ある飲み会の席で、
「”一瞬の風になれ” 読んだ?」と聞かれた。
読んでない。
この頃、年に数冊も小説を読んでいない。
「北京オリンピックのリレーと(その本の内容が)重なっちゃったよ」という話で盛り上がった。
皆さんが楽しそうに話しているのを聞いて読んでみることに。
本を開く。のっけから驚く。
今の文学って、こんな感じなのー?
会話には、
「行かね」とか「キモッ」なんて、今どきの言葉が並ぶ。
誰かのブログを読んでるような気軽さ、気楽さ。
昔・文学少女としては「これは文学かー?」と反発するかと思いきや、グィとストーリーに引き込まれ、あっという間に読み終えた。漫画を読むような感覚。
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