読書:「今のインド」がわかる本

「「今のインド」がわかる本」門倉貴史・著。

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サブタイトルは「これから10年、「インドの時代」が始まる! 」
2月にインドに行くのでインドの本を読むことが増えた。私の興味は「瞑想」とか「ヨーガ」ではなく、「インドのIT」であり、現代のインドにある。

この本はまさにそういう本。

IT産業のなかで、今後、飛躍的な成長が期待されるのがアウトソーシング・ビジネスだ。(中略)インドがアウトソースの拠点として急成長するのは、アメリカで2001年9月に発生した同時多発テロ事件以降のことである。この事件を契機に、アメリカ政府が外国人へのビザ発給に制限を加えたため、それまでシリコンバレーなどに出稼ぎに出ていた優秀なインド人IT技術者がインド国内へ回帰し、(略)

カーストのこと、宗教のこと、それらが密接な関係を持っていることなど、表向きと現実の違いなどをあわせてわかりやすく書いてある。

それにしても、IT分野における技術力が高く、英語が話せて、それでいて安い労働力とあっては、日本を含む先進国は太刀打ちが出来ない。ただし問題点もあるわけだ。それらを含めて、サブタイトルにあるように「これからの10年」は、インドから目が離せないと思う。