読書:40歳からの本を書く技術

「(ビジネスマンのための)40歳からの本を書く技術」三輪裕範・著。
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著者は、自費出版ではなく商用の本を書くためのノウハウを書いています。
普通のビジネスマンが本を書くことなんて、ちょっと想像出来ませんよね。「そんなの無理じゃん?」という思いから書店で手にとったら、おもわず読んでしまった本。

この本を読んだ人のうち、どれだけの確率で実際に商用ベースに乗る本を書く可能性があるだろう? 10%もいないと思う。数パーセントいるか/いないか。ひょっとするとゼロという可能性もある。

だとしたら、著者(と出版社)だけを儲けさせtることになっちゃうなぁ(^ー^)。

無理は承知で読んでいると、なるほど、こういう切り口でいくと、それも有りかもと思わせる辺りはにくい。

例えば、テーマ(企画)を考える上では多読を進める。その中から自分らしいテーマを選ぶ方法、ただし、そのテーマが「売れる」企画でなければ、出版までたどりつけないこと、書いた後の売り込み方法まで、手の内を見せて書いてるところは評価したい。

ただ、自分なりのテーマを見つけて、それについて調べた後、本というものにするための組み立て方をもう少し詳しく書いて欲しかった気はする。

実際に本を書く/書かないは置いといて、現代ではブログ、メール、ほか、、、文章を書く機会は多い。そのためのノウハウと割り切って読んでみてもおもしろいと思う。