本日付けで一人の社員が退社した。
私が創業した会社(有限会社ボニート)が、現テレパスと合併をするきっかけになったような社員であった。彼は、次のステージに向かって進むことに決めたんだ。
テレパスよりも大きな会社に果敢に挑戦し、上場している会社(IT業界では有名な革新的な会社)の技術部門のマネージャという立場で採用された。そのことは私にとっても嬉しいことだ。
彼が、「オヤマさん、いろいろな会社を受けてみると、テレパスが良い会社だってことに気付きます」と言ってくれたことが、大変ありがたい。
「テレパスは居心地が良くて、つい、このまま居てしまいそうになる」と何度も言っていた。
「いてくれていいんだけど…」と私が言うと、
「ここにいた方がいいのかもしれないけれど、どうしても、出てみたいのだ」と言った。
その気持ちはわからなくもない。
彼は若い。可能性がたくさんある。
合併前のテレパスから数えて、7年間在籍。区切りの時であろう。
それで私は(寂しい気持ちを押さえつつ)気持ち良く送ることにした。
でも、なんでしょうかね。不思議なことに、また一緒に仕事をするような気がしてならない。いつの日か、私も成長して、良い仕事が出来るといいな。