしかった。
本日、ここに立てたことに感謝します。
母も元気に一緒に来れたことに感謝します。

バン、スタート。ワー!
小さな大会なので、スタートラインまでのタイムラグは十数秒だと思います。

大会前は、「来年はハーフにしようかな?」と考えていたけど、いきなりの坂道に、やっぱ来年も10kmが精一杯だわ、と思いながら走ります。

まずは少し上った後に、船着き場に向かって下り坂。
ここをダダダっと駆け下ります。まだ元気。
それから、わずかに平地を走り、次に上り坂。ヒー。

それからは、上るか下るか、ほとんど平地がない。
非常にタフなコース。

それでも今年は沿道の「つばき」を眺めながら走りました。
今日は、この大会はじまって以来の「良い天気」だそうです。

空は青く、桜は満開
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水仙は美しく、
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つばきは美しく、
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可憐でかわいらしい
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菜の花も美しい
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樹々の緑、ときおり見える気仙沼湾の青、大島はどこまでも美しく、そして穏やかに包み込んでくれて、水上不二が「緑の真珠」と詠んだ通りのところです。

沿道の応援の人たちも、昨年より少し多いのではないでしょうか?
嬉しいですね。ありがとうございます。

折り返し地点。
折り返した後は、下りが多くなります。
少し飛ばして、前にいるメタボおじさんとデットヒート。そのおじさん(といっても私よりも若いかも)は、ドタドタ走っていて大丈夫かしらん?と思うけれど抜きつ抜かれつ。

やっと最後の500mを切りました。
沿道の方が、「あと500!」と声援を送ってくださいます。
最後の上り坂。これがきついですー。
ハーハーヒーヒー言いながら、あと数メートルでゴールと思ったら、あのメタボおじさんが、グヘグヘ言いながら、ドタバタドタバタやって来て、私を抜いてゴールされました。うーん、私にはあの気力が足りないわ。

結果は次の通り
1km:5:09
2km:5:19
3km:5:13
4km:5:36
5km:6:01
6km:5:20
(この後は距離表示を見失い)
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合計:53:41

完走証はすぐに印刷されます。
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昨年より13秒だけ縮めて、私の10kmの自己ベスト更新です。
わずか13秒でも嬉しいです。

参加賞には青いバックを頂きました。良い色でいい感じです。
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ゴール地点では母が待っていて、私の姿を見るや、わかめ汁の列に並んでくれました。マグロのかぶと焼は、混む前にゲット済み。これ、全部、無料で配っているんですよ。すばらしいおもてなし。

ここでマグロを焼いています。
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ふたを開けると、アルミホイルに包まれたマグロが並んでいます。
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お土産に、母は「つばき油」を買い、
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私は出店していた斉吉さんの「さんま笹寿司」を求めました。
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会場で配られた「わかめ汁」は地元の婦人会が朝早くから準備してくださるそうです。「マグロのかぶと焼」、「ゆず湯やホットコーヒー」すべてボランティア。ありがたいです。これだけのおもてなしは選手にはなによりです。
大島の皆様、ありがとうございましたー。

4月は実に慌ただしい月ではありますが、来年も出よう!と思います。