読書:「IT断食」のすすめ

「IT断食のすすめ」遠藤功、山本孝昭・著。

帯の文字は「なぜか忙しい」あなたの職場、「IT中毒」にかかっていませんか?

何をかくそう、小太郎を飼うきっかけの一つが、当時(いまから約10年前)IT中毒にかかっていると思った私は「癒しを求めていた」ということもありまして、IT中毒症状を起こしやすいのでございます。

特に震災後は、ツイッターやmixiから、気仙沼情報を探して彷徨っていたわけでして、この本を書店で見たら読まずにはいられない(^ー^)。

冒頭には、「あなたもこういう症状はありませんか?」といったような事例が紹介され、おもわず「ある、ある」と思っちゃいます。

後半には、このようにすれば「IT中毒から脱却出来ます」と処方が記されている。

一日の時間の使い方を「見える化」してみよう。(中略)そしてその中で、自社の商品やサービス向上に直結している時間はどれくらいあるだろうか。「三現主義」と謳われている「現場」「現物」「現実」に関わる時間がどれだけあるかがポイントとなる。(中略)現状が把握できたら次は、理想的な組み合わせを考えてみる。

実は最近、ツイッターとFacebookを控えている。
すると、本も読めるし、曲も作ったりしている。

私は、Niftyにはまった頃(1993か1994年頃でしょうか)から始まり、インターネットのネットワーフィンにはまり、メーリングリストにはまり、これだけはホドホドにしておこうと思ったツイッターも、あの震災で重宝してからはまり、とにかく中毒症状が出やすい。仕事がらパソコンの前にいる時間が圧倒的に長いこともある。

自分なりの処方箋として、ジョギングをはじめ、一度はやめた日経新聞の定期購読を再開し、バンド活動を再開し、なるたけアナログを取り戻そうとしている。

しかし、いままた中毒症状がひどい時だったので、この本は処方箋として効きました。ちょっと危ない?と思ってる皆様、お試しください。