読書:齋藤孝のざっくり!日本史

「齋藤孝のざっくり!日本史」齋藤孝・著。

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年をとったのでしょうか。日本史に興味が出てきた。

書店でこの本を手にとって最初のページをめくると、

突然ですが、あなたは日本という国について、人にちゃんと説明ができますか?

イタタッ。

正直に告白すると、学生時代の私は、日本史はあまり得意ではありませんでした。(中略)オトナになったいまこそ、もう一度日本史を勉強しなおしてみませんか?

ここを読んだら、そのままレジに並んでいたわけで。

目次を見ると、興味深い言葉が並ぶ。
「仏教にみる日本人のゆるさ」という内容は、薄々思っていた事がこのように文書になると、なんともおもしろい説得力がある。

海外での宗教戦争のような事が、日本人である私には理解しがたいが(逆もそうだと思うが)、それはこの「ゆるさ」という点で合点がいく。

私は子どもの頃、神社での挨拶と、お寺での挨拶がよくわからなくなりました。

そういう経験は誰でもある。

まず日本は、神の数が多すぎるのです。なんたって、「八百万(やおよろず)」ですから、すべてのものにみな神ありなのです。

この「ゆるさ」が全てのものごとの根底にある気がする。

それらを「ざっくり!」とらえれる方法として、「すごいよ!シート」を付けてみることを提唱している。

まず1つのものごとについて、何か「すごい」と思えるうポイントを3つ挙げる。そして、それを人に向かって「これはこういうところがすごい」と言えるようにする。

そういう目で見ていくと「太閤検地すごいよ!」みたいな発見をしていく。ちょっとマネてみようかな。