CD:時のないホテル

先日、「Macで音楽クラブ」の2次会で話をしていた時に、どういう経緯だったかわからないけれど、

「ユーミンの『時のないホテル』がいいんですよ」と、普段ユーミンを聴かなそうな人達が話していた。

「エエエ、そうなの?」

なんだか、とても気になって iTunes Music Storeを見ると、このCDはダウンロード出来なかった。これは益々気になるわ。

「我々のように音楽好きな者までがCD買わない時代っスよ、これじゃ音楽業界も大変だ」ってな話をしたばかりで、

「音楽やるならCD買おうゾ」とばかりに、ポチ。
(そういえば、昨年なんか1枚も買ってなかったと反省しつつ)

昨晩届いた。
聴いた。

あ〜〜〜、これ、昔々、聴いてたわ。

私は女子大の寮に住んでいて、そこは4人部屋で、部屋にコンセントがない!
そこで、みんなでお金を出し合って電池を買って、一つのラジカセを4人で聴いてた(なんか、すごーい時代のように思えるけれど、1979年、1980年頃の話)。

当時は、ユーミン、サザン、オフコースが女子大生に人気で、これらのLPからカセットに落としたものを繰り返し繰り返し聴いた。その一つがこれだ。

熱心に聴いてたわけでもなく、当時はバンドもやっていなかったし、軽く聞き流していたが、今、自分がバンドなんかやるようになって聴くと、全然違う印象を持った。

うーん、深い。

それに!
LP制作って、1曲目はどれで、次がどれでと、順番も大事なわけで。

デジタル時代になって、「飛ばす」ことが出来るようになったが、当時は1曲目から順序よく聴き、そこに制作者の意図を感じたり、なぜ?これが1曲目なの?なんて思ったり。

これはやっぱり、CDをちゃんと頭から順番に聴くというのも大事だなぁーと思った次第。

今年はCDも買いましょう。
ネットからのダウンロードだけじゃなくてね。