「気仙沼などの被災地のお酒を飲んで支援しようの会」の第3回目がありました。
それも!
イタリア料理とのコラボです。
場所は、池ノ上の「ボンジョリーナ」さん。
店内は小さいながらも、とてもステキなイタリア料理店。
さぁ〜て、日本酒とのコラボはどのような感じになりましょうか。
主催の高山さん(女性)は、気仙沼市本吉町のご出身。
とても日本酒に詳しくて、
しかも!
今回のお酒も、ご自身が現地に足を運ばれて調達しているという、本当に本当にすごい方です。
なかなか入手困難なお酒も「頑張って調達しましたー!」って、すごすぎます〜。
そして、このようにお酒にまつわるお話をレシピにしてくださって。
ドンドンいきますよーw。
乾杯をお願いした三矢直生(みつや なお)さん。
元、宝塚の宝ジェンヌ!
その後、大検を取得した後に東京芸大を卒業したというすばらしい女性です。
近々、コンサートも予定されています。
2011年10月31日(月)アサヒ アートスクエアにて「30th アニバーサリーコンサート わたしをつくってくれたおんがく」
今日はご主人も一緒にいらしていて、お2人で歌ってくださいました。
これがですね〜、本当にすばらしい。
私はオペラを見たことがないけれど、これは見てみたいと思った次第です。
お酒は一ノ蔵の「ひめぜん」これをゴルゴンゾーラと一緒にどうぞと。これは合います!
お酒は男山の「伏見 男山」
気仙沼の地酒です。
震災後、停電になって困っていたところに「気仙沼の酒造りの灯を消すな」と発電機を持ち込んでくださったのが地元の有志の方々だそうです。震災を乗り越えました。
お酒は、角星(かくぼし)の「別格」
こちらも気仙沼の地酒です。
主催の高山さんの結婚式にもご用意したお酒だそうです。
でも「別」の文字にお父さんが憤慨したとかしないとかw。
こちらのお酒は、珍しい「鼎心(かなえ)」
大谷海岸近くにあった酒店「大越商店」さんが流されてしまった時に、わずかに残ったという貴重なお酒。現在は、高台にプレハブを建てて営業中だそうです。
ほとんどが「要冷蔵」のため、市内でも、なかなかお目にかかれないお酒だそうです。これは美味しい!
お酒は、新澤酒造の「ひと夏の恋」
こちらは大崎市のお酒です。夏限定のお酒だそうで、ネーミングもいいですね。
このお料理には、このお酒が合うと、高山さんが吟味してくださっています。
このセレクトが本当にすばらしい。
そして、日高見「希望の光」には、「絶対負けない石巻」のシールが貼られています。
お料理の最後にはこちらをと、一ノ蔵の「Again」
限定販売で1本しか入手出来なかったそうです。「お酒で仕込んだお酒」だそうです。
今日は、三矢直生さんのご主人のお誕生日。
皆さんと一緒にハッピーバースデーを。
飲みました、食べました。
とてもステキな会でした。
被災地の現状を話す機会も設けて頂きまして、まだまだ、全然進んでいない復旧・復興のことを話させて頂きました。
皆様からは、どのような支援がいいのですか?
という質問を受けました。
寄付をしても、被災地の皆さんに直接届いていないという現状において、どのような支援が一番嬉しいのですか?
被災地に数ある支援団体に、直接、寄付して頂くのがいいと思います。
それが一覧になっているといいですね。了解です。探します。なければ作りましょう。
そうして、このように被災地の商品を購入して下さい。
被災地の経済をまわして下さい。
被災地も、いつまでも支援によって生きるのではなく、自分で働いて、得たお金で生きていきたいのです。被災地の経済をまわすためにも、物資を送ることよりも、現地のお店で購入して下さい。
今晩いただいたお酒は、主催者の高山さんが、被災地に行って調達してくださったものばかり。
高山さんのこだわりとして、お手頃な価格で、日常的に日本酒を楽しんで欲しいということでセレクトしてくださいました。滅多に飲めない高級酒よりもごく日常にお酒を楽しんでください。
ご協力いただいたのは、高山さんの地元・本吉町の「大越商店」さん。
気になるお酒がありましたら、そして東京で入手困難なものが多いですから、お電話してみてくださいね。
東京の飲食店の皆様、被災地からもお取り寄せが出来ますから、どうぞ、置いてみてください。
宜しくお願いいたします。
大越商店
宮城県気仙沼市本吉町寺谷88-13
090-2601-0771
次の日本酒の会(第4回)は、9/10(土)表参道「たまな食堂」さんで、今度は和食ベースの「自然食」と日本酒のコラボです。
会費は、5,000円。
ご興味のある方は、私宛ご連絡いただくか、ツイッターで @chibita3 さんにつぶやいてくださいね。