歌舞伎座到着。15:50。地下をグルーッと眺めながらまわる。
そして、「歌舞伎茶屋」さんで「アイスコーヒー」お願いします!
16:20を過ぎたので夕飯にします。「揚げナスの夏そば」800円。限定品と書いてある。美味しいです!
歌舞伎座の中に入ります。本日のお席は、1階16列17番。1当席の一番後ろ。会場は満席ですね。凄いわ。
安田蛙文 作、中田万助 作、奈河彰輔 演出、藤間勘十郎 演出・振付
通し狂言 雷神不動北山櫻(なるかみふどうきたやまざくら)
市川海老蔵五役並びに空中浮遊相勤め申し候
鳴神上人、粂寺弾正、早雲王子、安倍清行、不動明王:市川海老蔵
八剣玄蕃:市川右團次
秦民部:市川男女蔵
雲の絶間姫:中村児太郎
八剣数馬/制多迦童子:市川九團次
小野春風/矜羯羅童子:大谷廣松
錦の前:市川男寅
小原万兵衛実は石原瀬平/黒雲坊:片岡市蔵
秦秀太郎:市川門之助
白雲坊:市川齊入
小野春道:大谷友右衛門
腰元巻絹:中村雀右衛門
後見:市村家橘
「雷神不動北山櫻」は以前、見たかしら? 見てました。2014年12月夜の部。その時も海老蔵さん。そして、「雲の絶間姫」は玉三郎さんでした。2014年といえば病気をした年で、まだ脳の方はいまひとつだったろうとは思うが見てましたなね。
何と言っても、私が最初に歌舞伎座で観た演目が「鳴神」ですから、これは何とも言えない演目です。お父様の十二代目團十郎さんが海老蔵だった頃。色気もあったし、迫力もありました。お相手は雀右衛門さん。これはねぇ、もう何とも良い演目でした。
サ、本日の演目は、「毛抜」「鳴神」「不動」を見ることが出来るから、なんて贅沢だ。最初は「毛抜」。髪が逆立っちゃうんだから姫は悲しみに打ちひしがれる。婚約していた「粂寺弾正(市川海老蔵)」と「結婚出来ない」と伝える。この世の終わりだろうなぁ。しかし、しかし、その逆毛には理由があったんですね。そして、普通の女性に戻る。良かった良かった。
「鳴神上人」は市川海老蔵。雲の絶間姫は中村児太郎。児太郎さんは見るたびに成長しているように思う。ちょっと色っぽかったり、さまざまな女性の顔を見せる。児太郎という名前で出ているけれど、松竹もご本人も早く襲名したいでしょうね。
「不動」は、華やかですねぇ。歌舞伎らしい。亡霊となった鳴神上人が大暴れしたり。華やかな舞台。歌舞伎らしい舞台。素晴らしい。大拍手で終了。良い舞台でした。
ところで、今月は第三部だけが16日(金)までなのです。第一部と第二部は29日(木)まで演じられるのに。どうしてなんだろう? ご存知の方がいらしたら教えてください。今日も満席だったし、第三部を観たい方は多いよね?
20時30分頃、銀座もお店は閉めてます。少しだけ暗い道を通って丸の内線の銀座駅まで歩き、電車に乗って帰ります。良い舞台でした。