だいぶ前になりますが、AutoCADというソフトの講師を担当していた時期があります。久しぶりに、講師の補助を頼まれて担当しました。久しぶりの現場仕事なので、ちょっとウキウキします。経営者になると、現場を担当出来ないものです。今回はある事情のために珍しく私が担当に。
本当の講師の方が前で説明し、私と(もう一人)が後ろでサポートをします。とある会社の新入社員研修のカリキュラムの一つです。
大学で何らかのCADソフトを経験した方もいるし、まったく初めての方もいらっしゃいます。
サポートをしていて気づいたのは、以前と比べて明らかに若者がパソコン慣れをしていることです。
AutoCADは、例えば、線分コマンドを実行するのに「l(エル)」キーを入力することで使える、という便利な機能があります。アルファベット一文字で済むので作業が早いです。オフセットは「o(オー)」とか。
そういったショートカットを短い時間の中でドンドン覚えて進みます。
PC操作に対する勘が働くんですね。
昨日と今日の2日間で、あっという間に課題をこなして、結構な図面が描けるようになりました。元々、優秀な皆さんではありますが、我々世代とは違って、若いうちにPCに慣れ親しんでいることが、明らかな差になっています。
生徒さんの意識も高くて、非常に質のよい講習会となりました。
私も楽しく仕事をさせて頂きました。ありがとうございます。