第11回 lafuma青梅高水山トレイルラン(30km)

とうとう「第11回 lafuma青梅高水山トレイルラン」の日が来てしまった。

天気 晴れ
参加者数 30km:1,500人
コース トレイルランでアップダウンあり
エイド 給水5カ所(ただし、私はDNSしたので2カ所)、水、塩、甘いものなど
表示 行き先をつげる矢印
ウエア 長袖シャツに半袖シャツを重ね着、タイツ、軍手

一人で試走した時には、写真撮りながら、道に迷いながら、ぬぁんと関門10kmを90分で通過しなければならぬところを2時間以上(3時間程度か?)かかってしまっており、もう出るの嫌だなーと思うも、今出来ることを精一杯やろうと開き直り、会場に向う。

JR青梅駅で下車したのが8:35。
それから受付会場である永山公園に向って、坂道を上る。受付に行くまでに坂を上がったり、それから階段をずーっと降りたり、それだけでも筋肉がパンパンに。

受付には大勢の人が集まっている。
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内藤新宿300RCのNさんと連絡を取り合って、着替え(といっても上に着てるものを脱ぐだけですが)。

受付が8:50までで、9時からエアロビクスで準備運動が始まった。
私は身体が重くて、重くて、どうかなぁと思っていたが、エアロビクスをするうちに身体がほぐれる感じ。

それを20分ほどやりましたでしょうか。
内容は、エアロビクスの入門編かな。インストラクターさん3人が前でやってくださり、それに合わせて皆さんと一緒に身体をほぐす。このような運動も大事なんだね。

それからトイレの列に並んでいると、10時のスタートまで10分もない。急いで階段を上って、スタートラインに向った。

スタートを待つ列の中に、マラソン完走クラブでご一緒するK川さんを発見!
がんばりましょうとエール交換を。

後方の適当な位置に入れていただき、スタートを待ちます。
狭い山道に、30km走には1,500人もの応募があったようで、それだけの人が並ぶのは圧巻(15kmにも1,300人以上の応募)。

ゼッケン番号は「1069」
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本日、怪我もせずにここに立てたことに感謝します。
私に山を走る楽しさを教えてくださった皆様に感謝します。
精一杯走りますが、それよりも怪我をしませんようにと祈りつつ…。

スタート!。
私の位置からスタートラインまでは1分51秒かかった。

それから山道を皆さんとジョグ。
10kmの関門できっとダメだろうから、それを往復したとして、20kmを完走するのが本日の目標。なんだか後ろ向きだが、今の私にはそれが精一杯。

先ほどのエアロビクスのおかげで快調で、上り坂を走っている。

ただ、下りが下手。
下りが恐いんですね。
山道に慣れていない証拠、と思っていたら、立ち止まっての渋滞。そこから細い道に入る時に自然な渋滞が出来る。列を乱して前に行くわけにもいかず、立ち止まって列が進むのを待つしかない。

そんな渋滞が3度、4度、、、。
その細い道を、15kmの先頭ランナー達が、ダダダダッっとやって来るので、道をあけて譲る。優勝目指して頑張ってくださーい。

最初は好調であったタイムもドンドン過ぎていき、こんなんで関門に間にあうのだろうか? という不安が頭をよぎり始め、、、。

試走の時には誤って15kmのコースを行ってしまったため、初めて走る道もある。それらを楽しむ余裕は今日はないけれど、それでも、渋滞で立ち止まった時には、まわりの木々を見て、空をあおいで、あー、山っていいなぁ。

そうこうするうちに、榎峠に近づいてキター。
自分では足をあげているつもりでも、疲労で上がってないのですね。
上りの岩につまずいでバタっとこけた。

まわりの皆さんが、いっせいに「大丈夫ですか!」と声を掛けてくださる。ありがとうございます。倒れた音が(ドタっと)大きい割には、かすり傷。「大丈夫です! ありがとうございます!」と大声で叫ぶ。おもいのほか足が上がらないことにガッカリしながら、気をつけようと気を引き締める。

榎峠に向かっての最後の下り坂。
昨年も出てる方が、「去年はあと○分って、ここで言ってくれてたよね。今年はいないね。もう関門過ぎたのか? 余裕があるのか?」

その話を聞きながら降りていくと、関門付近に大勢の人が見える。
「???」と思っていたら、
関門に間に合いませんでした、とな。

手元の時計を見ると、私のスタートからのネットタイムは1:31:46。
スタート位置まで1:51ほどかかったから、それを合算したグロスタイムは1:33:35。

90分の制限時間に、あと3分半足りなかった。
関門では、係の人に「渋滞があって思うように進めなかった。この時間設定は厳しい」と訴えている人達がいた。たしかに走る速度はそれほど遅いとは思えないから、気持ちは痛いほどわかります。

けれども、そういうルールで走ったわけで仕方ないかと。私などは高水山まで行ったとしても、それで一杯で戻って来れないなぁ。走力が足りないことがイヤというほどわかる大会でもあります。

関門「榎峠」から、車道を降りると「軍畑(いくさばた)駅」に出るそうで、電車で帰ってもいいし、今来た道を帰ってもいいとのこと。私は最初から往復20kmを走ろうと思っていたわけだから、少し休憩をとった後は、トットと来た道を引き返すことに。リタイアだが走り続ける。

すると、もう先頭ランナーが後ろからヒタヒタとやってキター。リタイア組は端っこによけて道をゆずります。がんばってくださーい。

先頭集団の走りを見て、特に下りは全然違った。飛ぶように降りていく。このように走るんだなぁ、見ていても勉強になる。

私が端によけると、皆さんが「ありがとうございます」と、苦しい中でも必ず挨拶されることにも感服します。気持ちよいですね。帰り道も上り下りが続いて苦しい。あああ、やっぱり今の走力では20kmが一杯だった。残り4kmぐらいになった時にNさんが私を追い越していく。「Nさぁーん! がんばってー」と叫ぶと手をあげて応えてくれた。私よりも10kmも多く走って、私より軽く先をいくパワー、すごい、すごい。

そうしてゴール。
ランナーと同じゴールを踏ませていただきました。
チップは関門で返したので、「ピッ」とは鳴りません。次回はちゃんとゴールしたい。

参加賞は、スポンサー「Lafuma」のバック。
なかなか良い参加賞で嬉しい。
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Nさんと一緒に青梅駅に向かい、、、。
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青梅駅で、「棒の折れ山」に息子さんと登山していたSさん親子、奥多摩に沢上りをしていたというOさんらと合流して、そばやさんで打ち上げを。
この打ち上げが楽しみで走っているとも言えます(^ー^)。

この夏には、青梅にちょくちょく参りたいと思った次第です。