東北は雪

東京駅を9:16分に出発する新幹線に乗って気仙沼に向う。
大宮を出たら眠っていた。徐行運転になった「福島」でふいに目をさますと、なにぃー、雪ー!

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仙台そして一ノ関と雪。
一ノ関駅を降りてホームを見るとこんな感じ。

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11月にこれだけ積もるのは珍しい。
「三陸あわび うに弁当」を求めて大船渡線にて頂く。

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仙台や一ノ関が雪でも、気仙沼は晴れているということはよくある。と思ったら、気仙沼も雪。午後は「東北福祉情報専門学校」にて講師を務める。生徒さんらが活き活きとしている。先生の日頃のご指導がいいんですね。

夜・母と「あさひ鮨」さんへ。
母は私が帰省するとそれを口実に寿司屋に行く。たまの贅沢というわけでして。

気仙沼には、他にも美味しいお寿司やさんがたくさんあるが、私と母が、父と最後に食事をした店という思い出があって、2人の時はどちらともなく「あさひ鮨」さんの名前をあげることが多い。

あさひ鮨さんは、「SUSHI AWARDS 2007」で優勝という快挙をなし遂げた。すごいっちゃね。

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それから、マンボという喫茶店でお茶をして帰る。このコースが2人にとっての贅沢なひとときなのであります。

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読書:走ることについて語るときに僕の語ること

「走ることについて語るときに僕の語ること」村上春樹・著。

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村上春樹が好きな時があった。ワオ、20年前だ。
「ノルウェイの森」を一気に読み、それから前にさかのぼって読破。それがいつの日にか、読まないでいた。たぶん、私が読む本がビジネス本に傾倒したからだろう。

このまわりくどいタイトルが村上春樹らしいなとニヤリとしたが、これは村上氏が好きな「レイモンド・カーヴァー」という人の短編集のタイトルを使わせてもらったと記してあった。

これほど、ピタリとくるタイトルが他のところにあったとは。
村上氏が「走る」ことはあまりに有名だが、彼は1982年から走り続けている、そして、、、ある年齢からタイムが伸びなくなる。もっと言うと、後退する。それまでに経験した事のない世界に突入する。

そういう事は、あまり書きたくない事だろうと思うが、この本ではその切実な思いが、きちんと丁寧に書かれている。走ることと年を重ねること。

私は走り始めてまだ間がないから、今は成長期だが、他の分野では自分の減退を感じることは多々ある。それとどう向き合えばいいのか。

そして村上氏がある大会に出て時の目標「ゴールインすること、歩かないこと、それからレースを楽しむこと」私も同じです。最後の「レースを楽しむこと」は、これまで考える余裕すらなかったが、ここの文を読んでハッとした。「楽しむ」これが本当は大事なんだなー。

ぐふふふ・インドー

以前から興味があった「インド」に、とうとう来年2月行くことになった。本日、申込金を振込み、「行きます」という正式表明を。

ランチに「地球の歩き方インド」という本を持参し社員らに見せる。

それを読んだ社員らがおもしろがって「狂犬病に注意だってー」とか「下痢対策ー」とか、お食事時には不適切な話題で盛り上がり、、、「俺は絶対に行きたくない」という話で終わる。

なんか、私も自信がなくなってきた…。

足の治療 & 横浜

2週間ほど前から左膝裏に違和感が出ている。
走って痛めたのではない気がする。会社で椅子に座っていて痛めたように思うが、そんな事(座っていて痛める)って事があるか?

東神奈川駅前で弟が営む「おやま治療院(現在はおやま調整院)」に行って診てもらう。
「肉離れになりかけ」のようだ。
「筋を無理に伸ばしてない?」というので、日常生活を考えてみる。そういえば、仕事中に癖で足の裏側を伸ばしているかもしれない。

膝裏の、いったいどの部分が痛いのか、それさえもわからずにいたが、弟が「ここだな」と軽く手で触ると、「あ、それだ」と痛い部分がわかる。不思議ねー。

それで、少し触ってくれて(私にはどうも触っているとしかわらかない)
「はい、治療しました」とな。
ギュっとかボキッとか絶対にしないのね。ただ手で触っている感じ。
「エー、もうおしまい?」という感じ。

それで「立ってください」「歩いてください」と言われてその通りにすると、ちっとも痛くない。実に不思議なのであります。もし、マラソンなどで痛めた部分が気になる方は一度、訪ねてみてください。

それから「走り方」について見てもらう。私の「走り」は力が入っている。どうやったら力が抜けるのか?そういったところを見てもらう。弟はいつもそういう研究をしているから、的確にアドバイスをくれる。

その後、ご飯でも食べようということで「横浜駅」に移動。「BAY QUARTER」という建物に入り、全席禁煙の「intervallo」でイタリア料理をいただく。

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弟は治療をするようになってからは、酒・タバコをやめ、さらにカフェインをいっさいやめ(コーヒー、紅茶、緑茶、etc)、自分の身体を良い状態に保つための努力を怠らない。そのストイックさは真似が出来ない。弟の嫁は大変だろうと思う。そういう日頃の努力があって、このような、ちょっと魔法(?)的な治療が出来るんだなー。

戸田マラソン in 彩湖 2007

「戸田マラソン in 彩湖 2007」(ハーフ)に出場した。

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JR埼京線・北戸田駅で下車。送迎バスに乗り会場へ。
会場の「彩湖・道満グリーンパーク」は美しい公園だ。大会は予想したよりも大きな大会。

昨日のフルマラソン完走クラブで、おおよそ15km走っての本日。こんなに走った事がないから、ゆっくり行こうと思っている。1kmを6分で走れば2時間6分。これが私の目標。

ゴールはこんな感じ。ここを目指して走るのダー。

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昨日の練習会は寒かったので、今日は長袖のシャツを用意したが、思いのほか日差しは強く、長袖はやめて半袖と短パンで出場した。気温が高いからゆっくり行こう。

ゼッケンは、2851番。

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11:00スタート。
本日、ここに立てたことに感謝する。
皆さんも拍手!

スタート地点には、ゲストの「市橋有里」さんが手を振ってくださる。両手を上げて「フォー」などと叫ぶ。モチベーションは上がる。それほど広くない道に、ゆったりとしたペースでマラソンがスタートした。1kmが7分か7分半か、なにしろ、非常にゆっくりと始まる。それでも、少し行くと、ほぼ1km6分ペースに落ち着く。

このコースは実に美しい。
緑と、彩湖の湖面とを見ながら走る。

ハーフは、同じコースをほぼ2周する。
このごろはiPodを携帯することを止めている。

ペースを一定にするには、それなりに頭を使うので音楽を聴いている場合ではない。ペース配分を考え、体調を見ながら、次の計画を立てる。走りながら次をよむ。それなりに忙しい(つもり)。

給水は、あいかわらず下手だが、一気に飲まずに少しずつ口にふくんでから飲むことに気をつけている。

10kmの表示が見えても、それほど苦しくない。
15kmの表示が見える。いつもここからペースがガックリと落ちる。注意しないと。

15km過ぎると歩き出す人もチラホラ見える。この時期にしては日差しが強い。途中、2箇所(正確には1箇所×2周)でみかんを配っている。このみかんのひとかけらが、とても助かる。食べながら走るということも、訓練しないと難しいということを悟りながら、走る。

ゴールは会場内の美しい道を走る。

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結果は私の時計で(ネットタイム)
5km:28:50
10km:28:52
15km:29:21
20km:30:39
ラスト1km:5:15
合計:2:02:59

どうやら自己ベストの2時間3分程度のようだ。
特に最後の1kmが5分15秒というのは、最後に余力が残っていた証拠であり、何よりも嬉しい。もっといけそうな気になる。

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コーンスープを(無料で)配っている。引換券を渡して頂く。

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ランニング用品を安く売っている。大きな大会ではこういったお店が出ている。ここは充実。しまったなぁ。お金を持ってくればよかった。欲しいシャツがあったが金額足りず。

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この公園ではバーベキューをしたり、犬と散歩したり、イー感じ。

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帰りの送迎バス。オーっつ、長い列。
でもバスは何台も出ていたので、思ったよりも待たずに乗り込み北戸田へ。

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本日の記念品は大きなタオルと袋。

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家に帰ってから録画していた「東京国際女子マラソン」を見る。
野口みずき、強えー。

彼女は私よりも身長が低い。体格的には恵まれているとは思えないが、あの筋肉、あの走り。すごいねー。おめでとうございます。

マイルス・カフェ(超初心者ジャム)

池袋マイルス・カフェ(超初心者ジャム)に参加した。マイルス・カフェに参加したのは、これで15回目。「超初心者」は5回目。

本日はピアノが2人。1曲ずつ交代で演奏する。曲はいつもの「Now’s the Time」 。
マイルスから「大きくリズムをとる」ことを教わる。

これまでも「大きくとって」と言われていたのに聞いてない。というか、大きくとったら弾けなくなる、と思って、コッソリ小刻みにリズムを刻んでいた。マイルスに背後から肩に手を置いてもらって、大きくとる練習。あ、出来るかも。

速いテンポの時には「大きく」とらないと付いていけないんだ、ってことが少しわかった感じ。あとは身体が覚えるまで練習だな。

今日はバイオリンの方がいらした。マイルスカフェは様々な楽器の方と演奏出来るのが楽しい。こういった場を提供して頂いてありがとうございます。

マイルスから(というか今回はアンクミ先生から)のメッセージ:「すごく良かったです!着々と上達してとても嬉しいです(^^) ベースのコピーは続けてみてくださいね。初心者クラスの曲も練習し始めてみてください!」

アンクミ先生から、「ベースを耳コピーをするべし」と教わりやってみた。効果があるみたい。続けようっと。

フルマラソン完走クラブ(13回目):代々木公園ランニングクリニック

フルマラソン完走クラブの「38回 代々木公園ランニングクリニック」に参加した。

9月の高尾山マラニック以来で、少し間をあけてしまった。本日は織田フィールドでの練習、それと代々木公園とその周辺を走る。

本日は寒い。もう冬なのねー。季節感がわかってない私は最初から半袖と短パン。ちょっとブルっとしながら、それでも少し身体を動かすと暖かくなる。

ゆっくりのジョギングと準備運動の後は、織田フィールド内のトラックをそれぞれのスピードで1kmを走り、速度に応じて組分けされてファルトレックというトレーニングを代々木公園とその周辺で行った。坂道を走ったり、スピードを上げたり、落としたり、そういうトレーニング。20分を3セット。私は毎回、一番遅い組で参加。坂道を走ってはヒーヒー・ゼィゼィ。それでも皆さんと走ると、途中で止めるわけにもいかず付いていく。練習になる。

そして、なんだかんだと10km以上(14km近く)走った後、最後の1kmは自分の最大のスピードで走る。ペースメーカーが付いてくださる。私は4分のスタッフ(選手)の後ろ姿を見ながら、そのさらに少し後から付いていく。すると、これまでの最高の4分40秒でゴール。少しずつ….力が付いているようだ。

フルマラソン完走クラブの練習の後、同じく代々木公園で練習していた「内藤新宿300RC」の皆さんと落ち合い、一緒に昼飯へ。マラソンの話を思う存分出来ることが実に楽しい。モチベーションは上がる! がんばるゾ!

写真へリンク
右の方のTシャツと短パンな私
最後尾が私
こちらも一番後ろから
ここ坂道なんだけど、わかる?(必死なアタクシ)

読書:徳川将軍の意外なウラ事情

「徳川将軍の意外なウラ事情 」中江克己・著。

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この頃、歴史がおもしろい。
「徳川将軍家十五代のカルテ」を読んでみて、そういえば学校で学ぶ江戸幕府は、せいぜい、家康、家光、家綱、吉宗、慶喜あたりをサラリとやる程度だったことに気づき、もっと読んでみたくなった。

この本、おもしろい。
タイトルの付け方が疑問調なのだ。

例えば「第1話 家康はなぜ「徳川」を名のったのか」から始まる。
最後は「第80話 江戸帰還後、慶喜はどうしたのか」で終わる。

すべての将軍に対して疑問のタイトルが付いている。読んでいると、あーあ、徳川将軍のなーんにもわかってないんだなぁーという実感。今の時代とは違って、子供が生まれても元気に育つ確率が低い。本家にお世継ぎがない時のための、御三家であり、御三卿という制度。

それらが出来上がる事情が興味深く描かれている。これを読むと、またさらに徳川の時代を読んでみたくなるから不思議だ。

第4回:Aさんを囲む会(Tチャン主催)

IT系の経営者Aさんを囲む会が丸ビル「ななは」いつもの丸テーブルを囲んで開催された。
AさんとTチャン以外は全員女性という華やかな会の4回目。

Aさんのエネルギーには圧倒されっぱなし。
そんなAさんから(意外にも)「男性は優しさに弱い」という言葉が出たのは非常に印象的。 私の世代(より上)の女性は「男性は強いもの」と思って生きてきた。だから女性は守って欲しいと思うのだが、実は男性も優しさに弱い。 当たり前だが、人間として同じなんですね。

日本人がイメージするアメリカとは異なるアメリカの一般的な話を聞くのは興味深い。

それにしても、ここに集う女性達がまた美しく、そしてパワフルなんですねー。すごいパワーなんだなー、これが。