御礼:小山小学校PTAさま

以前、こちらのブログに、気仙沼市唐桑の畠山重篤さんがNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演されたことを記した。

それをご覧になった相模原市の小山小学校PTAの方がご連絡をくださった。
小山小学校は創立10周年という若い小学校だそうです。

昨年の震災後に立ち上がった23年度のブロックでは、会長さんの熱い思いで「心をひとつに思いをつなごう」というスローガンで活動されました。

そしてこの1年を振り返るにあたり、畠山さんの活動、体調を崩された後は息子さんに牡蠣の養殖を任せる「父としてのあり方」、そしてお母様が畠山さんを支え続けた「母としてのあり方」、「海を信じる」「海をきれいにするために、森を育てる」などが親として、教師として学ぶことが多いということから、ある会でこのことをとりあげることにしたそうです。

ところが、録画したものが映らないというトラブル。
手を尽くしたがどうにもならず、NHKにも問い合わせたが見ることが出来ないため、もし、録画が残っていたら譲って欲しいというお問い合わせ。

残っています!
でも・・・私のハードディクのタイプが少々古くて、うまくDVDに書き出しが出来ずに何度も失敗をしています。

「これは何とか成功させなくては!」
と言ってくれたのはダンナです。
私は録画を見たら、すぐ消すタイプで、保存とか保管とかチャレンジしたこともなかった。

ダンナがあれこれとネットを調べまくり、別の録画していたものでテストを重ねて、
「行けそうだ!」とな。
「すごーい!」と私。

結局、色々してくれたのはダンナですが(^^;
私から送信をいたしまして、
そうして、会は無事に、そして有意義に終了されたそうです。

御礼のプレゼントが届きました。ありがとうございます。恐縮しております。

PTAの皆様が気仙沼を取り上げてくださることは本当に嬉しいことです。
直接に、気仙沼をご存知の方がいらしたわけではなく、その活動を知った方が感銘されての企画だそうです。

同じ気仙沼の出身として、畠山さんの活動はとても誇らしいものです。
畠山さんだけではなく、気仙沼にはすばらしい人材がたくさんいます。
その人達が、自分の道を一生懸命に一歩、また一歩と進んでいる姿は、見る者に感動を与えます。

それでも、まだまだ立ち上がることも出来ずに苦しんでいる方も多いということもまた事実なんです。

そのような被災地をどうぞ忘れないで、心の片隅に置いてください。
仮設住宅やみなし仮設で不便な生活をしているけれど、元の暮らしに戻れるようにという希望を持って生きていけますよう、どうぞ、今少し暖かく見守ってください。

小山小学校PTAの会長さん、皆様、本当にありがとうございました。

気仙沼の情報をいくつか

東京に住んでおりますが、気仙沼の地方新聞「三陸新報」を購読しています。
気になる記事をいくつか。

気仙沼小学校の避難所ではじまった「ファイト新聞」は避難所閉鎖とともに終了となりましたが、「1周年号」という復刊を決め、月1回ペースで制作を続けていくことにしたそうです。
また、保護者らによる「一般社団法人ファイト新聞社」が立ち上がったそうで、今後の活躍をお祈りします。

早稲田大学は、4月から気仙沼の戻りガツオをテーマにした講座「震災復興のまちづくり」を開き、年間を通した授業を行い、気仙沼にも遠征するそうです。戻りガツオのブランド力アップを考えるそうです。記事によると気仙沼市と早稲田大学は震災前からまちづくりを通じて交流があったとのことです。

また、「日経新聞」によりますと、
東京海洋大学は、気仙沼市と包括連携協定を結んだそうです。
気仙沼市内にサテライトオフィスを設置し、水産物の流通や販売方法を研究するほか、人材育成や街づくりで協力することで復興を支援するそうです。

東京都江戸川区は、土木・建築職員を気仙沼市に派遣するそうです。
4月から1年間、気仙沼市に江戸川区職員を9名(土木や建築を中心に専門技術を持った職員)を派遣し、復興に伴う新たなまちづくりのための応援をするそうです。

いま被災地の人口の流出が止まらない中で、このような支援をしてくださることは、大変にありがたいことです。