春は、はじまりの季節

友人から連絡をもらっていた。
お嬢さんの東京でのアパートを決めるのにアドバイスくれないかと。
アパート探しですか。ドレ、私も参りましょうゾ。

というので、本日、いらっしゃいました。
とても利発そうなお嬢さん。

大学進学を目指していたけれど、方向転換して、専門学校で実務に近い形で学ぶことにしたそうです。
浪人して来年、再チャレンジする道もありましょう。
実践的な事を学んで、早く社会に出る道もありましょう。
どの道が正しいのか? どの道も正しいのです。

人には自分ではどうにもならない「運命」のようなものがある気がしています。

この春、希望する大学や会社に合格しなかった皆様も大勢いらっしゃいましょう。
そういう「運命」を受け入れて、次の道を探して、とりあえず1歩を踏み出す勇気を、大人は後ろからソッと(時には、ガツンと)後押しすることも必要ではないでしょうか。

そこに「思い」をとどめてしまって身動きとれなくなっては、可能性がたくさんある「若い芽」がもったいないと思うのです。

専門学校の試験を受ける間に私と友人が不動産で目星を付けて、私も一緒にアパート物件に立ち会い、これまた運命的に良い物件に巡り会い、今日は良き日となったのではないでしょうか。

私も専門学校の案内まで同席させて頂いて、その設備の良さに驚くばかり。
私と友人は「もう一度、学生になりた〜い、ここで学びた〜い」と思った日でございました。

私も若い時に結婚していたら、このくらいの娘や息子がいたかもしれない。
子の親として大変でしょうけれど、責任を果たす友がまぶしく見えた日でもありました。