読書:ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣

「ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣」美月あきこ・著。

以前は読んだ本をマメに書いていたんだけど、このごろは、読みっぱなし。
でも、また書いてみますか。

この本は元CAである著者が、タイトル通りに、ファーストクラスを担当した時に感じたことが書いてあります。

ファーストクラスって、海外旅行だと200万円もします。
もうね、一生のうちに一度も乗らずに終わると思いますよ。

そんなファーストクラスに必ず乗るという人達がいるんですねー。
芸能人、スポーツ選手、ほかには大企業の経営者、創業社長などなど。

アップグレードで乗れちゃったという人もいますけど、この本でターゲットにしているのは、その中でもビジネスで成功した人達。
そこになにがしかの共通点を見いだし、なにがしかの参考にしてはどうかというもの。

まずは「メモをとる」

これって新人には必ず言いますよね。
「ちゃんとメモとってる?」

それが、ビジネスで成功した人達は大事なことはマメにメモをしているというのです。へぇー。

だから、常に自分用のペンとメモするための紙を持っているそうな。

エコノミークラスの方が「ペン貸してください」と呼び止められることは多いとか。
たしかに私もエコノミークラスに乗っていて、そういう人をたくさん見かけます。

私もペンを持ってないと落ち着かないタイプで、鞄には2〜3本入れてます。
ファーストクラスで「ペンを貸して」ということは、ただの一度もなかったそうです。へぇー。

そしてコートを預ける時、というのがおもしろい。
もっとも、エコノミーではコート預けませんけどね。

ファーストクラスの人達は、コートを大事にたたんだり、CAが扱いやすいように渡してくださったりするそうな。物を大事にしているんですね。

それは「脱いだ靴の置き場」もそうで、きちっと邪魔にならないようにそろえて置く人が多いそうです。

つまり、一言で言うと、「礼儀正しい」。

著者は、「そういう事が出来る人が成功するのか、成功する過程の中でそうなっていくのかは、つまり鶏が先か卵が先かはわからない」けれど「そういう傾向がある」そうです。

他にも、たくさんおもいしろい事例があって、あっという間に読んじゃいました〜。