京都観光(2日目)

ホテルをチェックアウトしつつ、荷物を預かって頂いて、今日も観光です。

昨日、行けなかったところから参ります。
まずは「八坂神社」

そして、「円山公園」をブラブラ通って「知恩院」でかい。

知恩院の石段は、一段、一段が高いから、ダンナはそのたびに涙目です。どこを見てもでかい。

京都を「おだづなよTシャツ」で歩いております。

鐘も大きいですね。
ここもたしか10代の時に来ましたわ。不思議なものでよく覚えています。

それから「高台寺」に行こうとして歩き始めるとすぐに「長楽寺」というお寺がひっそりとありました。

ガイドブックを見ると「建礼門院」のゆかりのお寺のようですが、ほとんど観光客がいない。けど入ってみましょう。

ここも結構な石段が続き、マラソン後のダンナは辛いです。
この先に、小さな受付のようなところがあって、拝観料650円を払います。
ちょうど「遊行上人とその秘宝展」という特別展をしていて、そちらも込みの料金です。

ここで、建礼門院(徳子)が、髪をおろして出家したのだそうです。
建礼門院の塔もありました。

けど、このお寺にいる間じゅう、誰にも出会わなかった。穴場なのでしょうか?
来年の大河ドラマは「平清盛」というから、その頃は多くの人がいらっしゃるのかな?
上の方に、水戸藩士らのお墓があるようですが、まぁ、それはいいかと思いつつ、「市内を一望出来る場所がある」とか書いてあるので、もう少し行ってみることに。

道が2つに分かれていて、上へ上へと上がってみますと、まるで登山のような山道になってしまいました。どこから市内を一望出来るのだろう?と思ってる間に、結局、パスしようかと思ったお墓のところに辿り着き、結果的に全部を見てまわり、最後に、一般の方のお墓にたどりついた後に、先ほどの二股近くが、絶景ポイントだったわけで。急ぐ旅でもありませんから、ゆっくりと、また違った京都を楽しむことが出来ました。これぞ東山ですよね。

さて、いよいよ「ねねの寺」として有名な「高台寺」です。
いま、NHK大河ドラマで大竹しのぶさんがねね役を演じてます。
ちょうどこの時期、夜のライトアップをしているそうです。庭もライトアップ用に特別に「龍」を形作っていました。

それにしても美しい庭。

茶室も伏見城から2つを移築したそうです。
当時のものが、壁の吹き替えなどはしているようですが、柱というか土台などは残っているそうです。
もう一つは、珍しい2階建ての茶室もあります。千利休の設計によるものらしいが、利休亡き後に建てられているようで、どこまでが真実かはわからないようです。

庭を見ながら、抹茶を頂きました。500円。
普段、抹茶は全然飲まないのに、こういうところに来ると、飲んでみたくなるものです。

伏見城から運ばせたという「岩」を並べた庭を見ながら、まったり。
ここの横にもお茶室がありました。
珍しいにじり口から入る本格的なもののようです。

昼間の「ねねの小径」を歩いてみると、昨夜とは別のおももちです。
夜の方が良いように思いました。

昼はおそば食べましょ。
「京玄庵」さんに入りました。

美味しうございます。

これにて東山はおしまいにして、もう一つ行っておきたかったのが「金閣寺」です。あの美しさをもう一度。

バスに乗ってガーっと行くことにしました。
バスは、京都大学前を通り、同志社大学前も通り、さらに行きます。
京都の大学はキャンパスが広いですね。

バスを乗り換えて、今度は立命館大学の方向に行くバスで参りました。

「金閣寺」
「あれ、入り口ってこんなだっけ?」本当に10代の記憶って、断片しか残っていないのだわ。

そして、目の前に広がった「金閣寺」は圧巻です。
誰が撮っても絵はがきだわ。

やっぱり来て良かったと、そう思います。

修学旅行生もたくさんいます。私もあんなだったかしらん。
そのそばで、「ごまだんご」を食べるダンナ。美味しい(^ー^)

もう日が落ちてきましたけど「龍安寺」に間に合うかしらん?
「きぬかけの路」を歩いて行きました。
マラソン疲れの足を引きずるように歩いているダンナの疲労度は増し、口数も少なくなっています。

「龍安寺」で「湯豆腐を食べた」その記憶をたどって歩きます。
門は、やっぱり全然覚えてない(^^;

「龍安寺」と言えば、枯山水の「石庭」で有名ですが、自分の中ではもっと広かった気がしていました。そうか、このくらいだったか。

それでも玄関入ったところとか、断片的に覚えているもんですね。
「湯豆腐をお寺の中で食べた」と記憶にはあったのですが、正確には、敷地内ではあるが、お寺とは別棟の建物の中で頂けるようです。今日は17時の少し前という時間で閉まっていました。

大きな池です。
池よりも湯豆腐を覚えているということでしたか(^^;

私はあれから30年間、右往左往しながら生きていますが、あの時と同じ場所に、同じように「石」が、「樹木」が、そのままあるという、当たり前の事が不思議に思えます。そしてこれからも、ずっとこの地にあるのでしょうね。

また、金閣寺まで歩いて戻って、「12番」のバスで一気に「四条烏丸」まで行くことにしました。だんだん、バスの番号でわかるようになってきました。

乗車した時には車内はすいていて、すぐに座れました。相当、疲れていたのでしょうね、そこから爆睡です。あれほどまでにバスの中で熟睡したのは初めてではないでしょうか。

目が冷めると、あら、もうホテルの近くだわ。
ホテルで荷物を受け取り、新幹線は自由席で買ってありましたので、到着したものにスーっと乗りました。自由席で十分でした。これにて31年ぶりの京都旅行はおしまい。

つい数日前に思い立っての「そうだ京都、行こう。」の、行き当たりバッタリの旅は、とても楽しいものでした。観光ランも楽しいものですね。