高橋尚子にエールを

昨日は「名古屋国際女子マラソン」を録画しておいて、帰宅後ゆっくり観た。まさかの高橋尚子の失速で、若き中村友梨香が優勝。

Qちゃんを応援していたので残念だが、記者会見に応じる彼女の姿は清々しく、見る者に感動を与える。

あれだけの選手がなぜ?
仕上がりも良かったように見えたのになぜ?

今日もTVで取り上げている。
見ると「昨年8月に膝の手術をして準備不足」だったようだ。それに加えて、途中でトイレに駆け込む姿も映し出され、「どこか体調がおかしかったのでは?」といった情報もある。

世界を狙っている選手は、これ以上ないほど徹底的に無駄を省く。その状態の中で、さらに当日に最大の力が発揮出来るようにスケジュールされる。プロがプロを作る。繊細な作業がある。

だから、ほんの些細なハプニングがすべてを狂わせてしまう。

Qちゃんのプレッシャーってどれほどなのだろう?
これほどまでに期待され、そしてさわやかに応え、本当は泣きたいだろうに…。

Qちゃん、このあとは、自分のために、自分のレースを楽しんでください。
マラソン大会はオリンピックだけではない。国際級のレースはいくらもある。Qちゃんには輝いていて欲しい。もう少し現役を続けたいと言った彼女にエールを送ります。いつか同じレースを走れたら嬉しいな。