3.11から1年が経ちました

昨年のあの日の前に戻れたら、、、
そう思って暮らした1年でした。
もう戻れないことはわかっているのに。

母のアパートの、目の前の大川には白鳥がいます。
そのおだやかで優しい日常。

あの大地震の時刻、目の前の道路に車が停車して、中から人が降りて、みなで黙祷する体勢です。
母とダンナと私の3人も立ち上がり、静かに黙祷をしました。

追悼のイベントが色々あるだろうに、なんだろうか、3人とも人の中に出ていく気分になれなくて、コタツに入って、あの日の事を話して、もう何度も繰り返し話している内容をまた繰り返して、、、。

「母と家族が無事だった」ことを心の底から感謝した。

夜は、弟と甥も交えて食事を。
(もう一人の甥と嫁は、剣道の試合で遠征しています)
またまた、あの日の事を話して、どれくらい繰り返して話すのだろうか、でも話さずにはいられない。

22時過ぎ、深夜バスで帰るダンナを気仙沼駅に見送りに行くと、空に「光プロジェクト」の光の柱が3本。
「あった!あった!」と私。

本町橋のたもとからも光が見えて、魚町から見たらどんなでしたろうね?
ダンナを駅で見送って、本町橋に帰るまで何度も上を見て、光プロジェクトの柱が優しい光を放っています。
写真は撮らずに私の心に焼き付けた。ありがとう。